おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

なに なさってんですか196 ニホンナマズいたよ

2016年07月21日 00時00分00秒 | 魚等



写真1(上)・写真2(下) ニホンナマズ1匹。体表に緑が入る、保護色? 用水蛇口の円筒に入れて一時保護。2016年07月19日


写真3 両脇の田圃・水稲に迷惑かけぬよう、トラクターで代掻き状にして除草剤を散布。畦きわの雑草は手で除く。2016年07月19日

写真4 田植え期おける写真3の田圃、不作付地。2016年05月11日

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 7月下旬、稲は穂を孕み、早いのは出穂
 歩く右前方、穂孕み稲の先にトラクター
 この時期、トラクターを見るとは珍しい
 現場へ着く、なるほど、不耕作地に水を入れ、代掻き状に均してある(写真3)

 作業中の人生ベテラン男性に、なに、なさってんですか
 次のよう
   ここは5月に田植えしなかった田圃、不作付け田(写真4)
   雑草が増え、両脇から水が漏れ入った
   そのため、用水蛇口から水を入れてトラクターで掻き均し、除草剤を振る予定
   今、畦きわの雑草を手でとっている(写真3)
  
  お話しにニホンナマズ登場
   用水蛇口の円筒からナマズを1匹出してくださる(写真1・写真2)
   5月の田植え頃からいたのか、先ほど用水を入れる際いっしょに入ったのかは不明
   太さ長さをみると3年生あるいは4年生のナマズ
   利根川から用水にのってきたのであろう
   後ほど水路に放す、かわいそうだから

 筆者、ニホンナマズを田圃でみたのは初めて
 当地では農業排水路にコイといっしょにいたナマズを見た(弊ブログ2016年05月29日写真8
 歩くと何かがある、止められない、止まらない里みち・農道歩き

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:埼玉県久喜市

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早生稲にスズメ避け白ネット

2016年07月20日 00時00分00秒 | 農業






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 今年2016年も田圃に白ネット(上の写真・昨年:弊ブログ2015年07月13日
 周りの水稲より出穂早い早生品種(写真2)
 それゆえ、スズメに集中して狙われる
 スズメとて好物の上面と四周に張られては如何ともし難い

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2016年07月14日 撮影地:埼玉県幸手市

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“カマキリ、1個いるよ”

2016年07月19日 00時00分00秒 | 昆虫








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 “茶色のカマキリ1個いるよ、おかーさん”(写真1)
 入学前の子どもがいっしょに来た母親に教える

 エッ! と思う筆者
 カマキリの数助詞は個でなく匹
 
 その子どもに、次のように語りかけた筆者
   “そうだね、カマキリが1匹いるねー”
   “あそこにトンボが2匹いるよ”(写真2)
   “ちょうちょも1頭いるよ”(写真3・写真4)
 
 昨今、対象の事物を問わず、個で表現する傾向にある
 たとえば年齢差、2個上、2個下
 
 さらに、気になるのは次のような表現
   千円の方いただきます(←千円いただきます)
   私的には思います(←私は思います)
   行くっす(←行きます)、そうす(←そうです)

 上記のごとく、「ほう・こ・てき・す症候群」と言えるような現況にある
 将来、人の助数詞も個となり、1個、2個と表現するのであろうか

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2016年07月12日 撮影地:埼玉県久喜市

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一挙両得 農地一時転用の埋立て

2016年07月18日 03時52分20秒 | 農業

写真1 建設残土・廃土で嵩上げされた田圃(左:写真2~写真6)の稲は伸びる
    しかし、生長差があり、葉色と茎丈は違い、虎刈り状態。右隣りの田圃とは違う。2016年07月14日


写真2 建設残土・廃土で嵩上げされた田圃、写真3の状態から水が入り、代掻きされ、田植えされた。早苗田に夕陽映える。2016年05月05日


写真3 建設残土・廃土で嵩上げされた田圃、写真4の状態から均され、畦がついた。手前はアスファルト舗装里みち。2016年04月20日


写真4 建設残土や廃土が運び込まれ、田圃は嵩上げされた。写真5・写真6の①田圃。2016年02月10日


写真5 水稲栽培の田圃①(写真6①)。建設残土・廃土で嵩上げされる前。2015年06月09日


写真6 里みちより低い田圃①。建設残土・廃土で嵩上げされる前。2014年12月21日

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 筆者が歩く水稲単作兼業地域
 県道全通から20数年
 沿道の田圃はじょじょに非農業用地へ変わる

 そのためは、県道や里みちより低い田圃は嵩上げが必要
 これを解決するのが都市部などの建設残土
 残土処理業者がダンプカーで運び込み埋める

 ここ数年、12筆に運び込まれた
 そのうち4筆が上の写真
 地元の残土処理業者が農業委員会から農地一時転用の許可を得る
 埋めた残土を既存作土で覆い田圃に戻す、これが農地一時転用
 12筆のうち11筆は水稲栽培を継続
 
 水稲栽培再開の田圃
 葉色や茎丈にむらがあり、頭髪の虎刈り状態(写真1)
 隣接田圃とは雲泥の差
 まともに生長するには数年かかる
 農地法の主旨、所有者であり耕作者である自作農の営農耕作意欲が問われる

 そうは言っても、住宅、コンビニ、医療施設などへの需要は強い
 自作農の一部は懐を痛めない嵩上げ、埋立てを考える
 農業はしたくない、いつの日か高価で売れるように埋め立て、当分の間水稲を栽培
 田圃はご先祖からの預かりもの、次世代へ渡すのが自分の使命と考えながらも
 一方、残土処理業者は経営に好都合
 まさに一挙両得、“いいところへお茶が沸いた”(弊ブログ2016年07月08日

 しかし、腑に落ちないところがある
 土地改良、税金投入、農地解放、地租改正、社会資本などのキーワードが浮かぶ

 引用・参考文献等:ショベルカー 田んぼにやって来た;弊ブログ2014年10月29日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:埼玉県

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アオサギ営巣4 巣は雛だけ

2016年07月17日 00時00分00秒 | 野鳥

写真1 2016年06月26日(以下同じ)06:39 雛3羽、親鳥の帰巣・給餌を待つ。親鳥の見護りはない


写真2 06:45。親鳥1羽帰巣


写真3 06:47 給餌。雛は先を争って餌を求める


写真4 07:04 給餌は終わり、親鳥は巣から離れて羽干し。なにしてんだろー、と見る雛、学習する雛


写真5 07:13。さらに親鳥1羽帰巣。ペア・つがい揃う。雛は満腹なのか、先を争って餌を欲しがらず


写真6 07:13。前に帰巣して給餌した親鳥は飛び発つ


写真7 07:15。雛は餌を欲しがらず、親、雛ともにのんびり、ゆったり


写真8 07:18。巣から離れて見護る親鳥。なにしてんだろー、こっちへ戻ってよー、と願い見る雛、学習する雛

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 営巣・抱卵を05月13日に見撮してから45日目
 3羽の雛は順調に生長し、新たな段階に入る

 すなわち、親鳥2羽ともに餌獲りのため巣から離れる
 巣は雛3羽だけになる時間が多くなる
 巣立ち・自立へ階は上がる
 
 引用・参考文献等:アオサギ営巣3 巣材渡して離巣飛発:弊ブログ2016年07月04日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:埼玉県久喜市・沼井公園

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