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アニメ感想:ドルアーガの塔~the Aegis of URUK~

2008年06月25日 18時37分17秒 | 2008春アニメ
第1話のインパクトから先は、フツー過ぎて特にこれといった評価もなく展開していった。最終話ようやく話も盛り上がり、Bパートに入ってようやく邪神ドルアーガとのリベンジ、そしてエンディングかと思ったら、思わぬ展開で物語は終焉せずに終わり、2009年第2期に引き継がれることが。

中身はスカスカだったけど、最初と最後だけ良くて記憶に残る作品となった。表1話はいわゆる夢落ちだが、これくらいやらないと「つかみ」としてのインパクトに欠けていただろう。RPG風の王道冒険ファンタジーなだけに、ネームバリューだけで目を惹くことは難しい。始めは「何これ?」と思ったがあまりのバカバカしさがその後も見続けようと思う要因となった。

中身の評価は王道だけに目新しさはほとんど感じなかったが、それでも元がMMORPGということで、複数のパーティの存在を前提に描かれている点はよかったと思う。まあオフラインRPGでもそうした視点は珍しくはないけれども。
ダンジョンの苛酷さの描写や、数多くのキャラクターの描写には物足りなさが強く残った。幾人かのキャラクターはよかったんだけね。全12話という短い枠の中では十分に描写できないのは仕方ないかもしれない。ライトな要素が多かったせいもあるし。好みの部分ではあるが、シリアスとギャグの切り替えなどはもっと落差が欲しかった。

戦闘描写自体はまずまずだったが、独創性は感じなかった。それでも主人公ジルが盾役として振舞う姿はなかなかのもの。
で、ここからは『ドルアーガの塔』とは全然関係ない話。
やっぱり敵の攻撃を受け止める盾は格好良く映る。それなのに、ああそれなのに。FFXIじゃ避ける盾が基本になってしまった。ナイトよりも忍者や赤魔道士が盾っていう世界。ナイトが盾でもサポ忍者で避けてるし。もう今更それをどうこうすることはできないかもしれないが、やっぱりこういう映像を見ると避ける盾って異常だと思う。
MMORPGの『ドルアーガの塔 The Recovery of BABYLIM』についてはシステム等全然知らないけれど、アニメと連動した企画というのはなかなかユニークに思う。アニメのようにプレイできなければ逆に不満が高まるかもしれないが。
ただ魔道士好きとしては、魔道士が圧倒的な力を持ったMMORPGとかならやってみたいけど……って感じ。FFXIにせよ他のMMORPGにせよ物理アタッカー優遇感が強いしね。


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