バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

最近の作業(22.0514)

2022年05月14日 | リード
先日組んだリーズンスタォフ6.2シェイパーのリードを何本か削ってみた。




根本から1/3あたりから先端に向かって大きくひろがっていく形状は、予想通り振動が多くなった。私のいつもの削り方だと振動が多くなりすぎてコントロールが難しそうだ。薄く削る範囲を狭めるとか、第2ワイヤーを丸くたてるか、サイドをいつもより薄く削るか、何かしらしないといけなさそう。また、マダムギース材などは響きがおちつきすぎることも多いので、もしかすると相性がいいかもしれない。

リード作りを覚えたいと言っていたアンサンブルの友人が、メイキングマシン(チッププロファイラー)を所持していないので、プッペからマシン無しで仕上げる方法を教えてほしい、ということで、試しにメイキングマシンを使わずに作ってみた。 一応削り順を記録。根本が0.9㎜のケーンは、基本的に根本から1/3は触らずに、調整で必要があれば触る感じで。

まずは、先端の三角を荒目のヤスリで削る。



少し角度を変えて削る。


サイド部分を削る。


削ったところを一旦ならす。



ここからはナイフを使う。


先端を薄く。後で1㎜カットするので多少広めに。


斜線のところが残りやすいので、部分的に削る。


耐水ペーパー(800番)で全体を軽くこすり、ならす。


横から見るとサイドの中央より前半が厚いので、ふたたびサイドを削る。



先端を1㎜カット。


とりあえず、ここまでくれば後は吹きながら調整となる。





マシンを使わずに作るのは本当に久しぶりで、うまくいくか心配だったが、吹いてみてもらったところ大丈夫そうだったので、今度一緒にやってみましょう、ということになっている。

で、練習用にプッペを30本組む。



あとは、ご本人のやる気しだいでしょう。

こちらは、最近入手したメディール材。



ガウジング1.4、根本1.0、中央0.65というGPケーンがあったので、試しに購入してみた。いつものFoxKKで5本ほど組んだのでしばらくしたら削ってみる。メディール材は、比較的柔らかい材料で、今回の50枚のうち、硬度が0.14以下のものは一枚も無く、0.2前後のものがほとんど。なので、薄く削りこむことはできなさそうだが、ある程度の厚さで振動してくるだろうから、削りすぎに注意して仕上げてみよう。
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