俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

寒雀

2024-01-25 | 俳句・冬・動物

 

 

人影にすぐ飛び去りぬ寒雀

 

 

 

 

 

 

寒中の雀のことをいう。

 

 

 

 

 

 

この頃は食べ物が乏しくなるので、雀は餌を求めて人家に近づく。

 

 

 

 

 

 

寒気を防ぐため全身の羽毛を膨らませて丸くなっている雀を「ふくら雀」という。

 

 

 

 

 

 

寒雀が細い枯木の枝に止まっていた。

だが、近づこうとすると、こちらの動きに気がついたのか、すぐに飛び去ってしまった。

 

 

 

 

 

風の中歩けばふくら雀かな

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (ふたこぶ山)
2024-01-26 19:16:01
寒雀・ふくら雀・詠むベきですね。朝に戸袋から出て
くることもあります。泊ったのでしょうか(笑)
庭のこぶしの木がお気に入りらしく朝からチュンチュン 呼ぶと応えるような。こぶしの芽を齧っていたのは流石に駄目よと。
一昨日の散策の結果を写真俳句にして会館に展示し
ました。二か月に一度の割で展示させて貰っています。 
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ふたこぶ山さん (819maker)
2024-01-27 00:53:30
いつも楽しいエピソードをありがとうございます。
写真俳句を展示されておられるとはすごいですね。
そのような催しがある会館とは恵まれていますね。
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