「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

文庫本を読むこと

2007年02月28日 | 雑記
一昨日、急に飲み会が入って、昨日はその疲労感があり、2日日記をサボってしまった。今日もめげそうだったけどとりあえず体を起こし明日にならぬうちにアップしたいと思う。3日サボったらずっと書かないような気がするもんで。

って事で話題もなく書き始めたけど、飲み会の席での話し。

本の話題になったのだが、なぜその話題になったのかは忘れた。
上司から東野圭吾の「手紙」の話に近いねって言われた。

んん?「手紙」って(飲み会の)前日から読み出した本じゃん!?
かみさんが知り合いから借りてきて、面白いし直ぐ読めるから読んだら?って枕元に持ってきた本だ。でも前日は3~4ページで寝てしまった。

つまり今現在もまったく読んでないので感想を書く事もできないわけだけど、なんという偶然なんだろう。昨日読み出した本のタイトルがこんな身近な人から出てくるなんて。そんなに本の話をする事もないのに。

こんな偶然はめったにないと思うので、ぜひ読みたいと思ってるけど、ちょっと気にもなったのでネットで調べてみたら映画になってたのね。去年・・・・
しかも山田孝之や沢尻エリカが出てるし、それなりの話題作なのかと思ってしまった。映画情報など自分で取り込む事がめったにないので、テレビコマーシャルなど見て、観たいと思う事はよくあるが、情報を日頃入手する事もなく、こんな映画があったなど全く知らなかった。

ともかく近いうちに読もうと思っているけど、それにしても社会人になってほとんど本を読まなくなってしまっている。1年で3~4冊だろうか。
あまりにも読まないので飛行機に乗る機会があれば空港の書店などで文庫本を買う事を義務づけている。飛行機の中なら寝るか本を読むかのいずれだし、かならず往復で1~2時間は読むからだ。面白ければ続けて自宅でも見る。

ただ、最近は知恵がついて、短編読み切りを買うようにしている。これといった本が無いときは雑学本だ。

もっと本を読んだほうが良いとは思っている。知恵とは些細な話題から生まれると思うからだが、身近な人でも常に本を読んでいる人の話題は深いし面白い。そんな人に憧れる。

早朝ゴルフでした。

2007年02月25日 | ゴルフ
(2007年のゴルフ・その6)

今朝はいつもの早朝ゴルフ。
最近は以前の釣り同様、ゴルフに行きたい中毒症かも知れないが、誘われると時間とお金が許す限りゴルフである。
ゴルフが良いのは天候をさほど気にしなくてよい事と、コース料以外には道具の準備などが割りと楽だということだ。

1週空けてのハーフゴルフだったが気分的には真剣みが無い状態。東京出張の疲労感が残っている感じだった。朝7時半にスタートなので早く起きるのが苦痛で、ボワッとした脱力状態で向かった。
最近は最初の1打目のドライバーショットが結構良い。今日も良かったがその後が悪かった。8打・7打と続き、3ホールめのショートでパーが取れたが、結果的にはボギー内が4回でパットは良かったけど悔いが残るスコア55。

ハーフゴルフはこれからって時で終わるのが悲しいところだが、お陰様でその後が充実だ。今日は終わった後は自宅にてフィッシュカービングの彫り作業活動が夕方までできた。もし行ってなければダラダラと寝そべって過したに違いない。

さて・・・来週末はいよいよ「石垣島」なので、もっと情報入手をしておかねばと思っているが、WEB検索して観光名所などはなんとなく判ったけど、どっぷり釣りという訳にはいかない予感。
石垣島は珊瑚礁に覆われた島なので、遠浅というか陸からは熱帯魚系の小魚が多いらしいし、ぼこぼこと釣れる訳では無さそうだ。
だから船釣りをしようと画策している。

半日の体験釣り4時間コースか、終日の8時間タイプか、ジギングか大物釣りか。
大物釣りは船を流しながらの釣りになるようで貸切になるし料金も高いみたい。
とにかく行ったメンバー次第だが、今竿を持っていくかどうか迷っている。

ゴルフもやれるし、メンバーはゴルフ予定なんだけど、私の場合はやはり基本釣りって事で、今はその釣りを最高のテンションでやりたくて今週も我慢しているのだ。

東京出張よもやばなし(上野周辺)

2007年02月24日 | 旅行

今回は2日目の夕方から翌日空港に移動するまで、ほとんど「上野」にいた。
友達が上野に住んでいて昔はけっこう遊びに行っていたので土地勘があるという事もあるが、大都会のオアシスという感じで落ち着ける場所がある。
上野駅は北の玄関という事で北陸の方が多いし、上野に住む人も北の出身者が多いと聞く。上野駅から公園口に出ると、ちょっと落ち着ける木立があり、その中で大きな博物館・美術館などがあり、その奥には動物園もあって観光客が多く歩いている人も幾分ゆったりだ。上野駅は大きく3方向に「公園口」「不忍口」「浅草口」があるが、学生時代は確か「公園口」に出てしまうと、線路を越えた「浅草口」には駅を迂回してかなり歩かねばならなかった。今は線路の上まで立体通路があり通り抜けもできて便利良くなっている。

写真は浅草口方向からオフィスビル街に向かう立体歩道橋の中央にあるオブジェで夕方だとかなり綺麗だが、友達に言わせたらこのオブジェは竹下首相時代の「ふるさと創生資金」で作られたそうで、なんとも無駄遣いで、浮浪者の溜り場になっていたりして地元では不評らしい。でもこれぐらいならまだましで東京の各所に、とても無駄だと思えるようなオブジェはいくらでもあると思う。

浅草口と不忍口の中間ぐらいに飲食店街・ショッピングモールがあり、「アトレ上野」という名のようだが、昔は駅舎の中でもその上部は一般の人は入れない地域で、写真の「入り口」は今は封鎖されているが、一昔前まで天皇家専用の駅入場口だったんだそうだ。今では利用されなくなって駅自体が綺麗に整備されて、観光物として残されているようだ。これも親切に友達が紹介してくれた。ここまで車で来て、この階段を使って、ここの入り口から入るんだよって。
お陰様で上野駅の事はかなり詳しくなったと思う。すぐにロッカールームの場所もトイレも判るし。

上野の夜は友達と約8年ぶりの再会で、私は幾分?太っているけど、彼は昔のイメージのまま。8年前は彼の結婚式だったが今回会いたくなった理由は、年賀状に気になる事がちょっと書いてあったから。
飲んだ席で色々話したが、彼は結婚して2年ほどで離婚している。その時のことや6年前に親父さんが他界したこと。今おふくろさんが痴呆症にて困っていること。仕事の事。
特に離婚については私も経験が無いので助言ができるものでもないが、生まれたばかりの子供さんと別れなければならなかった事が今でも辛そうだ。
とにかくここ数年がどん底というか、天中殺だという気分だそうで、今回はそんな状況を察して励ましに行ったわけだ。
そうは言えど、ビールを飲みだして3杯目の吐き気で、なぜか私が励まされているようなおかしな状態でもあったが、でも、多分嬉しく思ってくれたと思う。

翌日は東京に住む弟と会った。
私は4人兄弟で3番目の弟が東京に住むが、上野とは結構離れた「八王子」に住んでいる。今回はわざわざ会いに来てくれた。
帰りの飛行機の時間まで4時間ほどあり、当初の予定では秋葉原など覗いてみようと思っていたが、弟も上野が久しぶりとのことだったことと、できれば積もる話もできればと、上野公園に向かって歩いた。
せっかくなので動物園に入ってみた。ご承知のとおり上野動物園といえばパンダだが、私はこの動物園は過去に2回行っている。パンダを見たいという気持ちは全く無いし動物を見たかったわけでもないけど、そんな雰囲気の中で話しをしたかったというのが本音。

動物園は都内の幼稚園などの遠足なのか小さな子供達と、結構着飾った小さな子供を連れた若い奥様2人組みというのが目立ったが、平日という事でさほど込み合ってなかった。
とはいえさすがに東京で、飲み物をオーダーするにも結構時間がかかった。
パンダは今1匹だけで、生まれた子供もいたがブラジルだかの動物園に嫁いていったりで、現在は「リンリン」という雄だけ。ほとんど気にしてなかったがもっと増えているんだと思っていたので意外だった。パンダ舎に子供達が判るように優しく大きく、パンダの歴史を紹介してあった。
今回は弟とゆったりとした場所で話しがしたかったので動物は真剣に見てない。ただ、今とても人気の北海道の「旭山動物園」の如く、ただ鉄柵の檻に入れられての紹介でもなく、動物の性質を生かした演出というのを心掛けられてるようで、下の写真は「かわうそ」なんだけど、檻から飛び出した強化ブラスチックの餌受があり、捕食のためにはここにやってこねばならないという仕組。

2時間ほどを動物園で過し、その後不忍池の脇歩道を歩き「アメ横」に入った。
昔から大好きな場所だが買い物をしたことはなく、賑わいが好きだ。面白いなぁと思ったのが、雑貨店で「本日が閉店にて、すべて1000円で販売します!」と叫んで、ぞろぞろと店内に人が入る。私も買得品がないかと物色したが、まあ宮崎の安売店でも1000円かそれ以下というような物ばかり。そんな商売なんだろうと思ったが、案の定、いろんな筋で同様の「本日限り」を3店舗は見た。

アメ横はさすがに魚の加工品や「マグロ」のサクが叩き売りされている。北の魚が多いので宮崎の魚と比べて珍しい品が多く新鮮な気持ちで見る事ができた。
札値はマグロ上トロのサクが4000円~10000円と高価だが、実際は交渉して半値から3分の1ぐらいのようだ。
また目立ったのがマグロ丼中心の屋台のようなもの。写真がいっぱい店前に貼り付けてあり、500円~1000円ぐらいで、中トロ丼・北海丼など色んな種類の写真を見て注文する。美味そうだったが実際食べている人のトロと写真のトロでは色合いが違うような感じ。試しに昼食として食べてみたが、中トロ丼600円というメニューに対し、上層部の3キレが中トロで、その脇が赤み刺。微妙だがまあまあ美味しかった。

色々と弟とわいわい言いながらアメ横を出て、時間も程よく空港に向かったが、ゆっくりとしゃべれた事は良かった。しかし3日めでかなりの疲労感があり、弟にもぐちぐちと「疲れた」を連発してしまった。申し訳ない。

久しぶりの上野は、最近では第2の故郷という感じすらする。学生時代は「両国」で生活していたが、今の両国は昔とは相当様変わりしており、両国国技館を中心にオフィスビルが立ち並ぶ。住んでいた所も無くなっているので故郷という雰囲気ではなくなっている。

東京出張よもやばなし(水族館)

2007年02月24日 | 旅行

2日めの夕方だが「EPSON品川アクアスタジアム」に行った。友達と会う前だが、仕事の場所は「天王洲アイル」で、それからフリーになったんだけど、東京の仕事仲間に面白い場所はないかと尋ねたら、品川は歩いて行けるぐらいで、品川駅周辺はかなり様変わりしてるし、「EPSON品川アクアスタジアム」は今が旬で面白いと聞いたので行く事にした。
品川駅までは数名で一緒に付き合ってくれ、皆と別れて駅からちょっとした小阪を登り入り口があったが、以前学生時代に訪れた「品川プリンスホテル」のスケート場が、今はこの水族館になっているようだ。

品川駅周辺は昨日も書いたとおり、相当様変わりしていてとてもモダンな雰囲気だ。
そして品川プリンスホテルも綺麗になっているようだ。(残念ながらホテルに泊まった事はないんだけど)
そしてこの水族館だが、まったく行く予定もしてなかったので前情報はゼロだし、EPSONが水族館を作ったという話は数年前に確かに聞いた事があるような薄っすらとした記憶なんだけど、まあ魚好きだし生涯のうちに日本中の水族館を1度は見ておこうという野望もあることだし(今決めたんだけど)、とにかく小さな子供づれの家族に混じって入ってみた。

入り口から写真のような人だかりができていて、お姉さんがアナウンスしていたが、ちょうど餌付けの時間だったようだ。海中トンネルの天井で餌を漁る「ノコギリエイ」の姿が面白いから見てくださいね~っていうアナウンスなんだけど、結構大きな水槽で、小型だけどマンタ(オニイトマキエイ)も泳いでいる。中型の魚もいるのでその時はすでにスイッチが入り、この魚はヒメフエダイだ♪ギンガメアジだ!ロウニンアジだ!っと口にはしないけどハイテンション。更に魚名が判らないものは更に心躍る。なんだろう??
ガイドブックに名前が書いてあるのでチェック・チェック。
コガネシマアジだったり、ガイドブックにも無い今だに不明なコショウダイのような魚だったり。とにかく燃える。
トンネルを過ぎたら寒い場所の水槽で、ここにはオオカミウオとかマダラとかギスカジカもいたり。
テーマ毎のブース仕立てとなっていて複数の魚が泳がせてあり、マンボウ部屋・深海ブース・東京湾ブース・海老のブース・サンゴ礁のブース・マングローブと、他にはペンギンのブースとイルカショウのブースがある。正直、魚の数は少ないと思うけど、イルカのショウとか見せ方はなかなか面白い。綺麗だと思ったのは、魚がカラフルという事もありサンゴ礁ブースだった。概ね魚名も判るし馴染みの魚もいるので、フィッシュカービングのネタとしても見ていて損はない。自宅にこんな水槽があればどんなにか幸せだろう。いい加減な人間なのでほんとに水槽を準備したら、汚して死なせるだけというのが判っているので飼う事はないけど。

この水族館が人気があるのは、多分写真撮影はどんどんやってくださいね~。というスタンスと、職員が養殖者という感じではなく、ユーザー接客に徹している。ディズニーランドのような観客神様主義という事かな。それにしても東京のど真ん中で、こんな魚達を気楽に見られる環境が凄いのかもしれない。

東京出張

2007年02月22日 | 雑記

先ほど出張から帰ってきた。東京出張。
とにかく疲れる町だ。田舎の人間にとって東京って、人が多くて駅が大きくて、とにかく歩く機会が多くて階段を何度も登ったり降りたり。キップの買い方も迷うし、特に今回ストレスが溜まったのはタバコが吸えないこと。吸う場所が激減している。

その分町が綺麗に見える。
以前ソウルに行ったとき、上海に行ったとき、またバンコクに行ったときに東京は追い抜かれるぞと思ったが、そんな事は無い・・・というほど今回は進化が見えた。
タバコが吸えない町に進化してたし、品川駅周辺などは立体の歩道橋が縦横に伸びていて未来都市みたいだ。上野にも行ったが、以前は薄汚いゴミ池だと思っていた不忍池も、水を浄化する設備がついてかなり綺麗になっているし、上野駅周辺も立体で縦横に渡れる。
仕事で行った天王洲アイルは大きなオフィスビルが立ち並び、働く人々は国際色豊かで、「欧米か?」って突っ込み入れちゃいたくなった。

今回は仕事で2日。1日は休暇を取って学生時代の友達と会うことにしてたのだが、目的は無事果たし、とても懐かしい話などで盛り上がった。ただ飲み会ではどうも体調が悪く、2~3杯で吐き気を感じたりで、上野で飲んだので途中から夜の不忍池のベンチで語ったが、上野に住む友達も久しぶりに星を見たという。数は少ないがオリオン座がきちんと見えた。

3日間滞在してそれなりに有意義に過したつもりだが、東京は晴れてたのに宮崎は夕方どしゃ降り。宮崎に近づくにつれて気流の状態が悪く、飛行機が突然落下して体が宙に浮くような感覚。怖い怖い。
荷物もあるので空港からが大変だったりで、ほんとに疲れた。仕事も溜まっているようなので明日が怖い。

フィッシュカービング下準備

2007年02月19日 | 芸術活動

最近休日がどうも暇である。

ここ5~6年は釣りばかりで暇という感覚は無かったが、ゴルフにも行きだして、どっちか迷う事が多くなり、結局どちらも行かずじまいという感じだ。
両方できれば良いのだが、さすがにそれほど裕福ではなく、どちらかができれば御の字だけど、釣りはちょっと覚めてる感じでゴルフは練習場には行きたくないけどコースは仲間がいないとできないし。

土曜日は雨だったので自宅にいた。天気予報では日曜日は晴れるという事だったので数名に電話して遊ぼうとしたが、皆用事があり無理みたい。
自分だけが暇というのはとても寂しいもんだが、そんなときこそフィッシュカービングではなかろうかと気持ちを奮い立たせ、友達の8818君に電話して、チェンソーを借りた。

フィッシュカービングに使用する木材の「ホオノ木」を高校時代の恩師、ヤギ先生に頂いて早や3ヶ月以上だが、我が家の物置に眠っていたので、そろそろきちんと下準備をしておこうと、1匹を彫るサイズにカットするために借りたのだが、チェンソーを使うのは全くの初めて。
100V電源タイプでボタンも1つしか無いから、これ押せば動くんだろうと簡単に思っていたが、ストッパーがついていて、理解できるまで3分ぐらい悩んだ。
オイルが必要だという事も先日行った時に説明を受けていたのだが忘れてた。中を覗くと空っぽみたいだが、まあ数個分だからなんとかなるか?これは焼付防止のオイルだ。
大きな音で動き出し、いざ木材に当ててみたが木が踊る。
ちゃんと固定しとかないと、まともには切れないようだ。
結構大きな木なので揺れる程度だけど、足でとりあえず固定しながらのカッティング作業。だんだん小さくなると、余計に切りずらい。
まあそれでも要領を得ると面白くなって、別の木まで切ってみたり。

そんな訳で12体分の木材を確保する事ができた。多分1年に3~5体ぐらい作れるかなと思っているので、3~4年分の材料だ。

1角を自宅に持ち込み、ずっと眺めてイメージを膨らます作業。
図鑑やネットの魚写真サイト・そしてフィッシュカービング作品を掲載しているサイトなど眺めるが、もっとも参考になるのがやはり作品サイトだ。
木材に魚も決めてないのに線を書き込んだりしていたら、だんだん作りたいイメージが沸いてきた。しかしこのカット木材を直接彫刻刀で堀り出すのは無謀。不要な部分はノコギリでカットし、ノミで掘る必要もあるんだけど、結構大きな音なので夜は無理。つまり次の休みの日中を待つしかない。
まあ今年度の一作目に着手したということだけど、多分完成は5月ぐらいになるだろうか。

さて明日から東京出張。2泊の予定なので22日に帰宅だが、それまでこの日記はお預けだ。仕事だから観光地に行けるわけでもないが時間が許す限り話題を取り込んできたいと思う。

カサゴ(FileNO50)

2007年02月18日 | お魚紹介

カサゴという魚はいつでも何処でも相手してくれる。沖でも岩場でも防波堤でも。釣りに行って1匹2匹と相手してくれることがしばしばだけど、数を釣る事は期待できない。
ただ、沖の釣りだと小型が同じ場所でまとまる時がある。
宮崎の釣具店には18Cmだったかな?それ以下のサイズは放流しましょうと案内されている。カサゴはとても成長が遅く、釣魚として馴染みは深い魚だけど、だんだん数も減っているようなので、できれば幼魚は逃がしてあげたい

カサゴと行ってもその仲間は多く、とても似ているのがウッカリカサゴとかアヤメカサゴという種などあるが、宮崎で、多分釣れても区別されない。ストアーでもカサゴで売っているものが実は違う種である事も多い。

だけど釣れるほとんどはカサゴである。
宮崎では「ホゴ」と呼ばれる。鹿児島や熊本では「アラカブ・ガラカブ」と呼ばれる。
鹿児島の長島周辺だと、海峡が多く、岩場が多いので専門に狙って釣られているし、専門の料理店もある。また鹿児島の錦江湾でも特に桜島の周辺は海底が溶岩礁で凸凹しており、カサゴがとても住み着きやすい環境のようだ。簡単に釣れる。

カサゴは数が少ないので、大前提で生息しているかいないかで成果が変わるけど、居れば釣れる確率はとても高い。底を狙って餌は何でも良いので誘いをかけてあげれば釣れる。
また最近はロックフィッシュなどと命名されて、もともとルアーを楽しんでいた釣人が、ブラックバス釣りがだんだん肩身の狭い環境になる中で、海に向かい、手軽に楽しめる対象魚としてワーム(擬似餌)などで狙う。

カサゴの仲間で有名なのが「メバル」。メバルの仲間にカサゴがあるとも言えるほど釣魚としてはメジャー魚だけど、残念ながら宮崎には居ない。南限が大分ぐらいまでなんだろう。九州の西部の熊本・浅草などだと生息するのかも知れないが定かではない。

とにかくこの魚の仲間は食べても美味しい。
だからカサゴの場合は市場値で1Kgが2000円以上というような高値で取引されるようだ。ただカサゴだと大きくても30Cm程度。沖で釣れやすい近似種の「ウッカリカサゴ」の場合はなんと60Cmほどまで成長するようだ。

宮崎では味噌汁に入れて、とても良い出汁になるとのことで重宝される。刺身でも美味しいがちょっと淡白な感じもする。から揚げも美味しくて、しっかり揚げれば鰭の部分もコリコリとして美味しい。

WEB検索していて見つけた面白ネタとしては、このお魚は卵ではなく稚魚を産み落とすとのこと。これはメバル・クロソイなども一緒で卵胎生というらしい。

いつも写真までは残さないのだが、最近撮影したこの魚は27Cmと大きく、珍しいと思ったのが、顔と背鰭後方に黒いアザがあること。ちょっと面白いなと思って。
(もちろん全体像も写しているが、特にこの顔アップ写真が綺麗だったので、これを上げときます。)
沖で釣った魚だから赤色が強い。これが岸からだとどす黒い赤みなんだけど、生息場所で随分色が違う。カサゴに限らず深場だと赤が強くて、浅いと岩のようなどす黒になるのは、多分保護色という事だろうけど、なぜ深いと赤いのだろうか?多分、深い=暗いという事だけど赤は暗い場所では目立たない色なんだろうなと思う。沖の夜釣りでも、ヒメジ・チカメキントキ・マツカサといった魚達は真っ赤である。

カミソリ商売

2007年02月17日 | 雑記
昨夜仕事から戻ると、パソコンの前に新しいSchickの剃刀がパッケージに入ったまま置いてあった。ネットで調べたら新製品のクアトロ4チタニウムというタイプらしいが定価で1070円(税別)の製品である。

思えば私の剃刀は、もう15年ぐらい(多分)替刃だけ交換してホルダーはずっと一緒なので随分汚れているし、かみさんが調達してくれたのかなと思いきや、なんと長女の卒業祝いという名目で贈ってきたんだそうだ。
昨晩はちょうどかみさんが外出していて娘だけだったが、ちょっとご立腹。
女の子なのになんで男性用剃刀が贈ってきたのか・・・。
娘の名前の末尾が漢字で「樹」だから、読めば「き」なんだけど男の子に間違われやすい。これは出生届けを出しに行ったときからの話で、その時は役所の人に間違ってますよって指摘され、女の子に間違いないというのを説明するのに苦労したが、本人も何度も間違われている。迷惑だと、何でこんな漢字にしたのかと昨晩も嫌味を言われた。まあだけど「お父さんラッキーじゃん」という発言から真剣に怒ってるわけではないのである。

まあそんな訳で、ただで新製品剃刀が手に入ったわけだが、正直これぞ「カミソリ商売」の真髄というか品物がカミソリなだけにコテコテ感があるわけで、究極であると思った次第。

カミソリ商売を考えると、剃刀は高級なホルダーを格安で提供して、替刃を結構な価格で提供するということだが、頂いた剃刀も替刃が4枚セットで定価1450円もするようだ。ホルダーを無料で提供しても替刃で取り戻せるという事だ。しかし全国の同年代の男の子達にかなりの数を無償提供しているんだと考えれば、相当な経費のわけで、毎年こんなことやってるのか判らないが、毎年ならそれはきちんと回収できてるという事だろう。
「カミソリ商売」はパソコンのプリンタなどもその類で、インクやトナーの交換を売り込むために本体は格安(製造原価割れ)で提供している訳だ。とくにカラーレーザープリンタなどは最近は10万を切るほどの価格で提供されてるが、カートリッジを交換するのに6~8万という事で、ここにメーカーの収益があるわけだけど、最近はリサイクルトナー等の普及にて思ったようになってないのが実態らしい。

「ただほど高いものはない」という言葉もあるが、今回の場合はきちんと替刃でお返しする訳だし正直Schickの剃刀は切れ味も良いので、素直に使わせてもらおうと思っているけど、多分今使っている方が替刃も安いので、今後もそちらを使う事になるかな?まあ剃り味を比べて考えよう。

がんばれ知事

2007年02月16日 | 雑記
東国原知事が誕生して、良くも悪くも連日テレビで取り上げられているのでどうしても気にしてしまうのだが、本当に着任直後から鳥インフルエンザ問題もあり、あっと言う間にお笑い芸能人から知事の顔に変貌された。最初からこの問題があったことが変貌に拍車をかけられたようだ。立場は人を作るとは、まさにこういう事だろう。

私も「そのまんま東」さんに投票した1人だが、仲の良い友達に聞いたら、結局消去法で選ばざるを得なかったという。これは私も同じ。
だけど、もともと気にしていて立候補して欲しいと思っていたのは宮崎の若き参議院議員「松下新平」氏である。

松下新平氏は宮崎県職員から元参議院議員の長峯基氏の秘書、その後宮崎県議員を2期、その途中で参議院議員へとステップアップされているが、義理のお父さん(奥さんの親父さん)が元・串間市長で現県会議員(自民党)の野辺修光さん。
義理のお父さんが自民党ながら、参議院議員選では無所属で立候補して、その時には圧倒的に有利と思われた自民党推薦の当時の現職であった上杉光弘さんを打ち破って当選した。人格が票を伸ばしたと言えるが、この時の状態は今の東国原知事と似た雰囲気がある。宮崎県人は実は権力を毛嫌いする気質なんんじゃなかろうかと私は思っている。
松下新平氏のメールマガジンを読んでいるが、かなりマメに(ほとんど毎日)、何がしかのコメントを出されている。内容はほんとに宮崎の事、国の事を真剣に考え取り組まれている様子が伺え好感がもてるし最近は尊敬している。
その人格は気骨・真面目・朗らか・勉強熱心でまさに政治家になるべく生まれたような人なんだけど、私より3つも年下だ。

その松下新平さんの東国原知事に対してのコメントを見る限り、支援したいと思っているものの、まだまだ不満も持たれているようだ。

知事とは立候補を表明されて直ぐに挨拶に来られた折会ってらっしゃるようだが、その時の印象は、熱意は感じるがもっと具体的に宮崎を考えて欲しいという感想だったようだ。
昨日、初の議会の所信表明を聞かれた感想は、やはりマニフェストに掲げている数字350億円の歳出カットの中身が欠けているという辛口なコメント。だけど支援しようという気持ちが見えるコメントで、国会議員として、知事を支援する姿勢というか感情を持たれているように感じた。
そんな私はWEBで読んだだけで直接聞いてないので雰囲気が判らないが、いろんな評価があり、案外すんなりというか一般的という意見もあれば、きちんとしてて良かったという感想もあるようだ。それにしても宮崎県の議会の様子が全国に放送されるというのは異常事態である。明らかに騒がれすぎだな。

東国原知事のことだが、まさに人はここまで仕事できるのかというぐらい働いてると思う。多分睡眠時間の4~5時間以外、ほとんど働いているだろう。(と今テレビや日記を見る度に思う)

あ・・・今もスポーツニュースに登場だ。今日は長島さんが宮崎に来たことがメインなんだけど、知事が訪れて挨拶という事らしい。

知事選に立候補を表明された後は、知人を頼って友達の輪をかなりの勢いで築く活動をされていたが、私の娘達もサインを貰っている。同僚は兄貴が携帯写真を一緒に写しているし、公示前にどれほど動かれたか計り知れないんだけど、その様子も日記に書かれている。その時すでに死に物狂いだった。
その事を日記を見て知ってたので、もしかしたらと思っていたが、日増しに人気が強まるのが面白いほど判る選挙戦だったと思う。

この様子は宮崎県の人なら察していただろうが、県外の人には終盤は新鮮に写ったようで、東スポが「そのまんま東・当選確実!?」て記事を見て購入し、興奮して話されてた。県外の人の多くはまさかそんな芸人を知事にするなんて県民性を疑う・・・というような意見も沢山聞いた。
だけど、終盤はかなりの確率で当選するだろうと予感した。

とにかく今は些細な失敗でも見張られていて足を引っ張られるだろうけど、宮崎のためという強い思いが良い方向に向かうように、とにかく頑張ってもらいたいし、とにかく忙しすぎるようなので、もっとゆったりと大儀を果たして欲しいと思っている。

気になるウキ

2007年02月15日 | 釣具
最近釣り具で気になっているのが「遠矢うき」だ。
http://www.awa.or.jp/home/to-ya/

遠矢うきはチヌ釣り用の棒ウキの世界では知名度ナンバーワンの感度良好なウキだけど、その作者の遠矢国利さんが釣り人としても有名で、年間の釣行も凄くて、ウキ開発にしてもその経験を存分に生かした思考で作られている。
価格も名人ウキとしてはまあまあリーズナブルで手に入れやすい。
色んな雑誌でも紹介されてるし、大手の釣具店ならだいたい置いてあるが、工場は千葉県にあるようだけど、遠矢さんは宮崎の「小林市」出身と聞いている。
宮崎県人ということで親近感もあるのだが、宮崎の釣り場にも結構出没されるようで、以前テレビ番組で門川町の「亀の首防波堤」で撮影してたら、たまたまと言う感じで遠矢さんが登場した。

チヌ狙いの棒ウキなので、自分では1本しか持ってなかったが、最近よく知人がメジナ用の小型の棒ウキを使った釣りをしているのを見て、気になっていたので購入してみた。

遠矢グレZF120(小)と言うタイプで、定価は税込1544円。
月曜日の釣りでちょっとこわだって使ってみたが、なかなか面白い。棒ウキで0号浮力というのが嬉しいところだが、ちょっとぐらいのガンダマでは沈まない。だけど魚がどんな状態なのかが、棒先を見ていると良く判るし、全遊動としてウキ止めを使わなくてもちゃんと反応してくれた。ただ0号というのは結構難しくて、流れが速いとハリスが全く沈んでないようだ。それを無理やり沈めようと思うと、かなり道糸をゆったりとなるように送ってやらないと厳しい。そうすると魚に合わせられないのだ。
だから次はちょっと浮力が強いものを購入して、オモリをつけて沈めた方が良さそうだと言う感想。そうなると全遊動は難しいわけで、無抵抗を理想とするメジナ釣りには微妙という矛盾した考えが出てくる。

まだまだメジナと言う魚が判らず修行中という身だが、だんだん判らなくなってきてるのが本音だ。最近釣れて無いし。
まあ自分の欠点は魚を粘り強く引き寄せる根性が無いこと。
これを克服できれば、もっと釣れるのではないかと思っているのだが、それはともかくだんだん道具は充実してきており、ウキの数も相当だ。

釣れる条件というのは、竿からハリまですべてのシステムが、魚が違和感なく餌に喰らいついてくれるように仕掛けるという事なんだろうけど、最近は優しくシステムが作れるような感じだ。竿・ウキ・糸それぞれ釣れやすいように進化しているという事。

そんな中でのこの棒ウキは、かなり究極だと思っているのだが、隣で釣っていたAN師匠のシステムには適わなかった。師匠はきちんと棚を取り、一定の棚に届いたらウキがジワッと沈むような仕掛。きちんと手元にアタリが伝わってくる。

結局オーソドックスが良いようだ。