MASTER PIECE

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ちいさな独裁者

2020年10月14日 18時49分33秒 | 映画


久々にDVD鑑賞。
第二次世界大戦末期のドイツで、脱走兵のヘロルトは偶然、ナチス将校の軍服を発見する・・・

あぁ!!・・・これはアレですね、以前に観た「es」とかの人間の闇部分を描いた作品。
立場と権限を持ったら人間はとことん残酷になれるっていうやつ。
「es」は人体実験でしたが、これは極限状態の戦争中であって致し方無い気もします。

脱走兵が生きるか死ぬかで選択するなら、100%生き残る手段を選ぶはず。
それが単純に人道的か人道的じゃないっていう単純な問題とも違う気がする。。。



しかもこれが実話っていうから驚きです。
まさに「事実は小説よりも奇妙」っていうことかも。

まぁこの主人公よりも正義とか倫理観を持ったちゃんとした人物が多く出てくるので救いにはなります(笑)



人は見た目が全てっていう、ある意味酷く残酷な作品でした。

3回目の松山 (2)

2020年09月10日 17時30分23秒 | その他


 

やっぱりコロナの影響か、熊本と似たような人出状態でした。
また有名ラーメン店も休業中・・・
思ったほど一人で食事できる所は少ない・・・

 

次の日、朝から定番の松山城へ。

 



 

石垣横の小道から右へ曲がったらこのロケーションでしょ・・・
滅茶苦茶いい(かっこいい)お城だと思います。

 

ちょっと休憩して水分補給。

 

一昨年いた猫が去年いて、また今年も同じ場所に寝ている・・・
地域猫で誰か世話していると思いますが、猫を大切にしている街や人々って素晴らしいです。



 

思ったほど暑くは無く天守閣の中は涼しい・・・(風が中を吹き抜けるから。)

 

 

 



 

飛行機に乗る前に昼食にて「アサヒ」の鍋焼きうどん。
滅茶苦茶甘い出汁で、「あまいんじゃね?」って思いましたが。
卵と肉とネギのうま味が合わさって最後は汁まで飲んでしまった・・・
これがソウルフードなのか・・・普通に美味しかったです。

 



一日ぶりに帰ってきたら飼い猫(すずちゃん)がお出迎えしてくれた。
一日家を空けただけなのに一年ぶりに会ったような騒ぎかたをする・・・
猫好きにはたまらない「あるある」ですね(笑)


3回目の松山 (1)

2020年09月10日 16時32分17秒 | その他


一年ぶりに愛媛県松山市に旅行。旅の出発は地元のJR水前寺駅から。

福岡空港から40分で松山空港へ。



 

飛行機に乗るときは左翼側の席が多い・・・



 



空港から40分かけてバスで道後温泉へ。 白鷺が温泉に入っていたという伝説があるらしい。
熊本は鹿が温泉に入っていたという山鹿温泉があります。(滅茶苦茶いい温泉です。)

 

  

白鷺じゃなくて火の鳥?               「吾輩は猫でR」いいセンスだと思います(笑)



メインの道後温泉本館。

 

せっかくだから「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」に入ってきました。
コロナの影響で客は少なくほぼ貸し切り状態でした。

 

商店街にて名物のみかんゼリーを買ってきた。
左は一つ税込みで330円 右は税込みで486円 この差は何か店員に聞いたら
「八寿」が高級品だそうです。誰でも必ず満足するらしい・・・



ホテルの部屋から「萬翠荘」が見える・・・
ホラー映画の館みたいですね(笑)

猫の優しさ。

2020年08月20日 11時46分15秒 | その他


飼い主に蝉を持ってきてくれるけど・・・
蝉は食べません。(それでもちょっと嬉しい!!)

ハリーとトント

2020年08月08日 19時19分44秒 | 映画


1974年のアメリカ映画。 
1974年っていったらアメリカンニューシネマの時代。
若者が主役の、やれ「古い価値観なんてクソくらえ!!」だの
「30歳以上は信じるな!!」だの過激で暴力的な描写が多い新しい価値観の映画が多く作られた時代に
のんびりほのぼのした老人と猫のロードムービーって・・・観てみた感想ですが。

深いです・・・深すぎてラストは号泣てしまいました。(笑)

72歳になるハリーは猫のトントとニューヨークのアパートで暮らしていましたが。
アパート取り壊しにより退去することになる。 最初は長男の家に引き取られるも居心地が悪くなり・・・

簡単に言うと老人と猫が旅に出る話(笑)

この映画で特異なのは若者が旅に出る理由(人間的に成長する自分探しの旅)とは違い。
自分の人生で関わってきた人達との関係の再確認である事。(それもまた自分探しの旅だと言えます)

息子家族との関係、孫との関係、長女との関係、次男との関係、親友との関係、昔の恋人との関係。
旅で出会った家出少女との関係、インディアンとの関係。

そして一番は相棒の猫(トント)との関係。

ラストはやっぱりそうなっちゃうんだね・・・予感はしてたけど・・・
しかし予想以上に暗くならないハリーさんの海岸のシーンで号泣!! あぁこれが最高のラストなんですね。

滅茶苦茶いい映画でした。