環境問題スペシャリスト 小澤徳太郎のブログ

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「将来不安」の解消こそ、政治の最大のターゲットだ

「グリーン・ニューディール」と呼ぶにふさわしい スウェーデンがめざす「緑の経済と社会」の変革

2009-04-08 21:05:18 | Weblog
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京都に本部を置くNPO法人「環境市民」が、月刊会報誌『みどりのニュースレター』の2009年4月号 No.191で特集「環境が生む雇用―社会に吹く新しい風」を組みました。編集部の依頼で小論を寄稿しました。「特集の趣旨」と植田和弘さんの「巻頭提言」に、私が寄稿した小論を掲載します。なお、植田さんは、私も会員である「環境経済・政策学会」の現会長でもあります。




皆さんは、植田さんの「巻頭提言」に示されているようなイメージと方向性を持って、スウェーデン社会が21世紀の社会に向かって、自信をもって前進していることがおわかりいただけたでしょうか。緑の福祉国家へ向かう主要な変革や転換政策についての詳細は、このブログの「市民連続講座:緑の福祉国家1~63」を参照してください。

なお、ここで言う「スウェーデン版グリーン・ニューディール」というのは、この小論の最初と最後でお断りしましたように、私が個人的に“そう呼ぶにふさわしい”と勝手に思っているだけのことで、スウェーデン政府や政策担当者が、米国や日本のように、「世界同時不況」への緊急対策と打ち出したものでもなければ、スウェーデンのマスメディアが政府の政策を反映してそのように報じているものでもありません。


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またしても、ミスリードしかねない「スウェーデンの脱原発政策転換」という日本の報道(2009-03-21)

★「希望の船出」から11年-経済も、福祉も、環境も・・・・・(PDFファイル) 


●追加記事 朝日新聞 2009年5月11日
 経済危機インタビュー 
 ケベック大学教授 ジル・ドスターレルさん 「政治が制御」へ改革を