読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

2016年10月の読書記録

2016-10-31 | その他
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:6830ページ

悪魔のソナタ (角川文庫)悪魔のソナタ (角川文庫)感想
ストーリー自体はあまり好きではないのだけど、エジンバラ、ヴァイオリンが好物なので読み終えた。エジンバラは街中が世界遺産=この小説の舞台の19世紀がそのまま遺っている街なので懐かしく読んだ。次作もあるらしいが、さて・・・。
読了日:10月29日 著者:オスカル・デ・ミュリエル
シグマフォース シリーズ9 ダーウィンの警告 下 (竹書房文庫)シグマフォース シリーズ9 ダーウィンの警告 下 (竹書房文庫)感想
上下、一気に読了。シグマシリーズ第10作にあたる。本書はより身近な遺伝子組み換えについてで、より切実に感じられた。ロリンズ処女作の『地底世界 サブテラニアン』は未読だが、本書で活躍のシグマ隊員ジェイソンの子供のころの南極での話らしく、読まなくてはなるまい。
読了日:10月28日 著者:ジェームズ・ロリンズ
シグマフォース シリーズ9 ダーウィンの警告 上 (竹書房文庫)シグマフォース シリーズ9 ダーウィンの警告 上 (竹書房文庫)感想
相変わらずうまい! 一気に下巻へ。
読了日:10月28日 著者:ジェームズ・ロリンズ
死の天使 (ハヤカワ・ミステリ 1383)死の天使 (ハヤカワ・ミステリ 1383)感想
1980年の著作。カリブ海もの。ミステリーというより冒険小説。ハリケーン2つも加わって。いわゆる冒険小説より甘いというか生ぬるいが、気晴らしに読むのには十分。
読了日:10月26日 著者:パトリシア・モイーズ
ブルー・ムーン亭の秘密 (ハヤカワ・ミステリ文庫)ブルー・ムーン亭の秘密 (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
ミステリーとしては凡庸なのだが、なぜか引き込まれて読んでしまう。著者70歳。ティベット最後の作品。
読了日:10月26日 著者:パトリシアモイーズ
秋萩の散る (文芸書)秋萩の散る (文芸書)感想
処女作『孤鷹の天』の時代の短編集。遣唐使、橘奈良麻呂の乱、老後の道鏡等、面白い人物造形で、資料の少ない中想像力の豊かさを感じる。
読了日:10月24日 著者:澤田瞳子
猫に知られるなかれ (ハルキ文庫)猫に知られるなかれ (ハルキ文庫)感想
リアル書店で平台にあって、ジャケ買い、題名買い。戦後すぐの混沌とした東京が舞台で、その時代の情報を意識的に避けてきた私には興味深かった。文庫になったということは次作が出るということなのだろうか? 続きが読みたい気はするが著者にその力があるかどうかは知らない。暴力シーンはなくてよいが、それが著者の特徴なのかな。
読了日:10月22日 著者:深町秋生
所轄―警察アンソロジー (ハルキ文庫)所轄―警察アンソロジー (ハルキ文庫)感想
柚月さんの佐方"検事"が入っているので購入。それぞれいい。今野さんは臨海署の安積さん。
読了日:10月19日 著者:薬丸岳,渡辺裕之,柚月裕子,呉勝浩,今野敏
ブラタモリ 3 函館 川越 奈良 仙台ブラタモリ 3 函館 川越 奈良 仙台感想
ブラタモリが本になって3冊目。奈良が入ったので購入。案内人のコラム等、番組をより深く再現していてGOOD! 奈良は歴史がわからないと意味がわからない=簡単な年表もついてきます。もちろん他の都市も楽しいですよ。
読了日:10月19日 著者:
流鶯: 吉原裏同心(二十五) (光文社時代小説文庫)流鶯: 吉原裏同心(二十五) (光文社時代小説文庫)感想
「裏同心」を希望する女性の謎は置いておいて、汀女の気持ちがわからない。というか、ここでもいやだという感想が多かったように思うのにあえてそういう場面を作る佐伯さんの気持ちがわからない。男性はこういう幹次郎に共感を持つのか?据え膳食って何が悪い?って??(ほんとうに据え膳食うかどうかは次号だが、こういう場面を設定することがすでにいや)
読了日:10月15日 著者:佐伯泰英
大癋見(おおべしみ)警部の事件簿大癋見(おおべしみ)警部の事件簿感想
何回読みかけても読み通すことができないので、読んだことにする(笑) もう少しうまくパロってあるのかと思ったが、このテイストは私には合わない。
読了日:10月14日 著者:深水黎一郎
エデンの祭壇(下) (扶桑社ミステリー)エデンの祭壇(下) (扶桑社ミステリー)感想
ロリンズはめでたしめでたしで終わることが分かっているのでとても楽。こういう研究をやっているところが現実にある?ない? あるかもしれないと思わせる怖さ。
読了日:10月13日 著者:ジェ―ムズ・ロリンズ
エデンの祭壇(上) (扶桑社ミステリー)エデンの祭壇(上) (扶桑社ミステリー)感想
ロリンズのノンシリーズ。ほんとにそこまでやってる?と思わなくもないが、ページターナーで面白い。急いで下巻へ。
読了日:10月12日 著者:ジェ―ムズ・ロリンズ
九十九藤九十九藤感想
話がうまく行きすぎて、どうも・・・。もうちょっと波乱万丈苦労してもいいんじゃないか? さらさらうまく行く分驚きも感動もうすい。
読了日:10月10日 著者:西條奈加
浮かんだ男 (創元推理文庫)浮かんだ男 (創元推理文庫)感想
昔ファンだったセーラ・ケリングシリーズ。"最終巻"ということで覚えているかしらという危惧のもと読んでみましたが、それは杞憂でした。上手に過去のエピソードも登場させ、実にうまい大団円! シャンディ教授の方はちょこちょこ読み直していたのですけれど、こちらのシリーズはちょっと沈鬱な雰囲気が苦手でしたが、最初から読み直したくなりました。1998年の著作。もっと早く翻訳してほしかったなぁ。
読了日:10月9日 著者:シャーロット・マクラウド
パードレはそこにいる (下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)パードレはそこにいる (下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
ほんとうにいいページターナーで一気読み。いい意味でアメリカナイズされている。次作も楽しみにできそう!
読了日:10月6日 著者:サンドローネダツィエーリ,SandroneDazieri
パードレはそこにいる (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)パードレはそこにいる (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
フランスやイタリアのミステリーは読まないのだが(合わない)、なんとなく目についてここでの評判も良かったので。何か問題を抱えた主人公というのは面白くないのだが、本書はしっかり本筋と結びついていていい。
読了日:10月6日 著者:サンドローネダツィエーリ,SandroneDazieri
燻り (角川文庫)燻り (角川文庫)感想
薄い文庫本に9編の短編集。最後ひねっているおつもりだろうが、読めてしまって面白くない。短かすぎるのだろう。
読了日:10月5日 著者:黒川博行
ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)感想
メアリー・カサット展を観てきたので『エトワール』(ドガのこと)を読みたくて。少しの事実を基にここまで描けるのが小説家なのだなぁ。他も興味深かった。
読了日:10月3日 著者:原田マハ
生か、死か (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)生か、死か (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)感想
ストーリーは割と早く見通せるのだが、主人公たちのキャラがいいのでどう解決を見るのかが楽しみで一気に読了。サスペンスもこのくらいが好ましい。〈英国推理作家協会賞ゴールドダガー賞受賞〉
読了日:10月3日 著者:マイケルロボサム
最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常感想
ありきたりの内容になるかなと思いながら読んだが、一歩も二歩も先を行く。先を行っているのは在学生か著者かはわからないが(笑) それぞれの学科の特色等、過不足なく描かれていて見事。実に面白かった。 一橋大卒の著者が藝大彫刻科在校生の女性と結婚した経緯も知りたかったな。 昔々奈良に古美研に来た彫刻科の学生と1日デートしたことがあったけど、今頃どこでどうしているだろう。
読了日:10月2日 著者:二宮敦人


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