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俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

冬菊

2014-11-20 | 俳句・冬・植物




教会に冬菊あれば寄つてみぬ



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キク科の多年草。

普通種の遅咲きのものをいう。

寒菊とは別。







道を歩いていると、冬菊が咲いて朝日をいっぱいに受

けていた。

そこは教会の庭であったが、冬菊に惹かれて寄ってみ

た。





  清瀬
病院の隣病院冬の菊



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木守柿

2014-11-19 | 俳句・冬・植物




何鳥も来てはをらぬよ木守柿



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一つだけ残されている柿をいう。

小鳥のためにとってあるとも、収穫への感謝と来年も沢

山生るようにとの願いが込められているとも言われる。







葉が落ちつくした青空に木守柿が一つだけ残っていた。

そこには、何鳥も来てはいなかった。






晴天下歩く楽しみ木守柿



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山茶花(2)

2014-11-18 | 俳句・秋・植物




山茶花や雑木林を抜けてきて



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初冬の花が少ない時季によく目につくのは、人家に植え

られている山茶花である。

咲くそばから散り、木の下はいつも花びらが散り敷かれ

ている。







武蔵野の雑木林を散策して抜けてくると、道端に山茶花

が多くの花をつけていた。

その下はやはり早くも散った花びらが円をなしていた。






山茶花の白に先師を偲びけり



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落葉

2014-11-17 | 俳句・冬・植物




木洩れ日の落葉に所どころかな



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落葉樹は晩秋から冬にかけて葉を落とす。

その木から離れて落ちる葉や散って地上に落ちている

葉をいう。







落葉が散り敷かれていた。

その所どころに木洩れ日が差していた。






哲学をするにあらねど落葉道



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冬芽

2014-11-16 | 俳句・冬・植物




酒中花の冬芽に朝日至りけり



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冬に休眠している木の芽をいう。







酒中花という椿に冬芽が出ていた。

春に咲く花の芽が早くも意外にしっかりとしていた。






今のまま生くるつもりや冬木の芽



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