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アニメ感想:ひだまりスケッチ×365

2008年09月28日 22時09分10秒 | 2008夏アニメ
ストーリー性を排除した結果、1年間の出来事の順番をランダムに描くというまさに「空気系」の代表という作品。その第2期シリーズが完結した。とはいえ、エピソードの羅列とも言える作りだけに「完結」というよりも単に「放送終了」に過ぎない。

物語性がないため、視聴者が作品世界に没入するには時間が掛かる。第1期はそのために時間が費やされた面もあった。この第2期は第1期の前提があるため、かなり思い切った演出が見られた。作画面も1期の反省から出来がよかった。また第2期はすべて脚本を女性が担当し、1期に感じた違和感を払拭した(以前「性別と性差」で触れた点)。

ラストでキャラクターたちが歌ったのが第1期のオープニング『スケッチスイッチ』だった。作品にマッチした非常に素敵な曲だ。締めくくりに相応しい演出だった。


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