写真1 フラサバソウ 薄青紫の花弁4枚、雄しべ2本、雌しべ1本 葉に白い毛が多い
写真2 フラサバソウは白い毛が多く、全体的にふんわり、柔らか視感
写真3 フラサバソウの果実は、初期、白い毛のある葉柄に包まれる
写真4 フラサバソウの果実は4つに分かれているよう
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花の少ない冬、畦道や公園の花は青紫花のオオイヌノフグリ、赤紅花のホトケノザやヒメオドリコソウ、白花のコハコベなど。
さらに注意深く見ると、オオイヌノフグリとは違う青紫の花が咲いている。
それはフラサバソウ(写真1~写真2)。
本種は、オオイヌノフグリと同じ、帰化植物。
原産地はヨーロッパやアフリカ。
和名は、フランチェット氏、サバチェル氏の名前に由来。
両氏は、本種を初めて長崎で採取し、ヨーロッパのものと同じであることを初めて報告。
本種と同科・同属のオオイヌノフグリとの違いは、果実の形(写真4)、白い毛の多さ(写真1~写真4)。
学名 Veronica hederaefolia ゴマノハグサ科 クワガタソウ属
引用・参考文献等:*岡山理科大学植物生態研究室(波田研)HP・植物雑学事典;フラサバソウ
*オオイヌノフグリ: 弊ブログ2011年01月22日
*ホトケノザ:弊ブログ2011年03月24日
*ヒメオドリコソウ;弊ブログ2011年03月25日
執筆・撮影者:有馬洋太郎
撮影日:写真1・写真2;2008年03月19日 写真3・写真4;2008年03月30日
撮影場所:埼玉県久喜市桜田・沼井公園