笑顔浴

優しい時間

安堵と勇気

2020年08月19日 | Weblog

 

私の体調を ご心配くださる皆様

お気持ちに感謝しています。

本当にありがとうございました。

 

病院がCOVID19感染予防のため「面会禁止」で 

お見舞いに出掛けることもなく

日曜から のんびりと過ごせて 

何も考えられない 手につかない 落ち着かない状態から

日常を取り戻しています。

どうぞ、ご安心くださいませ。

 

金曜日に、医師から CT検査の結果説明と 今後の相談があります。

どのような選択をすればよいのか、迷いますが

母の希望をききながら

皆様に 助けていただこうと 考えています。

 

たかだか 3週間の過労で メンタル不調に陥りましたが

母を病院のスタッフに任せて 安心できました。

充分に睡眠をとり、お風呂でリラックスして

大好きな果実をほおばって、

身体を動かし 脳を休ませると、エンジンが かかり始めました。

 

話を聴いて、ねぎらってもらっただけで スッキリしました。

時々、心理カウンセラーの仕事が

お金をいただくほど 役に立つのか? と

自信を失うことがありますが

助けてもらうたびに、必要な存在と 再確認します。

 

8月11日(火)に、母の異様に変色した左足も発見し

これ以上は浮腫めないと思えるほどの両足を

翌日、済生会病院皮膚科で診て欲しいけれど

ベットから自力で 立ち上がれない母を

私はどうやって連れてゆけばよいか・・途方に暮れました。

 

前日の夜だけど、ダメもとで 

「介護保険を使わないホームヘルプ おふくの手」

 https://www.ohuku-care.com/%E3%81%8A%E3%81%B5%E3%81%8F%E3%81%AE%E6%89%8B/

へ、通院介助を申込みました。

「ケアマネさんに連絡したら、福祉タクシーを予約してくれるよ」

と教えてもらって、11時に福祉タクシーも来てくれることになりました。

10時に Yさんの姿を見つけた時、涙が出たのは 安堵したからです。

 

二人で実家に戻ると、母がベットから滑りおち

襖とベットの間に、不自然な姿勢のまま挟まって

身動きが取れない状態でした。

何時間この姿勢でいたのか・・・

両足は赤黒くなっていました。

もしも Yさんがいなかったら、私に何ができたでしょう。

 

うつろで 表情を喪失した母でしたが

「しんどい・・・」「しんどいですね」

「動きたくない・・・」「動きたくないですね」

「お水が飲めたので、大丈夫ですよ」

Yさんに受容され、お水も飲ませて貰って

福祉タクシーの若い男性が到着して

二人がかりで 車椅子に乗せてもらいました。

病院に向かう頃には、目に輝きが戻ってきました。

母もまた、たった一人で不安に耐えて、

安堵したのだと思います。

 

身体の状態は 変わらなくても、

近くに見守る誰かが居る心強さが 

現状を乗り越えてゆく勇気を

生み出すんだなあ~と実感しました。

 

 


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