「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

ドイツの飾り物

2009年09月30日 | 雑記


現在AM6時48分・・・

今日もちょっと目覚めが遅かったので、出勤準備前の10分間で何を書こうか迷っているが、写真の「おもちゃ」を紹介したくなった。

ドイツで購入したものだが、現在自宅の書棚に居座っているんだけど、見たら購入時の事を思い出す。

購入した雑貨店の事だが、以前も書いたことがあると思うけど、ドイツのミュンヘンという所は町を外れると起伏がある畑が続き、点々と10~20戸ぐらいの集落があるのだが、道沿いにある商店は看板もないので、それがお店なのか判らない。観光バスが止めてくれたその店に入ると、写真のような小物がいっぱい並んでいて、どれも手作り感があり可愛らしかった。

土産にいくつか購入したのだが、そのお店はおばちゃんが店番をしていて、とくに売り込み視線がきついということもなくにこやかに対応している。
もちろん日本語など判らず、ガイドさんとの会話と、私達は身振り手振りなのだが、この店の雰囲気が良かった。

どうでもいいことだけど・・・ここで10分経過・・・終了。

ヘルメス

2009年09月29日 | 雑記


我が家には写真の「ヘルメス」の石膏像があり、玄関に置いてあって結構驚かれる。これは私が学生時代に購入したもので、どんな心境で購入したのか覚えてないけど、確か4~5万はしたと思う。これを買った月は食費も無くなって、かなりひもじい思いをしたという記憶もある。

言ってしまえば、今や思い出であり宝物かもしれない。

美術受験を経験した人なら、この像の木炭デッサンというのは登竜門で、初級がミロのビーナス・アグリッパ・マルスあたりで、中級がメジチ・アリアス・モリエールぐらいだろうか。上級でこのヘルメス・ブルータス・聖ヂョルヂョって感じかも。

最近娘がこの辺の像を描いたものを自宅に持ち帰ってくるので気になるのだが、その頃の石膏デッサンに対する思いというのが懐かしい。
こだわった結果がこのヘルメス像を購入した経緯だと思うのだが、とにかく描くのが難しい像なのだ。

それがどうした・・・・という記事でした。

漢字バカ

2009年09月28日 | 雑記
漢字が読めない・・・私って学生時代から苦手だったけど、mixiのアプリに能力大学・・・漢字テストというゲームがあって、15問前後から進まない。
以下は私がつまずいた漢字だ。

読めますか??

晒す
促す
大勢順応
雲散霧消
更ける
久遠
数多
凡そ
胸襟
酌み
嫡子
難渋
膠着
崇仏
禍福
彷徨う
蠢く
市井
収斂
濫造
虚仮

朱鷺
辱める
所為
猛々しい
凛々しい
仙人掌

などなど
答えは↓


晒す(さらす)
促す(うながす)
大勢順応(たいせいじゅんのう)
雲散霧消(うんさんむしょう)
更ける(ふける)
久遠(くおん)
数多(あまた)
凡そ(およそ)
胸襟(きょうきん)
酌み(くみ)
嫡子(ちゃくし)
難渋(なんじゅう)
膠着(こうちゃく)
崇仏(すうぶつ)
禍福(かふく)
彷徨う(さまよう)
蠢く(うごめく)
市井(しせい)
収斂(しゅうれん)
濫造(らんぞう)
虚仮(こけ)
柊 (ひいらぎ)
朱鷺(とき)
辱める(はずかしめる)
所為(せい)
猛々しい(たけだけしい)
凛々しい(りりしい)
仙人掌(さぼてん)

映画「おくりびと」

2009年09月25日 | 映画
シルバーウィークの最中、21日の夜にテレビ放映された「おくりびと」は視聴率が関東地区では21.7%、特番の中では1位だっだそうで、さすがに数多くの映画賞を受賞しただけあって興味が集まる作品だったんだなと思う。

私も当然見たいと思っていた作品なのだが、特に最近、テレビを買い替えてから高画質と言うこともあり映画は楽しめる。この映画も良かった。
比較すると、一昨日劇場で見た「20世紀少年」よりも印象に残る。たぶんずっと頭にこびりつく作品になると思う。

いい映画というのは世間の評価の通りなのだが、なぜにいいのかと想像するに、まずはストーリーが割りと単純であること。納棺士という、ほとんど意識したことがない職業を扱っていて斬新だったこと。映像の美しさ。展開などがあろう。

滝田洋二郎という監督作品について、私は次の作品である「釣りキチ三平」が初見だと思っていたけど、「陰陽師」「木村家の人びと」などもこの監督だそうで、映画の見せ方を知りつくした感じだ。40本以上も監督作品があり、割とメジャーな作品も多い。そしてこの方の前半の作品は成人映画で、つまり生々しい人間模様を描くというのは得意なんだろうと想像する。
「おくりびと」との中でも差し込まれていたラブシーンは妙にリアルだったけど、ちょっと納得してしまった。

ウィキペディア情報になるけど、この作品は主人公役の本木雅弘が「納棺夫日記」という小説を読んで感銘を受け、作家の青木新門宅を自ら訪れ、映画化の許可を得たんだそうで、その後スッタモンダして、結局「納棺夫日記」とはまったく別作品として提供されたそうで、つまりモックン・プロデュースとも言えるのかも知れない。本木雅弘という人は独自の世界観がある俳優さんのような気がするのだが、自分が好きな作品を自分で演じるというのは俳優冥利に尽きると言うことかもしれない。そしてこの作品では多くの「主演男優賞」を受賞している。

山崎努が出演している作品を見ると、どうしても「お葬式」や「タンポポ」「マルサの女」などの伊丹十三監督作品を思い出すのだが、個性の強い俳優さんだ。お陰でこの作品も一連の作品と横並びに感じてしまう。監督の違いでちょっとコミカル感がシュールというかビジュアル重視になったかなというぐらいの差。私はいずれの作品も好きなのだが、邦画独特の、終わった後の清々しさがある。

「おくりびと」のいろんな評価書き込みを見ると、なぜか広末涼子の悪評が多い。
特に演技の部分での評価なんだけど、私の場合は俳優さんがどの程度の技量があるかなど正直判らない。そんな事を意識しなければ、この映画の中の広末の役というのはまったく問題が無かったと思うし、その存在について適役だと思う。評価を見る限り、広末という女優の人格自体の否定が多いよう。

この映画を見て、なんとなくこんな作品を自分でコレクションしておきたいという衝動が湧いた。昔はビデオテープなどのコレクションをしていたが、メディアが移り変わったりする中で、集める行為というのは無駄な気がしている。
また映画というのは再度見るかと言われると微妙で、私が繰り返し見たのは1作品のみ。「バックフューチャー・シリーズ」だけだ。

連休5日めは映画(9月23日)

2009年09月24日 | 映画
イオンに映画館が移動してから何度めの劇場観覧となるだろうか。そんなにイオン自体に行かないので今回ちょっと驚いたのは映画館横のゲームセンター「アーバンスクェア」が店終いしていたこと。ここは昨年6月に会社更生手続開始の申立てを行い、設備の整備を行っている最中だけど、イオン内は土日以外の集客が厳しいのかな?と想像できる。

映画館はとても賑わっていて、休日のせいか子供も多い。目的は「20世紀少年」だったけど、多ければ「カムイ外伝」でもいいかなと思いながら入った。
上映約10分前にチケット購入したが、確かにちょっと多いようで席は中央が取れないけど前の左脇なら大丈夫で、入ってみたらそれほど混雑している様子でもない。

今回は二女と2人で観に行った。娘を無理やり誘って行ったけど、もともと見たいとも言っていたし、嫁が「行ってくれば?」と後押ししてくれた。
映画は1人でもいいんだけど、娘とならその後自宅でも話題が増えるわけで、双子役だった佐野史郎の事で今しがたも盛り上がった。

結局見たのは「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」で、3部作の1作目は先日テレビで見て、2作目は見てない。だけどコミックは見てるのでだいたいストーリーは知っているし、この映画はかなり原作コミックに忠実だと言うことも判っている。
何を見たいかというと、コミックならではの壮大な表現(建物など)を実写でいかに表わされているのかという興味だったけど、これは申し分ないSFX技術と言える。最近の映画は邦画でもなかなか凄いと思う。

何か楽しいなと思ったのが配役かも知れない。
主人公となるケンヂ役唐沢寿明の豹変ぶりも原作に近くて良かったし、とにかく漫画の人物が蘇る俳優陣。

また自分の年齢層ならではの面白さがあると思うのが「地球防衛軍」のスタイルとかグッズ関連。ウルトラマン世代にはありありのシチュエーションが目白押しでちょっとパロッている感覚が楽しい。登場する「磯野家」のサナエ・カツオなんてのもさりげなく差し込まれているのが心地よい。

約3時間近くの長編なんだけど、まああっさりと観終えた。
途中ではちょっとストレスを感じたが、その理由は盛り上がり感かも。だけどこの映画のピークは最後直前で、このストレス感も逆に生きてくるのかも知れない。

映画の中で、キーになるフォークソングがあり、この曲は漫画の中ならではだと思ってたんだけど、実際に曲が付くとどうかと思ってみたものの、これまたそれなりに耳に残る。

昭和30~40年代の高度成長、そしてバブル崩壊・オウム問題・新型ウィルスの問題など、様々の問題事をさりげなく取り入れてあって、風刺している映画だと思う。奥が深いと感じる。これは漫画見てもそう思っていたが実写でもきちんと表現できている。

面白い映画ではある・・・だた、なんだろう心に残るかと言われれば微妙。

連休4日め大島の釣り(9月22日)

2009年09月23日 | 釣行記
波が落ち着けばもっと違う場所に行きたかったんだけど、しかたなく大島の内側の防波堤に行ってみた。

連休中に釣り仲間のKさんと「どこかに行こう」と約束していたため、前日に電話して決めた。大島は定期船で渡るため、出発時間はAM5時となる。Kさんを迎えに行き、餌と食料を調達し日南海岸線沿いを走る。
情報の通り波はちょっと高めだけど土曜日と比べると随分おさまっていて、これなら当初計画した日向の地磯チヌ狙いということでも良かったかもしれない。

日南市に入る手前の海岸線の切れ目あたりで集中的な雨が降りだし心配したが、船付場に到着の頃にはすっかり回復し、予定通り渡った。

今回は内海にてメジナなどは狙えないけど、チヌをあげたいという思いもあり、仕掛けもフカセの底狙い。

しかしすぐに釣れたのはオヤビッチャ。強烈な数が湧いている。行った時はまったく魚影が見えなかったのに、調整のためにウキを投げただけで寄ってきた。
かなり餌取に苦慮する気配も感じながら撒餌集魚を心掛けるが、ボラも多くて仕掛けが底に行くまでに釣れてしまう。
結局この2種はガンガン釣れるのだが、肝心のチヌが釣れる雰囲気はない。

しばらくするとイカの姿も見えだしたので、ウキイカ仕掛けやエギングを試みるも、まったく反応しない。
その後はフカセに飽きて、ウキ胴付仕掛けなど試みたけどオヤビッチャーばかり。

そんな訳でPM2時40分の定期船で早めの引き上げ。船に乗り込んだとたんに雲行きが怪しくなり、到着し5分ほどで土砂降りとなった。グッドタイミング。

運は良かったような。狙いの魚は釣れず悪かったような。まあ海遊びができる幸せ感はある。

連休3日めのゴルフ(9月21日)

2009年09月23日 | ゴルフ
21日のゴルフは福岡に転勤された仕事関連の方の連休帰郷にてのお誘いで宮崎国際ゴルフ倶楽部

ここは老舗で27コースあり。私も何度か行っているが連休中のセルフプレーで6000円と格安。ただこのコースは私的には鬼門というか、いつも大叩きして100切りがなかなかできない。

最初からハプニングあり。メンバーの1人、Tさんが別のゴルフ場に行ってしまっていた。
私も最初に「高原カントリー」と聞いていて、一昨日まではそのように思っていたので、もしやと思い電話したら案の定で、すでにクラブハウス待機されてたけど、予約が入ってないと思っていたらしい。
このニアミスは、Tさんの大きな勘違いで、最初から国際予約されていたんだけど、国際→高原とインプットしてしまったようだ。
私も予約日・時刻の再確認のためにメールを見たら、場所が国際となっていることに気づいた。

9時半スタートだったが1時間遅らせてもらい、10時半開始。

ゴルフだが、やはりこのコースはトリッキーだし、バンカーの砂は固いし、グリーンは想像通りのルートに転がらない。
そんなこんなで102叩いてしまった。相変わらず大叩きする。今回も二桁あり。

連休2日め大掃除とウナギ(9月20日)

2009年09月21日 | 雑記
今朝も早起きしたけど、昨日の話題は特にないなぁなどと考えていた。

まあでも、何したかぐらい記録しとこうと思ってキーボードを叩き出したのだが、ほぼ1日倉庫の掃除をしていた。

今日、二女の友達が遊びにくると言うことから、嫁と二女は自宅を掃除しだしたのだが、私も長らくやってなかった掃除をすることに。

まずは簡単に車を片付けて、ゴミを出した後は倉庫に着手。歴史ある品々と久しぶりに再会だが、特に釣具はこんなにあるんかいな?というぐらいで、竿の数はきちんと数えてないけど15本前後かも。新調していつの間にか使わなくなった磯竿なども眠ってるんだけど、埃をかぶってガイドなどが錆びていてちょっと再利用には微妙だ。もちろんリールもある。これも微妙なものばかり。

自宅内で管理すれば、もっときちんとメンテできるのだが、嫁はこの辺の道具を持ち込むのを嫌うので致し方なしだ。

使えるかな?なんて道具を発見すると、それで手が止まって、結局夕方までずっと倉庫にこもっていた。

その後、嫁の親父さんの誘いで温泉&ウナギ食い。
西都温泉とうなぎの「入船」コースで、私は西都温泉は初。連休中のせいか結構な人混み。うなぎ屋も多いと思っていたけど、いつもよりはスムーズ。

「入船」のウナギは相変わらず美味しく、ビールも飲んでほろ酔い。
このウナギの事は何度か書いたような気がするので、あえて紹介もしないけど、昔から味が一緒なのが良い。ただ最近簡単に食べれないほど高いんだけど。まあ年に1~2回は行きたい。(10年前は2か月に1度ペースだったなぁ)

今日は今からゴルフです。私的には連休中のメインイベント。

連休初日は釣り(9月19日)

2009年09月20日 | 釣行記


昨日(19日)の釣行は一昨日の朝、会社出勤の途中に決まった。釣り師匠のANさんに連絡し、無理やり決めたのだが、台風の影響にて波が高いのは判っていたため、私はすでに行き場所は決めていた。先週爆釣した釣り場だ。

情報通り、日南海岸は大荒れで写真のような波が普段は釣り座となる岩場を覆い尽くしている。撮影した場所は、普段は小物やイカを狙って必ず釣人がいる小さい防波堤だが、そこの様子も下の通り、完全に波を被っている。


それでも、今日の釣り座は河口で、こんな感じ


波なんて関係ありませ~んって場所だ。

さてこの場所は写真みて判る人は判るという所だけど、荒したくないので詳細には書きません。あしからず。

状況だけど、先週とはまったくの逆風。
先週は風が水の流れと逆だったため、自然に糸の張りができて釣果に結びついたと考えていたが、まったく関係なしで、昨日もガンガン釣れた。

先週はパラパラとオキアミを撒いたが、今回は大物を引き寄せるべくしっかりと撒餌した結果・・・もちろんチヌも釣れるのだが、ボラが寄ってきた。先週はなかった展開。さらにトウゴウロウイワシのような群れも出てきて目の前が大賑わい。
でも釣れるのはヘダイかチヌということでしばらくは楽しむ。

しかし釣れすぎるというのも実はさほど楽しくないことを感じる。ほとんど25Cm程度の魚で引きも面白いのだが、だんだん引き味で魚が判ってしまい、またかという気になる。もっと大物が釣りたいという欲。

ANさんも「疲れたな」という。「腕が痛い」とつぶやく。
そうなると作った撒餌も早く消化して、帰ろうかモードのだらだら釣り。

ところが、ちょっと多めに撒餌をすると、とてつもなく大きなチヌが浮かび上がってきたりして、雄叫びをあげてしまった。
そやつを狙うも当然数は少ないのだろう。あいかわず釣れるのは25Cm前後。

ちょっと面白かったのはエバ(ロウニンアジ)だが、28Cmほどの私的には最大サイズやキチヌのそのぐらいの大きさも釣れ、これは食材として持ち帰った。

ボラも2匹釣れたが、2匹目に至っては竿に巻きついた道糸のメンテしてたら、空針に食らいついてきた。その魚を取り込もうというタイミングでJUNさんから電話があり、魚を手前で泳がせたまま電話対応。ボラの匂いを嗅いでみてっということで、引き上げて嗅いだけど臭み無し。ただこの魚は30Cm弱の小物だったのでリリース。その前に釣れたのは50Cmほどだったけど・・・

AN師匠が帰路に行った言葉が印象的で「チヌっていくらでもいる魚なんだな・・」
私も先週そう思った。まあ場所次第だと思う。こんなに釣れる場所はできれば荒したくない。それでも先週、近寄ってきた観客が、昔はもっともっと釣れてたけど、農薬などのせいか少なくなったと言われた。

まあ釣りは釣れないと面白くない訳だけど、ほどほどが良いのだと思う。

音楽と音と・・・続き

2009年09月20日 | 音楽
こんなタイトルの日記を書いたのは理由があり、数日前に精神論師匠のJUNさんから「あららさんはオーディオには興味がないのかな?」と突然質問されたことから。
その時に私がふと思い起こし、答えたのはゼンハイザーの事。

高校を卒業して東京で浪人生活に突入した私は、真っ先に秋葉原に行き、すぐにYAMAHAのアンプとビクターのカセットデッキ、そしてBOSEのスピーカーを購入した。私が住み出した場所が新聞販売所の2階で、6畳の部屋に2人。机と布団だだけで満杯になるような環境だったので、とても大きなスピーカーは置けないし音も鳴らせない。そんな状況下で当時発売され爆発的に売れたBOSE101MMというスピーカーは、その小さなボディからは想像もつかない迫力の低音で、価格が手頃と言うこともありほとんど迷うことなく購入した。(なんと今でも現役・・・販売されているようだ)

しかし、そんな小型スピーカーすらを鳴らせる環境でもなく、次の選択として「ゼンハイザー」だった。これは確か情報誌を見て、秋葉原で何度も聴いて購入した。
オーディオに投資した額のほうがよっぽどだけど、私が購入したアンプ・デッキなどは下の上レベルの製品だったので妥協しながらという思いもあり、まあとりあえずスピーカーだけはお気に入りと言う感じだったが、これだけはコダワッたという思いが強い。

さてゼンハイザーって?ということで解説だけど、ドイツ製のヘッドフォン。

詳しくは→こちら

オープンエアヘッドフォンとして名を売っているが、当時はそんな事は特に気にしておらず、感性というか生音聞いて自分で納得して買ったと思う。
私が購入したのは「HD-230」というモデルで、上記のサイトで調べると定価が39800円だったようだが、確かに3~4万だったと思う。つまりヘッドフォンにその額を注ぎ込むというのが、我ながら凄い勇気だったと思っている。

このヘッドフォンの音を聴いたときに、体に稲妻が走った(ような気がした)。
なんというかヘッドフォンなのに臨場感というか、目を閉じたら生演奏を聴いているような感覚だ。他にも数十種のヘッドフォンを手にしたが、同じ音楽で聴き比べて圧倒的に良かった。

今はこのモデルは販売終了しているみたいだが、ネット上にはやはりこのモデルの熱烈なファンがいる。最近のゼンハイザーは輸入ヘッドフォンとしての位置は確立しているようだが、音は以前のようなインパクトは無いという評価のようだ。

それにしても、「ゼンハイザー」という名を出して、「ああ、あのオープンエアのヘッドフォンね。」と、あっさりと答えるJUNさんは何者とも思う。私の知り合いでこのメーカーを語り、知っていた人はいなかった。

ソフトの方については、特に洋楽中心だったけど当時はフュージョンミュージックというのが走りで、そのあたりのレコードを買い漁った。
約2年の浪人生活時代に数えて300枚ほどのレコードコレクションとなった。
月割りすると約12枚という驚異的な数で、今でも何でこんなに増やせたのか不思議だけど、当時の相場でも、1枚が新品なら2800円前後だったと思う。実際には中古盤とか輸入盤といったものがほとんどで、買う基準はレコードジャケットの美しさと言う部分があったように思う。つまり音楽というより集める事にハマっていたと思う。そして集めたレコードの何枚かは1度聴いたきりというものも多かった。当時は新聞配達のアルバイトをしていて、住込と言うこともあり食うには困らず、得た収入を完全にそこに投資していた。秋葉原でレコードを買い漁る姿は、今のヲタクと言われる面々と一緒かも。私にはその素質があると十分認識している。

楽器はやってないので、そこに憧れる部分があると同時に、楽器を扱ったことがある知人の音楽や音の理解とは天地の差があると思うのだが、中途半端に係わっていたような気がする。

今では・・・カラオケ大好きおじさんって感じかな。