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代替フロン(HFC)で新たな問題が発生

2009-03-26 17:29:33 | 温暖化/オゾン層
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今日は、オゾン層保護の目的で開発された代替フロン(HFC)の大気への漏出が見積もりより多く、日本の温室効果ガスの総排出量を過去に遡って修正し、修正地値を国連気候変動枠組み条約事務局に報告することになった、というニュースを取り上げます。

次の記事をご覧ください。



代替フロン(HFC)はオゾン層破壊物質ではありませんが、強力な温室効果ガスとして知られています。欧州では、2010年までに排出予測量の約1/4に削減する規制があります。

日本では 「フロン回収破壊法」が2002年10月から施行されました。この法律では「特定フロン」と「代替フロン」の使用後の処理が義務付けられていましたが、その対象はカーエアコン、業務用冷蔵庫および空調機にかぎられていました。

●代替フロン放出野放し パソコン用スプレー

平成19年10月1日から「改正フロン回収破壊法」が施行されましたが、パソコン用スプレーはこの法律の対象外です。現在は平成12年(2000年)5月24日成立、平成13年4月1日施行の「グリーン購入法」には同法適合品というカテゴリーがあり、パソコン用スプレーはこのカテゴリーである程度制限されています。

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