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『グリムグリモア』ファーストインプレッション

2007年04月11日 21時25分52秒 | アニメ・コミック・ゲーム
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魔法学校に入学した少女リレ・ブラウ。しかし、わずか5日後に災厄が訪れる。繰り返される5日間の果てにあるものとは。

ということで、現在2回目のループをしたところまでプレイした。
1日は、会話→戦闘→会話で成り立っている。シナリオ部分は自由度はなく、そんなに長くもない。シナリオ自体はなかなか謎に満ちた興味深いものだ。

ゲーム開始して最初の5日間はチュートリアルな戦闘。慣れるまで少し時間が掛かるリアルタイムシミュレーションだ。その日のイベント開始時に難易度をその都度設定できるため、きつい時は難易度を下げることが出来る。難易度には、SWEET、EASY、NORMALとあり、更にその下にスペースがあるのでクリア後はHARDモードが出るかもしれない。
NORMALでプレイしているが、最初の5日間は楽に終わった。しかし、ループ後は戦闘もなかなか大変になってきた。

最初はグリモア(魔道書)の数も少なく、使い魔の種類もわずかだが、シナリオの進行に応じてグリモアも増えていく。グリモアにはそれぞれにレベルがあり、そのレベルもシナリオに応じてより高いものが利用できるようになる。
戦闘は、クリスタルからマナを集めながら使い魔を呼び出してそれに戦わせるというもの。慣れないと個別に指示を出すのが難しく、特に複数の場所で戦闘が起きたりするとパニックになる。
使い魔には4系統あり、精霊魔法、交霊術、黒魔術、錬金術だが、強弱関係が存在する。精霊>交霊>黒魔術>錬金>精霊……となっている(○>×は、○は×に強いを表す)。また、使い魔には実体タイプ(サブスタンス)、幽体タイプ(アストラル)があり、例えば実体タイプにしか攻撃できない使い魔などがいたりする。

ループ後は戦闘もかなりシビアとなり、2日目は一度敗北した。その時はこちらの体勢を整えるより前に巨大なドラゴンに襲われ、為す術も無く敗れ去った。すぐに再挑戦可能で、その時のヒントを頼りに戦ってクリアできたが。
ドラゴンのように強い使い魔で力押しするか、フェアリーのような機動力の高い使い魔を大量に呼び出して戦うか、戦略の幅はそれなりにある。私自身まだまだ慣れてはいないので、もっと効果的な戦術はありそうだ。
ちなみに、使い魔を呼び出すにはマナが必要で、また呼び出せる使い魔の数にも上限がある(マップごとに異なり、使い魔によってカウントも違いエルフやフェアリーなら1体が1だがドラゴンなら1体で6のようになっている)。マナを集めるための使い魔、拠点防御用、侵攻用など振り分ける必要がある。また、視界は使い魔の周囲だけなので、索敵用の使い魔も必要だが、敵に見つかると結構簡単に殺されてしまうので不用意に索敵に出すのも考えものだ。

こうしたシナリオプレイとは別にフリートライというものもある。まだ手を付けてはいないが、ゲーム開始早々から、それもグリモアを全て所持した状態でプレイできたりするようだ(条件はそれぞれの戦闘ごとに異なるかもしれない)。シナリオ進行と共にプレイできるフリートライは増えていく。またクリアしたイベントや戦闘も自由に見たり再挑戦したりできる。
戦闘以外での操作性はかなり良い。音楽も悪くない。戦闘は好みはあると思うが、私は気に入った。戦闘の操作性や表示方法にやや難を感じるが慣れれば苦にならない範囲かとも思う。

現在3度目の入学1日目というところで、全体の2/5くらい(日記にある表示が正しければ)。ボリュームがちょっと少ない気もするが、これはプレイしてみないことにはなんとも言えないか。やり込むという感じのゲームではないので、戦闘自体を楽しめないと価格に見合う価値は見出しにくいかもしれない。

今のところ、シナリオにも興味を惹かれているし、戦闘も楽しんでいる。クリア時にもこのような感想を書きたいものだ。