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『セイントオクトーバー』第7話

2007年02月18日 20時19分35秒 | セイントオクトーバー
いやー、久しぶりに全開って感じの『セイントオクトーバー』。三咲のキャラクターだけは、どうすんねん?!ってツッコミたくなるけど、今回はキレもあって非常に面白かった。

頭っからいきなり戦闘シーン。前回からの引きとかじゃなく、いきなり戦闘ってそんなのあり?と、最初から飛ばしているのが伝わってくる。三咲と菜月のやり取りもいい感じ。
そのあとは、恒例のクルツ社長とソフィア部長。個人的にはソフィア部長が大好きなので、もっとキレて欲しいところ(笑)。かなり追い詰められてきたし。

で、今回の話の主軸であるヨシュアをネタに探偵事務所での会話が面白い。三咲をクール系として使わずにこんな風に使っていくのかねぇ。他が割とガチガチにお約束的なキャラなだけに、中途半端にしておいた方がかえっていいかもと思ってしまった。功士朗へのインタビューなんて、クールでもツンデレでもない路線への宣言っぽかったし。実は今回の話で一番面白がってた感じだった。むしろ、小悪魔系?
小十乃が家事一切ダメというのは、最近のアニメでは珍しいかもって思ったがどうだろう。孤児でヨシュアと長く二人で暮らしてきたという設定から、ある程度の家事はできて当たり前なはずなのに、そこを外したことが今回だけでなく今後も設定として使っていくなら面白いと思う。そして、小十乃が夜泣き出してユアンくんに慰められることで物語にうまく振幅をつけた。

ヨシュアへの尾行のシークエンスはお約束な感じ。まああっさり3人が仲良くなっちゃったねとも思うが(普通ならもう少しその辺の葛藤を描いても良さそうなものだが、あえて外したかも)。で、アルティスタ登場。功士朗が飛び出して……ってとこでの戦闘シーンの早いこと早いこと、変身バンクの超高速モードに大爆笑してしまった。ある意味、この変身バンクシーンが売りのひとつな作品なのに、こんなことしていいのかよっ!って突っ込まずにいられないし。
あと、謎の美女アルティスタが、功士朗のモトカノという設定が絶妙。功士朗はギャグ要員ではあるけど、子供にからかわれる大人という構図は実はあんまりインパクトがない。アルティスタと功士朗の会話は二人のキャラをうまく描いた見事なものだった。ゴスロリ探偵少女たちに惚れた腫れたな話がないので、やはり大人に頑張ってもらわねば。

『セイントオクトーバー』は無茶な設定を演出の奇抜さで引き込もうとしている作品だけに、今回のようなキレタ内容は大歓迎。三咲やアルティスタの今後の使い方、そしてソフィア部長の今後に大注目だ。


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