北朝鮮の「人工衛星」打ち上げは、失敗に終わったとみられる。
≪米韓メディアによると、北朝鮮は13日午前7時39分ごろ、「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイルを発射した。米CNNテレビは、ミサイルは直後に空中で爆発してばらばらとなり、発射は失敗に終わったと報じた。
田中直紀防衛相は記者会見で「北朝鮮から何らかの飛しょう体が発射されたとの情報を得ている。1分以上飛行し、洋上に落下したもようだ。わが国領域への影響は一切ない」と語った≫=東京新聞WEB=。
防衛省や米軍筋の情報を総合すると、ロケットは120キロ上空まで達し、1段目を切り離した辺りでトラブルが生じたとみられる。飛翔体の飛行時間は1分以上との発表だったが、120キロまでの到達なら数十秒ないし十数秒というところか。いずれにしても失敗は間違いない。
注目は北朝鮮がどう発表するかだ。到達高度を水増しして、ロケット発射は成功と報じるのではないか。そのうえで「衛星の軌道投入でトラブルが生じたため自爆させた」というような言い方をする可能性もある。遠隔操作による「自爆」はロケットのコントロール技術の誇示にもなるだろう。
可能性は極めて低いが、日米などがMDミサイルで迎撃したためなどと主張するかもしれない。これはあくまで北朝鮮国内向けの話だ
しかし、強盛大国の大門を開く祝賀行事が無残な失敗に終わったことは事実だ。ロケット開発にかかわった人物の動向が気になる。ロケットの失敗によって、核実験がより現実味を増したと考えられる
≪米韓メディアによると、北朝鮮は13日午前7時39分ごろ、「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイルを発射した。米CNNテレビは、ミサイルは直後に空中で爆発してばらばらとなり、発射は失敗に終わったと報じた。
田中直紀防衛相は記者会見で「北朝鮮から何らかの飛しょう体が発射されたとの情報を得ている。1分以上飛行し、洋上に落下したもようだ。わが国領域への影響は一切ない」と語った≫=東京新聞WEB=。
防衛省や米軍筋の情報を総合すると、ロケットは120キロ上空まで達し、1段目を切り離した辺りでトラブルが生じたとみられる。飛翔体の飛行時間は1分以上との発表だったが、120キロまでの到達なら数十秒ないし十数秒というところか。いずれにしても失敗は間違いない。
注目は北朝鮮がどう発表するかだ。到達高度を水増しして、ロケット発射は成功と報じるのではないか。そのうえで「衛星の軌道投入でトラブルが生じたため自爆させた」というような言い方をする可能性もある。遠隔操作による「自爆」はロケットのコントロール技術の誇示にもなるだろう。
可能性は極めて低いが、日米などがMDミサイルで迎撃したためなどと主張するかもしれない。これはあくまで北朝鮮国内向けの話だ
しかし、強盛大国の大門を開く祝賀行事が無残な失敗に終わったことは事実だ。ロケット開発にかかわった人物の動向が気になる。ロケットの失敗によって、核実験がより現実味を増したと考えられる
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