奇想庵@goo

Sports, Games, News and Entertainments

アニメ感想:仮面のメイドガイ

2008年06月30日 03時30分16秒 | 2008春アニメ
今年上半期ナンバーワンのバカアニメ。

メイドガイ・コガラシ始めキャラクターの個性は凄まじい。それがストーリーに十分生かせているとは言い切れないが、それでもそのインパクトは絶大だ。
メイドブームの中、傍若無人、空前絶後のキャラクターであるコガラシの存在感は圧倒的。彼の存在だけでいくらでも話が作れそうなほど。シナリオの切れは乏しいが、スピーディな展開で速度感を生み出している。

各話終了時にカウントダウンが流れるが、まだまだ期間をたくさん残しての番組終了となった。最終話で最大の敵の登場という展開も2期以降の存在を予感させる。
遺産相続を巡るメインストーリーよりも、日常を優先して描いた点は成功していると言えるだろう。『かのこん』でもそうだが、1クール全12話という中であれもこれもと欲張るより、キャラクターを生き生きと描くことを最優先にした判断は正しかった。

バカアニメらしく(?)、オープニング、エンディングも秀逸だ。特にエンディングはその映像と共に名曲と呼べるものだった。この作品の持つインパクトやメイドガイ・コガラシの禍々しさを端的に表現した素晴らしいものだ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿