俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

冬雀

2009-12-13 | 俳句・冬・動物


佇(たたず)めば近づいてきぬ冬雀

雀は、冬は寒さで羽毛を膨らませ、着ぶくれたような姿になる。これを「ふくら雀」という。雨の降る中、誰もいない公園に佇んでいると、雀が十数羽舞い降りて近づいてきた。普通は人の姿を見るとぱっと逃げるのが雀だが、港の雀は人が餌をくれると思っているのだろうか。近づいてきたのには驚いた。

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冬雀ばらの根元に啄めり


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