ビオラのつれづれ記

大好きなお花のこと、
日常のちょっとしたことなどを書き留めています。

秋色

2018-09-19 17:27:22 | くらしいろいろ

ようやくちょっと涼しくなったかと思ったら昨日今日はまたまた暑い!

でも季節は間違いなく秋に向かっていることをお花たちが教えてくれます

     ムラサキシキブと呼んではいますが正式にはコムラサキが色づき始めました

         

      気が付いたら彼岸花の赤色が近所の川の土手や松林の中を彩り始めてました

      ↓はお隣の庭で顔を出している彼岸花

   

    キバナコスモスがますます盛んに咲いて          シュウカイドウも咲き始めました

      

 

 

 三島にある佐野美術館に浮世絵展を見に行ってきました

   東海道五十三次と言えば広重を思い浮かべますが

   広重より30年ほど前に北斎も同じ五十三次を描いていたと知りました

   この展覧会ではその広重の五十三次と北斎の五十三次を同時に展示するというものでした

見慣れた広重の五十三次は風景を主とした叙情的なものであるのに対し

北斎のそれは名所や名物などその地の特徴、人物や風俗に重点が置かれているのが興味深かったです

 たとえば私の住む原宿を例にとると↓のような表現の違いです

          広重

 

         北斎

  どちらも街道や宿場が整備され人や物が盛んに行き交うようになり

  社寺参詣を目的とした物見遊山をする人が増え旅の心得や名所案内などが出版されるなか登場したものであるという事

  旅をするのが命がけのこの時代広重や北斎の描く絵で行った気分を味わっていた人も多かったのではないでしょうか

  ネット検索で容易に遠くの地の情報を得られ飛行機や新幹線で簡単に遠くまで行ける今ですが

  これらの浮世絵を眺めながら江戸時代の旅人の気分を少しだけ味わえたような気分になりました。 

 

コメント (8)
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