私のプロフィールや主張、著書、連絡先は、ここをクリック
持続可能な国づくりの会<緑と福祉の国・日本>のブログは、ここをクリック
このブログでは、これまで小泉前首相の所信表明演説と施政方針演説と、安倍前首相の施政方針演説と所信表明演説における それぞれの首相の「環境問題に対する認識」をさぐってきました。そして、昨日は福田新首相所信表明演説をとりあげました。この2つの演説には明確な定義があります。
関連記事
2001年5月7日の小泉首相の所信表明演説 米100俵の精神(9/13)
2002年2月4日の小泉首相の施政方針演説(9/12)
所信表明演説が示す安倍首相の「環境認識」(1/7)
2007年1月26日の安倍首相の施政方針演説(1/27)
2007年9月10日の安倍首相の所信表明演説 ハイリゲンダム・サミット 美しい星50(9/11)
2007年10月1日の福田新首相の所信表明演説 なんと「持続可能社会」が4回登場
日本の国会で内閣総理大臣(首相)が本会議場で行う演説には「所信表明演説」と「施政方針演説」があります。フリー百科事典「ウィキペディア」によれば、両者の相違は次のように定義されています。
X X X X X
所信表明演説は、政府の長(内閣総理大臣つまり首相)が自分の考え(所信)を述べる演説で、以下の場合に衆議院と参議院の本会議で行われる。
●臨時国会の冒頭
●特別国会で内閣総理大臣が指名・任命された後
●国会の会期途中で内閣総理大臣が交代した場合
施政方針演説は、政府の長(内閣総理大臣つまり首相)が年初における政府の方針を述べる演説で、通常国会(年に1回、予算編成のため必ず召集されることが憲法上義務づけられている国会のこと。憲法では「常会」という。1月末に召集、150日間の会期で6月まで行われるが、1回のみ両議院の議決で会期延長ができる)での冒頭で衆議院と参議院の本会議場で行われる。
X X X X X
つまり、通常国会の冒頭において、内閣総理大臣が内閣全体での方針や重点課題を説明する演説を「施政方針演説」と呼ぶのに対して、その他の機会に、内閣総理大臣の所信(個人としての自分の考え)として、国政についての方針や重点課題を説明する演説を「所信表明演説」とよぶのです。
余 談
この10年間の日本の首相の就任期間を調べてみました。次のとおりでした。
橋本龍太郎(1996.11.01~1998.07.30)通算在職日数: 932日
小渕恵造 (1998.07.30~2000.04.05) 616日
森 喜朗 (2000.04.05~2001.04.26) 387日
小泉純一郎(2001.04.26~2006.09.26) 1980日
安倍晋三 (2006.09.26~2007.09.26) 366日
福田康夫 (2007.09.26~ )
関連記事
政治が決めるこれからの50年(1/5)
それぞれのマークをクリックすると、リアルタイムのランキングが表示されます。お楽しみください。