バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

ヤマハ・スーパーボーカル

2009年07月04日 | ボーカル
以前にも書いたことだが、以前ヤマハに特注でスーパーボーカルを注文し、届いたものが違っていたことがある。それに気がついたのが、手元に届いてから1年も経っていたころで、1、2回試し吹きしたくらいでほとんど使ってなかったのだが、一応だめもとで連絡してみたのである。

そうしたところ、大変丁寧な対応をしていただき、作り直していただけることになった。購入したときは特注でも5万円弱だったのだが、昨年の暮れには値上がりしてたぶん特注だと10万弱ぐらいにはなったのではないだろうか。それだけに親切な対応に恐縮してしまった。そのときに、これから作りますので3~4カ月お待ちください、とのことだったが、本日、そのボーカルが届けられた。



前日に、担当の方からお電話をいただき、大変お待たせしてすみません、とのことだったのだが、親切な対応をしていただいたことにこちらからお礼を述べた。代金も以前にいただいているので、そのままお受け取りくださいとのことだった。差額も大きいから、担当の方にはだいぶ無理をさせてしまったのではないか、上司にずいぶん怒られてしまったのではないか、と申し訳ない気持ちになった。

今日届いたボーカルと一緒に担当の方の手紙が入っていて、また何かございましたらお手伝いさせていただきます、とのこと。うーん、さすがヤマハ。ヤマハ銀座店である。注文したものが間違っていたのだから、注文したものを納入するのが当然、といえば当然なのだろうが、1年以上経って、しかもオーダー表もないのである。無理やり断ろうと思えば断れるだろうし、値上がり分の差額をとる事も(こちらが納得するかどうかは分からないが)できたであろう。

ヤマハ銀座店はそういったことをしないで、誠意ある対応をした。そいったところに、ヤマハというブランドの誇りを、そして特に担当をしていただいた方には、プレイヤーと楽器を信頼で繋ぐという仕事に対する誇りと情熱を強く感じた。感謝である。

今回、届けられたスーパーボーカルは、EB-1.5(ハミルトンメッキ)、VB-1.5(ハミルトンメッキ)の2本。すでにPB-1.5(ハミルトンメッキ)を持っているので、3種類手元にあることになる。どれも真鍮材だ。Pタイプは田中先生が設計に関わったボーカルだが、他の3種類(C/E/V)から選ぶなら、Eタイプだ、と田中先生は生前におっしゃっていた。



手持ちのPタイプは、現在同じオケのメンバーに貸し出し中で手元にないが、今夜にでもこの2本を吹き比べてみようと思う。

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