JR中野駅近くのカメラ店に行った帰り、南口付近に新しそうな感じの坂を見つけた。ちょうど1年ほど前のことである。
中野通りを北口側から南へ向かい中央線のガード下をすぎてすぐの所を右折すると、この坂で、歩行者専用。
坂下の出入口にアーチ型門のようなものが立っているが、その上、横方向に「RENGA ZAKA」と表示されている。同じものが坂上の出入口にも立っている。
レンガ敷きの通りとなっていて、このため、レンガ坂となっているようである。中野区中野三丁目35番と36番のビルとビルの間の小路を中野通りの歩道わきから西へ上る(現代地図)。
坂下側でちょっと勾配があるが中程度よりも緩やかで、勾配のあるところもそんなに長くはなく、ここを上ると、かなり緩やかになるまっすぐな小坂である。坂下から坂上の出入口までそんなに距離はない(90m程度)。
坂下から上るとすぐに飲食店街となっていて、夕方近くであったためか、人通りが多かった。
この坂がいつできたのかちょっと調べたがわからなかった。上記の「RENGA ZAKA」の下に「EST.2002 NAKANO RENGAZAKA STREET」とあることから、2002年にできたのであろうか。(その年にこの門ができてそう命名された?)
インターネット検索をすると、中野レンガ坂の○○、と宣伝する飲食店が多くヒットした。坂名というのは有名になると一目(一声)で場所がわかるが、そういった坂名の持つ効果を上手く利用している。