「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

定点観測(2009年12月27日)日南市大島

2009年12月28日 | 釣行記


予定では日曜日は映画を見に行くつもりだったんだが、前日AN師匠から電話があった。自宅の大掃除が終わってホッとしたら、急に釣りに行きたくなったんだそうだ。
私としては前回不満が残る釣りだったが、その事を思い出すとちょっと足踏みの気持ちなんだけど、1日を有意義に過ごせるのはやっぱり釣り。
電話を受けた時は自宅で、家内と次女が近くにいて、「行けば・・」という視線を送るもんだから、思わず「承知!」と返事してしまった。

船付に30分ほど前に到着したが、近くの南郷漁港で朝市をやっていたのでバタバタと見に行ったが、なんとも活気があり楽しい雰囲気だ。イセエビ味噌汁をご飯付500円と、とてもリーズナブルな価格で、大きな鍋で煮込んでいて、ずらっと行列ができていたが、時間が無く断念。食べたかった・・・
正月前なので、おせち素材というような食材が多かったが、鮮魚は小物が多いものの「カイワリ」など美味しい魚や「ウツボ」などもあってそれなりの見応え。

さて定点観測というべき昨日の状態だが、まあ今年最後の大島ということになろう。(たぶん年内は行かない)
4日前にはまったく潮が動かない感じだったが、昨日はまあまあ上りの潮気があり期待できる。冬の海には珍しく、若干の濁りもある。こんな時のほうが仕掛けを悟られないので釣果につながると思う。
わずかに北方から吹き込む風にて水面も波立ち、これまたちょうど自然な張りが出そうでよい。

ところが・・・である。
相変わらず写真の「ハゴイタ」標準和名ウスバハギが居るようで突っつくようなウキの反応と、ハリスをかじったり餌を啄ばんだりという事でなかなか魚が釣れない。前回より魚影が濃いようだ。

昼過ぎまで、餌はまったく残らず魚も釣れず、昼食の後はAN師匠は昼寝する始末。その間私は粘って・・・ついにメジナ(34Cm)最初の魚がメジナというのは微妙に嬉しいもんだ。
しかしそれから続かず、しばらくして写真のハゴイタがハリ掛かり。
それまでも何度かやり取りしたけど、ゆっくりと巻き上げてついに取り込み成功。にっくきその姿を拝み、頭と内臓を落として食材として持ち帰った。1匹で充分な刺身がとれるほどの60Cm弱サイズ。

私のメジナをきっかけに師匠も真剣モードだったが、下の写真の「ヒブダイ」とハゴイタを釣り上げた。やはり何度もハゴイタに苦戦していたので、お互いに敵を打った感じで満足。

さて年末年始の予定・・・

明日は船釣り予定。正月の魚の確保。
翌30日はゴルフだ。
明けてすぐに瀬渡し磯予定もあるが、13日・23日もゴルフの予定が入っている。金銭的にきついかも。まあでも行ける限り行かねば。今を生きる・・・である。



場所 日南市大島T防波堤 対象魚【狙ったお魚】 メジナ
同行者 AN師匠 仕掛 フカセ
潮況(データ) ◆天気(晴れ時々曇り)◆潮(小潮・満潮13:38)
◆釣行時間(AM7:30~PM4:30)
◆波:風波程度・濁りあり。
◆風(南西の中風)
釣れた魚 メジナ(約34Cm)1匹
ウスバハギ1匹(55Cm)



定点観測(2009年12月23日)日南市大島

2009年12月24日 | 釣行記


今年の海は、どうも餌取魚が消えず釣りずらい。水温が高い。
それでも季節の魚達はほぼ同じ時期に現れたり消えたりしている。このメカニズムというのは不思議で水温とは別次元なんだろうと思うのだが、とにかく狙いの魚が釣れてくれればよいのだ。

そして、冷え込みが厳しくなった昨今、大きな期待を胸に、いつもの大島に行ってみた。
AN師匠は今週土曜日に行く予定という事で1人での道程。寂しいけど期待のほうが強い。
冬至翌日という事で、1年のうちでも最も日が短い日なだけに、明けるのも遅く船付に到着した時間にはまだ薄暗い状態。
海水が暖かいせいで表面にモヤが出てきた。写真はその様子なのだが見た目にはとても幻想的。しかし写真だと微妙だ・・・

島に渡ると結構強めの風がある。波はほとんどなく風で押される程度。
撒餌を入れたら大きな魚影がすぐに現れる。だいたいこの撒餌で1日の釣果を占うようなところがあるが、大きな魚影は数匹の「ヒブダイ」そして「アイゴ」のようだ。他には「カゴカキダイ」「ハコフグ」などの姿が見える。

風が思いのほか強く、表面の風波に押されてウキが随分押されるので、風を背にする場所に座を構え、2投げ目でズシンという引き込。テトラに潜られて残念ながらハリが外れた。
その後はずっと餌が残らず、相変わらず餌取が多いのだが、気が付くと風がやんでいたため場を移した。
風がなく、波もない状態だと、今まで経験したことがないような静かな世界で、目の前が海なのに不思議感覚に陥る。そんな海の中の様子を見ると、なんと60~80Cmありそうなハゴイタ※ウスバハギが周囲を取り巻いている。
美味しい魚なので1匹ぐらい持ち帰ろうと、ハリスを短くして誘いを入れると簡単にハリ掛かりしたが、大きさのせいか、今使っているPEの道糸のせいか、5回連続でハリが外れ、慎重にやり取りしてテトラ前まで持ってきた魚も最後に強烈に引き込んでハリス切れ。
ハゴイタは諦めて、またメジナ狙いに仕掛けを戻した頃に、2番船でAN師匠が登場。私が到着した頃に電話があり、こちらに向うという事だった。前日は行かないと言われていたが、どうも釣り人の性分のようで、私が気になったらしい。

その後も3回はハゴイタらしい引き込があり、テトラ前までは持ってこれるのだが、かなり重量感があり、動き出すと太刀打ちできない。そして底に向うのでテトラに触れて切れてしまう。

そんな感じでメジナは姿を見せず、合計8回もハゴイタにやられた状態で、かなり鬱憤が溜まった釣り。今度姿を見かけたら、大仕掛けでぶりあげてやる!なんて捨て台詞を吐きながらの帰宅。


場所 日南市大島T防波堤 対象魚【狙ったお魚】 メジナ
同行者 AN師匠 仕掛 フカセ
潮況(データ) ◆天気(晴れ)◆潮(小潮・満潮10:22)
◆釣行時間(AM7:30~PM4:30)
◆波:風波荒れだが透けていた。
◆風(南西の中風)
釣れた魚 ニセカンランハギ(約30Cm)1匹
カゴカキダイ1匹
ウスバハギ8連続取り込み失敗



ヤマト

2009年12月20日 | 雑記


一昨日夜、同僚と飲みに出て、いつもの「シャラク」でイシガキダイを堪能したあとは、ほろ酔い気分でゲームセンターに寄った。

いつもなら小銭でももったいないというか、どうせ取れないと思って1~2回で終わるのだが、飲んでいたら太っ腹になる。なんだか取れそうな気がする・・

そして同僚がラジコンカーをゲットし、私も釣られて写真のヤマトの箱を狙い、どうせ中心を持ち上げてもびくともしないのは判っていたので、端っこをずらす作戦。これが講じて100円で結構ずれて、200円でゲットできた。長寸が50Cm程度の立派なフィギアだ。

自宅のテレビ台の上に飾り、嫁には親戚の子供が来てもあげるなよ!なんて大人げない事を言ってるけど、何となくワクワクして時々覗きこんでみたりする。

ちなみにこのフィギアは「復活編」のもので、最近(12月12日)公開されているが、さすがに年月を経てその画像は迫力もありそうだけど、キャラクターはまったく別顔で、原作の松本零士氏とのトラブルを考えても、また中学時代にはまったヤマトではあったけど、大人の利権というかそんな道具として見るにつけて魅力を感じなくなってしまった。

我々アラフォー(ちょいオーバー)世代と言えば、小学校の頃は「仮面ライダー」「ウルトラマン」などのヒーローが登場し、中学校になると、この「ヤマト」が多くの男子の心を虜にしたと思うのだが、私は今でこそ興ざめた結果からか、そのストーリーすら覚えてないんだけど、その当時はカセットテープにヤマトの曲を入れて、何度も何度も繰り返し聴いていたため、今でも主題歌とエンディング曲の「真っ赤なスカーフ」はソラで歌える。時々はカラオケでも歌ってみたり。

願わくば、あの頃の思い出をぶち壊すような新作映画なんて出して欲しくないし、復活編もまったく見たいとも思わないのだが、YAHOOの評価を見ても賛否両論という感じ。まあ良かったという意見もあるという事はそれなりなんだろうけど、どうも長すぎという意見が多いようだ。

まあただ・・・こんな模型を見て嬉しく感じる自分は、ヲタクなのかも。

忘年会

2009年12月18日 | 雑記


忘年会も、早くも先週の事となってしまっているが、まさに師走である。チョー忙しい。忙しい事は良い事ではある。実が伴えばではあるが。

さて先週末(土・日)。
私が勤める会社は忘年会が派手であり、ただ夜飲むだけではない。

九州の各部署から集まって合同で行うので、昨年は大分・その前は熊本・・・と、ちょっとした旅行になる。
そして今年は宮崎が幹事であり、綾を中心に観光・飲み会・翌日ゴルフというスケジュール。とても楽しいのだが、それなりの費用負担がある。それについては毎月積み立てをしていて、この忘年会の際に一気に吐きだすのだ。

さて写真は綾町の町営である「綾川荘」の施設の一角、「式部屋敷」という場所での昼食。宮崎のメンバーだけで昼食としたが、私はこの場所は何度か訪れていて、ここで食べたボタン鍋(猪料理)のお陰でイノシシの苦手意識が無くなった。
今回は夜もヘビーと想像されるにも拘らず、皆の意見の結果、焼き肉。宮崎牛と鳥肉のセットだ。当然旅行感覚なのでビールが入る。しかもガンガン飲むのである。
皆スイッチオンという状態だ。可哀そうなのはハンドルキーパー・・

ゆっくりと昼食を過ごした後は、まあ一箇所ぐらいはということで「照葉大吊橋」に行ってみる。
私ももう10年以上は行ってない。何となく記憶も怪しかったけど、行ってみたらそれなりの景色で楽しめて、資料館にはバードカービング作品もあったりで良かった。
そして、打ち合わせしていたわけではないが鹿児島のメンバーも到着し、一気に忘年会の賑わいが始まった。

会場は「酒仙の社」で、このホテルは全国に展開する「そば焼酎・雲海」の会社、「雲海酒造」が経営しているが、ホテルというよりその周囲の設備が観光地として有名な場所だ。私も何度も訪れているが、宮崎の名産が集まっていたり、名匠「黒木国昭」氏のガラス工房があったりする。ビール製造の過程も自由に見ることができ、結構楽しい。
そんな我々は、ホテルにPM4時ぐらいに到着すると、予約していた陶芸教室にて絵付やロクロを楽しんだ。
私は絵付で申し込んでいて、結構自信があったんだけど、イメージの通りにはまったく書けずちょっと悔しい思い。再挑戦したいという気持ちになった。

忘年会の様子は写真の通りで、宮崎のメンバーが幹事にて、盛り上がるか心配したけど、思いのほか賑わってほっとした。
ホテルの料理も想像していたより豪華というか素敵で、部屋にはヒノキ風呂もあったりして満足できた。翌日はゴルフコンペだったため、というか皆、昼間から飲んでいたせいか、部屋飲みの2次会は比較的に大人しかったが、ホテルライフは楽しめた。

翌日のゴルフは「ハイビスカスゴルフクラブ」で、ここは比較的にスコアが出やすいのか皆調子よく、これまた楽しんで帰ってもらった。私も久しぶりのスコア92で上出来。
とにかくゴージャスと言える忘年会。

こんな楽しみを糧にして仕事のやりがいも出てくるんだよね。

ボーナス

2009年12月11日 | 雑記
昨日は公務員のボーナス支給日で、概ね減額などの話題がニュースでは飛び交っているが、宮崎県では東国原知事で245万なんだそうで、一般行政職33歳平均が57万7千なんだそうだ。この額が高いか否かというのは、民間・個人業ならだんだん減りつつあるとは言えど、まだまだ羨ましい額だと思う。

全国の首長の中には、あえてボーナスを0にするような荒武者もいるようだが、人は働いた対価を得て、それをまた活力とするものだと思うので、あえて自分から辞退する事は必要ないだろうとも思うけど、最近の景気の動向から大幅減額であったり無支給という所も多いはず。

私も昨日、ありがたく頂いたのだが、明細を見てびっくりするほど税金が高いと思った。今までさほど意識していなかった。今夏もこうだったのか??

事業仕訳など、無駄遣いということに政府は、というか民主党は注力しているが、税金は高く、公務員のボーナスも高く(公務員の方には申し訳ないが)、根本的に改善できる部分がありそうな気がする。

楽しみな「のだめカンタービレ」

2009年12月10日 | 映画
今何をもっとも楽しみにしているかと言えば、釣行でもなくゴルフ予定でもなく、この映画を見る事だ。

テレビドラマで完全に私ははめられた訳だが、最近連日「めざましテレビ」にて宣伝していて、今朝のYahooトピックスでは完成披露試写会の話題もあり、いよいよ公開というメディアの盛り上げもあるのだが、とにかく見たい。

なぜにここまでと言うぐらいだけど、なんだろう。まあ面白いからだ。

分析というほどではないが、なぜに面白いかというと、最終的には人間臭いということなのかと思ったりする。
オーケストラに対して、それに関わる様々な立場でのコダワリとか、主人公「のだめ」という変態女性だが、彼女への支援というか愛情というものが恋愛とはちょっと違う包括的愛という表現であったり、演奏シーンの盛り上げ方などが、生演奏を聴くよりも感慨深い。

主人公の「上野樹里」という女優は、私的にはどちらかと言えば嫌いなタイプだったのだが、それは最初の映画「スウィングガールズ」の印象だったのかも知れない。だけどこのドラマでの仰天演技で好きになったというより驚いた。
演技なのか天然なのかと迷うほどだが、演技だったら凄い演技派だし、天然だったらとんでもないおバカさんだけど、その後に見たドラマ「ラスト・フレンズ」ではまったく別の人格なので、演技がやはりうまい人なんだと思う。
もう1人の主人公の「玉木宏」は言わずもがなの演技派で、「のだめ」ではとてつもなくかっこいい3枚目だ。

とにかくこの映画は原作が漫画であるだけに、登場人物がすべて漫画っぽいけど、原作に忠実ではあるが面白みは実写が一枚上手という感じもする。

テレビでも感動したオケのシーンは、映画の大画面だったら間違いなく圧巻だと思われるし、演奏における指揮者の感情というのが、自分で演奏しているような錯覚に陥り、これが面白く、またオーケストラをそんな視点で聴きたくなる。
このドラマをきっかけにオケに行かれた、またはクラシック音楽に目覚めたというかたも多いはず。

12月19日、あと2週間だ。前篇・後篇と2部作のようで、今回前篇で3月ぐらいに後篇ということなのだろうか?そんな感じだが後篇の情報は詳しくはまだ調べていない。

12月を振り返る

2009年12月09日 | 雑記
BLOGを見たらすでに6年も経過していて、その前にWEBサイトで独自の日記をつけていたので、これを合わせたら10年なんだけど、記録があるというのは面白い。そこで12月限定で過去を振り返ってみる。

平成12年(2000年)
大分の船釣行に出かけたり24日に船のフカセ釣りで初のキロ級のメジナを釣り上げている。とても精力的に釣行している。

平成13年(2001年)
何かと忙しい年だったみたいであまり日記を書いてないけど、東京に行っている。転機の訪れた年だったのだ。

平成14年(2002年)
釣りは割と精力的。11月に中国に行っており、その余韻が残っていてた時期かも。

平成15年(2003年)
日南に川釣りに行ったり、指宿で忘年会ゴルフなどをしている。

平成16年(2004年)
東京に行ってる。六本木にて豪遊(ってほどではないけど)した思い出がある。

平成17年(2005年)
忘年会で人吉に行っていて、チサンカントリーというゴルフ場でコンペだった。雪吹きとてつもなく寒かったと思う。

平成18年(2006年)
阿蘇でゴルフ。全く釣り話題を書いてない。

平成19年(2007年)
鹿児島でゴルフ。前年同様釣り話題なし。

平成20年(2008年)
大分でゴルフ。一眼レフの購入など。

それぞれのエピソードを思い出すと、それなりに感慨深いのだが、記録が残っているというのはいいことだ。

宮崎・旬

2009年12月08日 | 雑記
日曜日はなんら予定がなく、とりあえずPM3時からのゴルフ番組を楽しみにしていたぐらいだが、年賀状などの準備もそろそろだなと思いつつ、珍しく休みにしては早く起きてきた二女に「今日は何するの?」と聞いたらゲームを買いたいという。

嫁にその話をしたら買い物に出ようということになり、早速身支度をして宮崎市内に車を走らせた。

途中の会話にて、「ドンキホーテ」と「スシロー」の話となる。私は昼食で1度「スシロー」※回転寿司には行ったのだが、二女が行きたいというのでお昼はそこに行くことにして、まずは「ゲオ」に行ってゲームソフトの物色。
最近、音楽も映画も借りない・見ない。なんというかその欲がない。しいて言えば劇場映画では「のだめカンタービレ」だけはとても楽しみにしているのだが、情報が乏しいせいか意欲が薄い。中古CDが100円で売っていたのでしばらく物色していたのだが、100円でももったいないというか、とりあえず聴こうというものもなく、娘も欲しいソフトが無かったようで店を後にする。

昼食にはまだ早いので、「ドンキホーテ」に行ってみようと促すと、娘はいやだという。人ごみが苦手な娘だ。
まあ車が少なければという条件にて向ったが、案外日曜日のAMというのは穴らしく、すんなり入れたしそれほどの混み具合ではなかった。
買い物客の多くが「コアラのマーチ」を手にしているのが気になったが、ワゴンで格安で売っていた。まずはそれを見つけて我が家族もスイッチが入り、それからはあれやこれやと買いあさる。行くまではただ見るだけとのたまわっていた嫁の180°転換にびっくり。思いっきり嫌味を言ってみる・・・
お店は、私も初めてだったけど、韓国の東大門デパートの雰囲気を思い出した。天井まで届くほど品物を積み上げたり、通路を狭くしてわざと賑わい感を演出している。そして途中・途中に格安品のワゴンがあり、買い物心に火をつける。

さて12時前となり、早めに「スシロー」に入った。この店もまだオープンして1カ月程度だが、かなり客が多い。
これまたちょっと早めが良かったのか混んでもいなかったが、入った後は並んでいた。
この店は全皿100円が特徴だが、前回行ったときも満足した。ウニでも何でも100円だ。そして他店と違うのは中心にすし職人はおらず回転テーブルのみで、特注品はインターホン越しに頼む。その辺の仕組みがなかなか良くて、頼みやすいし食べやすい。そしてリーズナブル。思いっきり食べても1人で1000円まで行くかどうかだ。

今の時代にて新店舗をオープンさせる力量があるということは、それなりの評価を得ているわけで、そこにはちょっと一味違ったサービスや工夫があるもんなのだと感じた2つのお店だった。

美術年鑑

2009年12月06日 | 芸術活動
美術品(特に絵画)というのは感性のものであり、またそれを評価するということは、感覚なのでとても難しいと思う。具象作品ならまだ綺麗とか繊細という評価もできるのだが、抽象的なものはかなり大変だ。

そこで私の評価の基準の1つとしては、スペースとマッチするかという部分が重要で、たとえば自宅の壁にこの絵が居座ったら心地良いかということが評価になる。
そんな見方が正しいのか定かでもないけど、とにかく絵に価格をつけるというのはとんでもなく難しいことなのではないかと思っている。

さて・・・美術年鑑という本が1年に1度発刊されるのだが、この本には現役作家の絵を1号あたりいくらという価格評価されているもので、作家の履歴と現在の評価額が判るようになっている。この本の存在を知ったのは高校時代で、職業画家というのは画廊を通じて絵を売って生業とするわけだけど、この本の評価額で価値が違うのだ。その評価というのはいろんな展示会の評価や経験値に加え、美術年鑑社(発行元)の評価などが加わってつけられるらしい。絵を採点されるわけで正直気持ちいいものではない。
それでも日本だと、この本を基に絵画取引が必要なわけで、とくに素人には参考本となりえるので必要なものとも言える。

そして高校時代に評価額がとても高い2名の画家として「東山魁夷」「平山郁夫」という日本画家の存在があった。
いずれの画家の作品も、その圧倒的な質の高さと感性の豊かさで万人の評価を得るに足ると思うのだが、私は東山魁夷氏の作品が特に好きだった。1999年に他界されている。名を知らなくても作品はシャープの液晶テレビの宣伝にて、吉永小百合さんとのコラボ映像などで登場しているので、恐らく誰でも見た事があるはず。

やっと本題なのだが
もう1人の巨匠。平山郁夫さんが12月2日亡くなった。享年79歳だ。

現代日本画壇の最高峰に位置する画家と言うに相応しい方で、その代表的作品としてはシルクロードシリーズと言えると思うけど、東京芸術大学教授から学長をされていて画家としてだけではなく、美術界の育成から文化財保護という分野に至るまで活躍されていた。
最近さほど私はこの分野の意識してもしてなかったので、時々はこの方の存在を思い出す程度ではあるが、作品を見て「平山郁夫」作だと判る程度の知識はある。
そして生存されているのかも不明だったんだけど、先週のニュースで他界された事を知って、なんとなく感慨深く、そして記憶に刻むべくこのBLOGを記載している。
広島の出身で被爆もされていて、生涯その後遺症との戦いというか、いつも背後に死を覚悟されていたんだと察するが、仏をテーマにした作品も多いのはその事からなのだろう。

下世話な話だが、高校時代はこの方の作品は1号あたり約100万程度だったと思うので、実際の100号サイズ作品なら、なんと一億なる価値となる。そんな値段で取引されていたのか定かではないが、絵画の価値というのは没後に何らかのストーリーに乗っかって価値がつくものだという印象もあるので、生存中にそんな値段で取引されている2名の画家というのはある意味憬れでもあった。

ご冥福をお祈り申し上げます。

日帰りの長崎

2009年12月06日 | 旅行
先週1週間は試練の週で、月曜日にお付き合いリコーカップアフターゴルフだったが、月末という事もあり、終わったらそのまま職場で仕事。
翌日の火曜日は福岡の出張で、当然の如く夜は飲み会。
そして水曜日は大人しかったけど木曜日は日帰りで長崎。
金曜日は夜が会合飲み会で、昨日はゆっくりと思ったけど釣りに行ってしまった。

もう何となくガタガタ感があり、さすがに今日は自宅でぼんやり過ごしている。



さて長崎の事だが、当然というかもちろんというか・・・お仕事である。
気持ちとしては観光で行きたいし余裕があればお泊りしたいのだが、最近は連日予定があるのでそうもいかない。
写真の見えている船がお仕事の現場であり、この船の中の作業。
船は県立宮崎海洋高校が所有する「進洋丸」だが、これに関わる仕事だ。(個人日記なのでこれ以上の詳細は控えます)

朝5時に出発し、10時に到着。PM3時半で仕事を終えたが、それから帰宅で自宅到着はPM9時だった。仕事なので観光する余裕というかそんな気持ちにならず、ほんとに長崎に行っただけ。
長崎は中学校の修学旅行で1度、3年ほど前に会合で1度行ったが、3年前は会合と翌日のゴルフの参加だけだったので名所巡りなどはしておらず、中学の時の思いでしかない。
そして今回の現場だが、なんと大浦天主堂の目の前ということで、近くの市営駐車場に車を止め、修学旅行生で賑わう通路を通り船に向った。
中学の修学旅行の事が蘇ってきた。もちろん30数年前の事だから詳細な記憶などないが、写真の「長崎堂」という店は記憶にある。(店構えはもちろん当時と変わっているけど)


恐らく中学校の時もこのお店でカステラを買った(と思う)
帰りに寄ったがいろんなバージョンのカステラがあり迷うほどだった。
職場用・自宅用にとりあえず2つ購入。

また昼食は


写真の「四海楼」という店で、これまたスペシャル定番である「長崎皿うどん」を食べてみた。仕事場近くではこの場所しか食事するところが無かった。
写真の通り、鉄筋5階立ての立派な、大きな店だが、このお店も何となく記憶にある。店構えは違うのだが、その名の意識がある。
たぶん修学旅行ではここで昼食だったんだろうなと思う。
ちなみに長崎チャンポンの発祥のお店だということを、この日記を書く途中に調べて知った。つまり元祖の味だったのだが、まあ最近はチャンポンや皿うどんはリンガーハットなども充分美味しいので特別な感じはしなかったけど、この店は恐らく2~4階は団体向けで5階が一般であり、その窓から眺める長崎港の景色は感動だった。

高速を車で約5時間というのは確かに腰に悪い。帰りは何となく違和感を感じた。そこで、途中のサービスエリアでは極力止まってタバコタイムとし、ゆっくりと帰ってきたが、遅くなると思い八代手前の「宮原SA」で晩食。熊本のインターには美味しいラーメン店があると聞いていたが、「うまか亭」の宮原ラーメンというのがあり、結構お気に入りの味だった。ここが評判の店なのか定かではないが、まあお勧め。このサービスエリアは建物も新しいが、各店舗の見せ方というかレイアウトなどが良く見やすい。かなり工夫してある。恐らく日曜日などは混み合うんだろうと察する。土・日の高速1000円料金でSA巡りなんてのも面白いのかと思った。