バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

演奏会当日

2009年06月28日 | 日記
演奏会当日。昨夜は時々起こる偏頭痛のためあまり眠れていない。

今日は午後二時からの本番だが、午前中は仕事のため終わりしだいホールに向かう。
午後1時10分ホール到着。楽器を組み立ててお客さんがまだ入場していないステージへ行き音だし。十分に音だしする間もなく、午前中のリハの諸注意をメンバーの方に聞き、要所だけ合わせてもらう。あぁ、リードを調整したい、と思っていると、開場の時間になりお客さんが入ってきたので、控室にひきあげる。

控室で音だしの続き。リードがちょっと重いというか、鳴りが悪い気がして少し先端をナイフでなでる。いい感じになったのでそこでストップ。

中プロのハイドンのTpコンチェルトは、ソロの方のこれぞ古典という演奏と心地好い音色で至福の時間だった。リードも柔らかく鳴って申し分ない。これならベト7もいけるか。と、思った。

休憩時間にリードを少し調整した。これがいけなかった。柔らかくなりすぎた。1楽章の吹き始めはよかったのだが、なにしろ、ハイドンとベートーヴェンではかける息の圧力が違う。リードが息の圧力に負けてしまい、ピッチはうわずるしコントロールがきかない。上がって緊張していなければ何とかなったかもしれないが、緊張しているのでその緊張が音に出てしまう。このままでは、2楽章はどうなるか分からないと思いながら、曲は進んでいく。リードを交換しようと思ったのだが、なかなかそのタイミングがこない。1楽章の最後あたりで思い切って交換した。もう一本の本番候補のリードで、ちょっと張りが強いかな、と思っていたリードだった。

リードを交換してよかった。二楽章からは立ち直ることができた。一楽章は、動揺とあせりで何をやっているのか、あれだけ練習したことができなかった。メンタル面が弱いのが一番の原因だが、「策士、策に溺れる」がごとく「リード作り、リードに溺れる」であった。午前中のリハにのれていれば、リードの選択が変わっていたかもしれない。それも後悔が残る。

ぐだぐだと書いても演奏会は終わった。オケとしてのできがよかっただけに、自分のミスが情けないし、他のメンバーに申し訳ない。あぁ、ほんと悔しい。でも、皆で演奏するということが楽しいことには違いない。

さて、反省はここまでにしよう。明日から、何を目指して練習していくか。それが問題だ。しばらく楽器を吹くことを休もうかとも思うのだが、せっかく毎日吹いているのだから、ほんとに嫌になるまで続けることにしよう。このブログは書き始めてから毎日更新してきたが、そろそろ隔日または隔週にしようかとも思う。

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