バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

シェイバー考続き

2024年01月13日 | リード

  今回試したいシェイパーは、リーズンスタッフのR1AとFoxKKの2本。R1Aは最近入手したので、自分用にはまだ数本作ってみただけだが、自分が吹くには太めかなぁ、という感じ。なので、これを少し細めにしてみたい。FoxKKは、一年半ぐらい前までメインで使っていたシェイパーで、少し太めのReedsnFB2を入手してからは使わなくなっていた。FoxKKのりーどは軽くて明るめの音で気に入っていたのだが、現在の楽器やボーカルのセッティング、あとはたぶん自分の吹奏感の好みが少し変化したことで使わなくなった。なので、このFoxKKを少し太めにしてどうなのか、試したい。

 まずは、R1Aの細め(ナロー)バージョンを作る。いつもと同じようにシェイパーをかけた後、片側をほんの少しだけ押し出す。

 目標は0.2㎜。押し出した部分をカットする。カットした部分の厚さを計測すると、0.33㎜。うーん、難しい。二枚目は、0.21㎜。

うまくいったが、安定してできるようになるには時間がかかるだろうなぁ。目安としては、サイドから両手の親指の腹で押して、その腹の肉で押し出されるくらいか。

 次は、FoxKKの太め(ワイド)バージョンを作る。まず、片方だけいつもと同じようにかけてから、もう片方をカットする前にカットした方を押し出す。こちらも目標は0.2㎜。

 R1Aナローを4枚、FoxKKワイドを3枚。残りの3枚は型通りのFox2。

Fox2は、リード作りを始めたときに使っていたシェイパーで、細身のシェイパーに替えてからは友人用に作る以外は使っていなかった。今回作ってみようと思ったのは、リードを作り始めたころと組み方やワイヤーの位置、削り方も変化しているので、現在作ってみたらどうなるだろうか、と思ったため。Fox2は、先端が広めで銀杏の葉のようなカーブを持ち、カラー付近からチューブ部分は割と細め。この形は、低音での豊かに響き、かつ第3オクターブ目が低めにならず吹きやすくなるように設計されているのかもしれない。リーズンスタッフのシェイパーだと6.2と比較的似ているような気がする。

 ということで、10本をとりあえず組んだ。

糸巻きは来週に予定。削ってみるのは来月以降になりそう。

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