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アニメ感想:ウルトラヴァイオレット:Code044 第1話「旅立ち…」

2008年07月03日 11時30分55秒 | 2008夏アニメ
アニマックス開局10周年記念作品と銘打たれた作品。6月のアニメギガでは、出崎統監督が熱意を語っていたが。

コード044と呼ばれる少女が主人公。19歳だが余命はわずか。政府によって生み出されたクローンであり、特殊工作のために遺伝子を操作し、それにより驚異的な運動能力を得るが数年の命となってしまう。彼女の仕事は政府の命による暗殺だ。

あまり詳しくはないが『GUNSLINGER GIRL』や『あずみ』『クレイモア』が思い浮かぶ。劇画的な描写からは『コブラ』あたりも連想するが、第1話からはエンターテイメント的な爽快感は得られない。
彼女自身のモノローグが異常に多いのが特徴だ。親兄弟はもちろん友達や仲間と呼べる者がいないことを強く感じさせる演出とも言えるだろう。その意味では『装甲騎兵ボトムズ』の初期も思い浮かぶ。

1話を見た限りでは、彼女の置かれている状況が苛酷過ぎて簡単には感情移入できない。モノローグの多用も作品世界に入っていきにくくしている。全体に斬新さや独創性も感じない。その意味では、早く物語を展開させないと視聴者が付いてこなくなりそうだ。


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