読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

質草破り 濱次お役者双六 二ます目

2012-08-11 | 時代小説
質草破り 濱次お役者双六 二ます目 (講談社文庫)
田牧 大和
講談社
『訳ありの住人ばかりが集う、通称“烏鷺入(うろいれ)長屋”に引っ越した役者の濱次(はまじ)。その家主で質屋のおるいは、筋金入りの“芝居者嫌い”だった。ある日、金を借りに来た三味線弾きの豊路に、おるいは意外な、けれど芝居で大切な役割を担う「あるもの」を質入れしろと言う。濱次シリーズ第二弾、待望の文庫書下ろし。』


濱次シリーズ第二弾。初めて文庫書き下ろしで。

相変わらず、人物設定がよくて、ストーリーのよくない田牧さんなのだけど、これは芝居が舞台なので、より周辺情報も楽しめて及第点。
浄瑠璃と歌舞伎の三味線の違いは、言われてみればなるほど。
どうも濱次は大名題までいくらしい。
先は長いが楽しみと言っておこう。
なんだかんだ言いながら田牧さんの本は全部読んでる気がする・・・。


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