おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

カワセミ百態001 2016年夏 沼井公園ビオトープに3羽

2016年07月26日 01時43分32秒 | 野鳥








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 2016年夏、沼井公園ビオトープにカワセミ3羽
 ♂2羽と♀1羽が飛び、鳴き、獲魚
 上の個体は♂の1羽

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2016年07月24日 撮影地:埼玉県久喜市
 
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アサのハウチ・葉打ち

2016年07月25日 03時38分07秒 | 農業



写真1(上)・写真2(下) 切りとったアサ・麻のハウチ・葉打ち。オキリボウチョウを使う酒巻さん


写真3 オキリボウチョウ(アサ切り包丁)。ボウチョウとも呼ぶ。酒巻さんは10本所持


写真4 シャクボウ(木製・手造り)。アサの茎を、まず6尺6寸(200㎝)に揃え、次に6尺4寸(194㎝)に揃える計測具
     1寸≒3.03㎝。おにぎり2個、アサの上


写真5 アサを束に縛る奥様。ハウチの酒巻さん(写真1・写真2)。ハウチした6尺6寸(200㎝)のアサ(写真1・写真2)
     ウラ(根元)をオシキリで切ってある


写真6 6尺4寸(194㎝)に切り揃えられたアサ束。6尺6寸アサ束(写真5)にシャクボウをあて、葉残る茎先をオシキリで切った
     ユカケ・湯かけ(湯洗)するために

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 43年ぶりのアサ・麻(弊ブログ2016年07月15日
 アサ畑では切りとった後、次のような作業が行なわれる
  1.葉を落とす  当作業はハウチと呼ばれる(写真1・写真2)
    オキリボウチョウ(アサ切り包丁・写真3)で葉を切り落とす
  2.茎を6尺6寸(200㎝)に揃える(写真5)
    シャクボウ(木製・手造り・写真4)をあて、オシキリで根元を切る
  3.茎を6尺4寸(194㎝)に揃える(写真6)
    茎を“ぐらん、ぐらんにたてたお湯”に入れるため短く切る

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2016年07月12日 撮影地:栃木県鹿沼市上永野

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下野市薬師寺・祇園祭2 小麦饅頭

2016年07月24日 02時35分27秒 | 民俗

写真1 ネギ畑で草取りのTさん(白シャツ)、筆者に小麦饅頭をくださる


写真2 Eさんからいただいた小麦饅頭2個、神輿の担ぎ棒・脇棒の上。於:薬師寺2丁目の会所

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 栃木県下野市薬師寺1丁目~6丁目の2016年07月17日
 江戸時代から続く祇園祭・天王様の日(弊ブログ2016年07月13日

 ネギ畑で草とりのTさん(弊ブログ2015年09月25日の奥様
 祇園祭の話題になると、軽4輪運転席から小麦饅頭をとってきて筆者にくださる(写真1)
 さらに、薬師寺生まれのTさん、次のようにご教示
   当地は、かつて6月に小麦を刈った
   その小麦粉を使い、祇園祭の日、女たちは饅頭を蒸かし、饂飩を打った
   男たちは山・平地林へチタケをとりに行った
   チタケは茄子と油で炒め、饂飩つゆの具にした
 
 Eさんからも小麦饅頭をいただく(弊ブログ2016年01月16日のEさん
 その饅頭を、神輿の担ぎ棒・脇棒に載せて撮る(写真2)

 撮り終えて道路端に戻ると齢重ねた男性が次のようにご教示
   “この饅頭知ってるかい”
   これを親戚や知人に“祭りに来ておくれ”と配った

 薬師寺祇園祭の表徴食チタケ饂飩を知り、ハレの菓子小麦饅頭を味わう

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日・撮影地:上記

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立毛を切り倒して作土に混ぜる

2016年07月23日 00時00分00秒 | 農業

写真1 麦(写真2の後作物)をトラクターで耕しながら切り倒して作土の中に混ぜ込む。地力維持増進の肥料となる。いわゆる緑肥。2016年05月20日


写真2 ブロッコリー(写真1の前作物)収穫。筆者の影あり。2015年12月05日。その後、ブロッコリーの茎葉等をトラクターで作土の中に混ぜ込む
     さらに、雑草繁茂防止などのために1~2回耕し、次作物・麦の播種まで空けておいた(耕耘休閑)。その麦は写真1の如し


写真3 緑肥としてソルゴー(写真4の後作物)をトラクターで耕しながら切り倒して作土の中に混ぜ込む。2016年07月17日


写真4 収穫期のブロッコリー(写真3の前作物)。2015年12月05日。その後、写真2と同じようにブロッコリーの茎葉等を
     トラクターで作土の中に混ぜ込み、耕耘休閑を経てソルゴーを播種。そのソルゴーは写真3の如し


写真5 緑肥として夏ソバ(写真6の後作物)をトラクターで耕しながら切り倒して作土の中に混ぜ込む。2016年07月17日


写真6 生長中の秋ソバ(写真5の前作物)。2015年10月28日。その後、耕耘休閑を経て夏ソバを播種。そのソバは写真5の如し

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 田や畑の地力を維持増進する方法は様々
 その一つに立毛(収穫前の農作物)を切り倒して作土に混ぜる、いわゆる緑肥がある
 具体的には麦とソルゴー、夏ソバの緑肥を見撮

 麦とソルゴーはブロッコリー収穫後の耕耘休閑畑に播かれ、茎葉が柔らかい時期に緑肥となる(注1)
 麦は5月に、ソルゴーは7月に作土に混ぜ込まれた(写真1・写真3)
 夏ソバは秋ソバ跡の耕耘休閑畑に播かれ、結実の前、茎葉が柔らかい時期に緑肥となる(写真5)
 耕しながら立毛を切り倒して作土に混ぜ込む作業はウナイコミ(うない込み)あるいはスキコミ(犂き込み)と云われる

 現在、ウナイコミは少なくなり、化学肥料施肥が主流になっている

 注1 耕耘休閑畑:収穫後、雑草繁茂、病害虫駆除、作土への酸素吸入などのために1~2回耕し、次作物の播種まで空けておく畑
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:栃木県下野市

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アオサギの獲物水洗い

2016年07月22日 01時44分44秒 | 野鳥

写真1 魚をくわえるアオサギ。07:17:41 2016年07月21日(写真10まで同日)



写真2 ヒューム管に下りる。07:17:49



写真3 獲物・魚の第1回水洗い。07:17:58



写真4 07:17:59



写真5 獲物・魚の第2回水洗い。07:18:02



写真6 07:18:07



写真7 獲物・魚の第3回水洗い。07:18:12



写真8 07:18:13



写真9 07:18:14



写真10 獲物・魚を飲み込む。07:18:24


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 獲物水洗いは、これまでチュウサギとカワウで見撮(弊ブログ2016年03月24日05月08日05月20日
 新たにアオサギの獲物水洗いを見撮
 アオサギ、カワウ、ゴイサギ、コサギなどが魚を狙っている沼井公園
 アオサギがみごとに魚を獲り、3回水洗いして飲み込む(写真1~写真10)
 1分弱、43秒の獲食行動

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:埼玉県久喜市桜田





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