読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

2023年3月の読書記録

2023-04-02 | その他
読んだ本の数:15
読んだページ数:5049

戦百景 山崎の戦い (講談社文庫)戦百景 山崎の戦い (講談社文庫)感想
このシリーズはよく知られた戦いでの個人の心象を深読み&深掘りするところが面白い。本書は天下分け目の天王山、山崎の戦いである。本当にこう思っていたのではないか、こうだったのではないかと思わせるだけですごい。
読了日:03月24日 著者:矢野 隆
三河雑兵心得【十一】-百人組頭仁義 (双葉文庫 い 56-12)三河雑兵心得【十一】-百人組頭仁義 (双葉文庫 い 56-12)感想
シリーズ11作目。百人組頭だそうである。侍大将とは細かいけれど越すのが難しい差があるようで。もうすぐ小田原征伐。世間が定まって来て少々つまらない。茂兵衛には百姓上りならではの予想外の戦略を繰り出してもらいたいのだが。次作は9月中旬予定。ついでに北近江の方は7月上旬刊行予定だそうだ。
読了日:03月22日 著者:井原 忠政
ネロ・ウルフの災難 激怒編 (論創海外ミステリ 295)ネロ・ウルフの災難 激怒編 (論創海外ミステリ 295)感想
激怒編、3編である。これまで知らなかったこともあり、ウルフファンとしては楽しんだが、前作の方が面白かった。短編はもういいかなと思っていたら次からは未訳長編だそうで期待!でもね…未訳には未訳なりの理由があるのだよね。
読了日:03月21日 著者:レックス・スタウト
村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」感想
原作は読んでいないのに安直かなと思いながら読了。著者の力量に参ってしまった。
読了日:03月18日 著者:森泉岳土
マティーニに懺悔を 新装版 (ハルキ文庫 こ 3-36)マティーニに懺悔を 新装版 (ハルキ文庫 こ 3-36)感想
新装版に気づいたので。やたらおっしゃれーな雰囲気のハードボイルド短編集。さらりとまとまっていて、気分転換にぴったり。8編。
読了日:03月16日 著者:今野 敏
維新断罪 -中小企業社長が喝破する、大阪の沈みゆく理由と再生私論-維新断罪 -中小企業社長が喝破する、大阪の沈みゆく理由と再生私論-感想
断罪ってほど断罪になってなくてちょっと残念。で、どうしたら維新の滲出を防げるのだろうと隣県住まいは思う。
読了日:03月15日 著者:坂本篤紀
ギャラリーフェイク (37) (ビッグコミックス)ギャラリーフェイク (37) (ビッグコミックス)感想
久しぶり。絵が変わった気がするのは久しぶりのせいかな。時事ネタを織り込むのが新鮮。
読了日:03月10日 著者:細野 不二彦
エリザベス女王の事件簿 バッキンガム宮殿の三匹の犬 (角川文庫)エリザベス女王の事件簿 バッキンガム宮殿の三匹の犬 (角川文庫)感想
前作ほどノレなかった。想像以上に王室が政治や外交に深く関わっているのがうかがえて、驚く。ケンブリッジ公爵家のドイツ訪問にはそんな意味があったとは。
読了日:03月10日 著者:S・J・ベネット
十手笛おみく捕物帳 (集英社文庫)十手笛おみく捕物帳 (集英社文庫)感想
また新シリーズ登場。なかなか当たりの出なかった新シリーズ(もちろん私的に)だが、まあまあ面白く読んだ。ちょっと五月蝿いかなぁ。
読了日:03月06日 著者:田中 啓文
メナハウス・ホテルの殺人 (創元推理文庫)メナハウス・ホテルの殺人 (創元推理文庫)感想
アガサ賞だそうで、懐疑的ながら読み始めたが、段々に調子が出てきて面白くなった。次作を期待するほどに。エジプトの観光案内もおさおさ怠らずw メナハウスホテルはカイロに現存するクラシックホテル。本書は1926年設定。
読了日:03月05日 著者:エリカ・ルース・ノイバウアー
寒波: P分署捜査班 (創元推理文庫)寒波: P分署捜査班 (創元推理文庫)感想
シリーズ③ 前作から間が空いて人物像など細かいことは忘れてしまっていたが、読むにつれ思い出してこれたのは幸い。このシリーズは難しい捜査を描くつもりはなく、P分署のメンバー一人一人を描きたいのだろう。21世紀は色々とフクザツなのだよ。
読了日:03月05日 著者:マウリツィオ・デ・ジョバンニ
メグレと若い女の死〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫 HM 16-3)メグレと若い女の死〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫 HM 16-3)感想
メグレは過去2冊しか読んだことがないが、新訳で出たので。これ1冊だけ読むと、メインのストーリーよりロニョンという《無愛想な刑事》を妙にメグレ警部が気にするのが不思議で、ひょっとするとロニョンはメグレより優秀なのかもしれないと思ってしまう。性格に難ありって損?
読了日:03月04日 著者:ジョルジュ・シムノン
危険な蒸気船オリエント号 (創元推理文庫)危険な蒸気船オリエント号 (創元推理文庫)感想
登場人物を覚えているうちにと思って、不本意だがシリーズ2作目を。蒸気船オリエント号ですって。登場人物がみんな幼稚でどうも好きになれず。その上犯人も動機も説得力がない。
読了日:03月03日 著者:C・A・ラーマー
マーダー・ミステリ・ブッククラブ (創元推理文庫 Mラ 13-1)マーダー・ミステリ・ブッククラブ (創元推理文庫 Mラ 13-1)感想
んー、まあねぇ、惹句には事欠かないのだけれど、特に主人公のキャラが好きじゃない。三十もなって落ち着きのない。ま、そうでなければ物語を運べないってことで著者の力量も知れる・・・。イングランド風なのだけど舞台はオーストラリア。次も買ってあるので読むには読むかな。ちょっとは成長してますように。
読了日:03月02日 著者:C・A・ラーマー
疑惑の入会者: ロンドン謎解き結婚相談所 (創元推理文庫)疑惑の入会者: ロンドン謎解き結婚相談所 (創元推理文庫)感想
シリーズ3作目。展開が速いので楽しく読了。本業結婚相談所はどうなるのだろう? 秘書も雇っちゃったし、部屋も拡張したのに。
読了日:03月01日 著者:アリスン・モントクレア




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