笑顔浴

優しい時間

ジョイフルにて

2015年01月28日 | Weblog

 

火曜日は母の日

カーブスの中でスタッフさんに

「手を引いて」と母から依頼するのを見て

もう杖が手放せなくなったことを実感する。

 

ランチにジョイフルで 柔らかいメニュウを探した。

すき焼き鍋にうどんが入っているものを美味しそうに食す。

食後の珈琲にも慣れて来たようで、

私の真似をしながら緊張が減った様子。

そんな時に限って・・アクシデントも起きる。

「あれ、動かん~。壊れとる!」

店員さんに来てもらって、

珈琲豆が入っているケースと本体がずれてるのを直してもらった。

「珈琲豆が2粒、落ちて来たね」

ちょっと、どきどきした。

 

隣のテーブルには大学生のように若いビジネスマンが2人いて

手元の珈琲を飲むでもなく、

険しい表情でパソコンにカシャカシャ打ち込んでは

「ヤバイ!」 「マジかよ?」しか言わない。

時計を見た男性の「出るぞ」という合図で立ち上がり

猛ダッシュで駐車場を走っていく姿が見えた。

そんなに急いだら、危ないよ~ うまくいくといいね

 

私達の会話も、周囲の人が聞いたら?!な会話

最近、母が「一人で考えよったらわけがわからん」というので、聞いてみた。

「真剣に何を考えトン?」

「死ぬ時は、どんなんじゃろか?」

「死ぬのが近づくと、眠くなるんだって」

「死んだらどうなるんじゃろか?」

「ええ~?天国か地獄に行くかってこと?

 うちの宗派は、死んだ瞬間に阿弥陀仏の掌に乗るんじゃなかったっけ?」

「孤独死いうんじゃろ?」

「お母ちゃんのお葬式のこと?」

「あんたのことよ」

「そうねえ~。自分の布団で寝ている間に死ねたら理想的じゃあ。

お墓は欲しくない。せめて、差しあげる臓器を健康的に残さんとね、

でも、発見が遅れると手術に間に合わないか。 」

 

 

食後、今月末で退社するカーブスの若いスタッフさんにお菓子の詰め合わせを買った。

お返しをいただくほど高価ではなく、軽くサンキュウ程度がいい。

「お母ちゃんは、ここ(車内)におる、渡してきて」と先に言うので

「毎回、手を引いてもらったのは、私でしたっけね?」と促した。

「そりゃ、そうじゃ」とカンネンしたのか、一人で入って行った。

介護の手引きに書いてある。

周囲から<ありがとう>と感謝されるチャンスが増えると

自己肯定感が高まって、ボケ予防になる。

・・・何度も、お礼を言ってもらって 少しご機嫌の母でした。

喜んでもらって、よかったね

 


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