おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

カワウの卵 擬似卵と入れ替え

2016年12月07日 01時31分49秒 | 野鳥

写真1 巣から卵を取る。巣には3個~5個の卵。擬似卵(写真4)と入れ替える


写真2 西浮島から卵入れ替え開始。驚いたカワウは飛去し、上空を舞う

 

写真3 産出卵は長さ60mm、最大径40mm。筆者が持参したノギスで測る
    両浮島の巣から取り出した卵は約130個


写真4 巣に入れる擬似卵。入れ替え時、間違わないように線をひいてある


写真5 東浮島での卵入れ替え作業。さらに、低木の巣を撤去


写真6 撤去された巣(一部)。直径40~50㎝の円形


写真7 擬似卵とは知らずに抱卵のカワウ。入れ替えた巣を示すピンクのリボン

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 今年2016年も沼井公園ビオトープの浮島で営巣繁殖のカワウ
 しかし、カワウは嫌われもの、次のように
   雛が孵化すると、昼も夜もピーピー、ピーピーうるさい
   糞は臭い
   生木の枝を巣材に使うので枯れる木もある
   放流したアユやヤマメなど川魚を捕食、盗食
 そのため、繁殖抑制が必要

 具体的には11月30日、沼井公園の浮島で産出卵と擬似卵を交換(上の写真)
 また、一部の巣を撤去
 今月12月も擬似卵交換が予定されている
 静かなビオトープを期待しましょう

 引用・参考文献等:弊ブログ2016年01月19日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2016年11月30日 撮影地:埼玉県久喜市


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