おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

作土嵐の卵に思う 冬野菜作りへの支援

2016年01月26日 01時31分39秒 | 農業










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 2016年01月24日は全国的にこの冬最強の寒波襲来
 南国の奄美大島、鹿児島県名瀬市では13時10分から約10分間降雪
 鹿児島市内では同時刻までに09cmの積雪(同市内25日08:52の積雪例は写真5)
 名瀬市の雪は1901(明治34)年02月12日以来、115年ぶり(注1)
 故郷桜島は、24日08:00、5合目あたりまで雪化粧(注2)

 この日、筆者はおにぎり2個を持ち北関東、栃木県下野市の里みち・農道歩き
 冷青の空、寒烈風吹き荒ぶ
 寒い、冷たい、シャッター切る指かじかむ
 作土が吹き上げられて横へ流れる、作土嵐の卵を見る(写真1・写真2・注3)

 10:20~16:00に見撮した農作業者は2組のご夫妻だけ(写真3・写真4)
 ふだんより少ない、寒冷ゆえ?
 これでは出荷量少なく、野菜価格は上がる?

 さて、作土嵐の卵を見て次のように思う
   当地の主な冬野菜はホウレンソウ、ニンジン、ネギ、キャベツ
   この四つは徐々に収穫され、跡地に新植されるのは少ない
   寒冷烈風日光おろしは乾いているので収穫跡地の乾きは早い
   その結果、強い風が吹くと土埃、作土嵐へ

   上記四つの野菜で1月下旬から3月末まで長期に畑を覆えない
   それを麦はできた
   四つの野菜を作るのは農業専従者が多い、農業者らしい農業者が多い
   3月末までリレー栽培できる収支や労力に係る支援が肝要(注4)
   屑麦提供だけでなく(注5)

 注1 南日本新聞社 373news.com
  http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=72650(01/24 14:34)
 注2 南日本新聞社 373news.com 鹿児島市・南日本新聞会館の桜島ライブカメラ
 注3 弊ブログ2013年02月25日02月27日03月11日03月12日
 注4 リレー栽培:弊ブログ2015年11月3012月11日
 注5 屑麦:弊ブログ2015年12月27日写真6
 執筆者:有馬洋太郎
 撮影者:写真1~写真4;有馬洋太郎 写真5;新穂 宰
 撮影日:写真1~写真4;2016年01月24日 写真5;2016年01月25日
 撮影地:写真1~写真4;栃木県下野市 写真5;鹿児島市


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農業排水路にタシギ

2016年01月25日 00時00分00秒 | 野鳥








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 2016年01月22日(金)、09:00~11:30
 「東鷲宮周辺の野鳥を探そう~沼井公園ビオトープ、弦代公園を訪ねて」に参加(注1)
 探した野鳥の数は35

 当日、飛来場の農業排水路に案内されたが、残念ながら姿を見なかったのがタシギ
 翌23日15:30~15:37、運良く同じ排水路にタシギ(写真1~写真4)
 筆者は初見の野鳥、タシギ
 写真1の1羽はミミズ(?)を探し捕まえた
 当該農業排水路は、Sさんが大豆を栽培した畑(弊ブログ2015年11月10日12月04日。)の脇を流れる

 タシギは全長27cm、秋冬の水田や河川に飛来、枯れ草の中にいて見つけにくい(注2)
 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると次のよう(注3)
  ユーラシア大陸北部や北アメリカ大陸北部で繁殖
  日本には春と秋、渡りの途中に飛来する旅鳥
  もしくは本州中部以南では越冬のため飛来する冬鳥
  日本では鳥獣保護法で狩猟鳥獣に指定され、焼き鳥の王者と云われる

 注1 主催:久喜市(担当:久喜市環境課環境企画係)、協力:埼玉県生態系保護協会 
 注2 「野鳥を楽しむポータルサイト BIRD FAN 」公益財団法人日本野鳥の会 http://www.birdfan.net/pg/kind/ord09/fam0904/spe090446/
 注3 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』日本語版(最終更新 2015年12月28日 (月) 05:57);タシギ
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:埼玉県久喜市桜田地区

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なに なさってんですか187 年初の刈田に男性独り

2016年01月24日 00時00分00秒 | 農業

写真1 Tさんは、まとめていた干し上がり稲わらの束をフォークリフトでトラクター牽引トレーラーに運ぶ。2016年01月07日


写真2 干し上がり稲わら束が積まれている。轍は新しい。ここに、Tさんは今年、カボチャを栽培予定。2016年01月07日


写真3 干し上がり稲わら束をまとめて積むTさん。2016年01月04日

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 2016年01月04日、干し上がり稲わら束並ぶ刈田
 男性独り、束をまとめて積む(写真3)
 なに、なさってんだろうと気になりつつ通過

 3日後の07日午前、04日と同じ作業の姿(写真1)
 ただし、フォークリフトとトラクター牽引トレーラーがある
 今、約100m先の現場へ行くか行くまいか、迷う筆者
 未練のなか、七草粥をいただくために通過(七草粥:弊ブログ2016年01月08日

 粥を御馳走になった帰途
 上記刈田は午前と同じ、男性独り作業
 現場へ向かう、少々の不安あり

 なんと、作業しているのは既知のTさん
 10月末にTさんのキャベツ収穫を見聞撮(弊ブログ2015年11月30日
 ホッとしつつ、なに、なさってんですか。次のよう
   カボチャの蔓を伸ばす稲わらを運んでいる
   定植した畝と畝の間に敷く稲わら
   カボチャのナカシキ・中敷き
   稲わらは、ヤマトイモ収穫中の畑(弊ブログ2016年01月12日。)に近い畑へ運んでいる(写真2)

 なるほど、上記キャベツの前作にカボチャを栽培したTさん
 カボチャの畝と畝の間に稲わらを敷いた
 その上に食品トレーを置き、カボチャを載せていた(弊ブログ2015年06月11日写真1・写真2
 今年は写真2の畑に変えて同じように栽培する

 さて、筆者は本日07日午前、七草粥賞味の前、ヤマトイモ収穫を見聞撮
 その前、写真2の稲わらと畑を見る
 04日に積まれてなかった、トラクターの轍も新しい
 ひょっとしたら04日に見た上記刈田の稲わらが本日運ばれているかもしれない
 
 その予想・感はあたり、さらに既知のTさんだった
 年頭から縁起が良い

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:栃木県下野市

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関東大雪点描 カワウの巣 雛姿見せず

2016年01月23日 00時00分00秒 | 野鳥

写真1 雪の浮島2(弊ブログ2016年01月10日)。巣1、巣2は弊ブログ2016年01月19日のC、Dの巣


写真2 左の巣は写真1の1、右の巣は写真1の2


写真3 雪の浮島1(弊ブログ2016年01月10日


写真4 カワウは首を自体の左斜め後方に曲げて休む。胸部は白灰色。浮島1


写真5 ムクドリは樹下の少雪に下りて採餌、筆者に気づき逃げて積雪枝の上

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 2016年01月18日 関東地方に今冬の初雪
 重く湿った雪で枝折れ、竹折れ(弊ブログ2016年01月20日
 カワウの巣は如何に、朝の沼井公園外周路を急く

 カワウ営巣の浮島は白と黒の世界(写真1~写真4)
 巣の周りは白雪、内は黒の親鳥(写真1・写真2)
 さすがに雛は姿を見せず
 巣をもたない成鳥や巣を離れた親鳥は首を曲げて休む(写真4)
 この姿は初見

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日・撮影地:上記
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冬 空の冷青 畦の白・チガヤ 魅かれる

2016年01月22日 00時00分00秒 | 景観

写真1 秋耕田(稲刈後に1回あるいは2回耕した田)の畦に白と赤、チガヤの花穂と茎
 空の冷青と相俟って魅かれ撮る。2015年12月26日

写真2 エノコログサ・ネコジャラシに夕陽射す。2015年12月26日


写真3 秋耕田の畦に白・花穂綿毛、赤・茎、鮮やか、チガヤ。2016年01月04日


写真4 エノコログサの白・花穂、オニノゲシの白、緑、赤、空の冷青、白雲、魅かれて撮る。2015年12月31日
写真5 タンポポの白・綿毛、薄い赤茶・茎、モグラ山の薄茶、空の冷青、コントラストが好い。2015年12月31日

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 冬の里みち・農道歩き、なかなかのもの
 歩き出すまでは躊躇
 いったん道に入ると森羅万象に眼耳鼻が向き魅せられる
 寒さ、冷たさなど風とともに去る
 自影の長くなるのは早い(自影:弊ブログ2014年12月31日2015年02月17日

 魅せられた一つが道の脇に、畦に伸びる雑草の白と赤、とくに白
 天空の冷青と相俟って好い
 チガヤの白・花穂と赤・茎(写真1・写真3)
 エノコログサの白・花穂(写真4)
 オニノゲシの白・綿毛と赤・茎(写真4)
 タンポポの白・綿毛と薄い赤茶・茎(写真5)
 この時季、白はけっこう眼に入る(弊ブログ2014年03月29日2015年01月10日

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:埼玉県幸手市







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