

写真1 若いあんちゃんに似る仏炎苞。暗紫の顔、白色と緑色の筋が入るセット髪

写真2 大きな小葉(小葉3枚で1枚の葉)が目立つ。2本の葉柄の間に偽茎、その上部に仏炎苞
鹿児島県のサクラソウ自生地を探し歩いてる際、林道脇に両サイドへ開く大きな3枚の葉、目がいく。
これは何だ、見たことない、マムシグサとは違う。
ムサシアブミだった。
本種は関東以西の本州、四国、九州に分布する多年草。
和名、ムサシアブミ(武蔵鐙)は仏炎苞の形を鐙にたとえた。
学名:Arisaema ringens サトイモ科
引用・参考文献等:*『山渓カラー名鑑 日本の野草』(株式会社 山と渓谷社 1983年)650頁 *大工園認著『野の花めぐり 春編』(株式会社 南方新社 2003年)68頁
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年04月21日 撮影地:宮崎県えびの市