俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

枯蘆

2011-11-30 | 俳句・冬・植物


午後の日に枯蘆光放ちけり

冬が深まり枯れた蘆。葉が枯れても茎だけが水中や水辺に残り、物淋しい景となる。蘆の群生地があった。午後の日差しを受け、逆光で見ると枯蘆の穂が輝いて見えた。まるで穂が光を放っているようで、枯行くものにも最後の美しさがあった。

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枯蘆の道に迷ひし吐息かな


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