「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

パン粉釣法

2010年07月30日 | 釣り話題
先日の大分釣行の際に、メジナを入れ食いさせていた方の話から、急激に「パン粉釣法」への期待というか思いが強まっていて、何とか早く釣行を実現させたいと思っている。

この釣法。実は私の磯釣りのきっかけとなったものだ。
大分の秦さんという、当時は大分グレ研という所の会長さんで、(※今はどうか知らないのだが)年間釣行が200回だったか、とにかく大分メジナ釣りのパイオニアという方(らしい)から広まって、ビデオなども発売されているし、大分だととてもメジャーな釣法だとも聞く。

仕掛けの解説を図面なしですると結構難しくなるのかも知れないが、ものすごく簡単に言えば、一般的なフカセ釣りの仕掛けの餌がオキアミではなく「パン粉」なのである。

変更点と言えば、ハリを2本にする事。つまりハリスの途中に集魚用のパン粉をセットできるように喰わせのハリの1mほど手前にもハリを付ける。
それから仕掛を太くする。一般的なハリスの太さは1.5~2号程度だけど、パン粉釣法の際は2~3号。これはとてつもなく引き込みの力が加わる事への対抗策だと思っている。
ハリは基本がスレバリ。普通のメジナ専用ハリより大きいものを使うのだが、これはパン粉が外れやすい欠点を補い、スレバリなのはハリの胴ができるだけ細く掛かり易さを演出するのだと思う。
当時はヘラブナ用のハリが理想とされていたが、がまかつから「ヴィトム」というハリが発売されると、それが適切だという話も聞いていた。

ウキは全誘導。一般的なドングリウキでも良いと思うのだが、その当時はキザクラから発売されていた「k’s」という全誘導専門のウキが流行り、これがベストとされていた。そしてアタリウキも付けるのだが、この2つのウキの間にはストロー型の15Cm程度の管を入れていた。これが意味する事は不明。今でも必要なのかと思っているし、今度やるときはウキ1つで良いだろうと思っている。ただ、しばらくは専用ウキも発売されていたようだ。

普通のフカセ釣りだと割と大量の撒餌を使う。配合はオキアミ・パン粉・集魚剤というのが一般的だが、パン粉釣法においては集魚剤もオキアミも入れない。わずかな食用刻み海苔と、ほんの少しニンニクを加える。
そしてパン粉に少量の海水を入れて、ちょっと馴染んだ程度にとどめ、パサパサな状態を作っておいて、これが撒餌にも付餌にもなるのだが、手で団子を作って、狙い目の場所に対して扇上に団子を数か所投げる。もし1日中、この釣りをすると、団子作りのためにギュッと握る行為で手が痛くなる。この経験は何度もしていて、正直これが嫌でやめてしまった。

この釣法から入ったのは理由があり、当時誘われ、引きこまれた釣友のBAさんやAN師匠がはまっていたからで、見よう見まねで何度かチャレンジしたものの、1日に数度は強烈な引き込みを体験するも釣り上げるには至らなかった。
しかしBAさんが5~6匹連続で30Cm程度だが釣り上げた姿も見ていたし、とにかく強烈な引きがあり、これが釣りに目覚めるきっかけではあった。

その後、何度かの釣行を経験する中で欠点も見えて、もっといろんな釣りを経験する必要も感じて今に至っているのだが、そんな中でこの釣法は正直忘れていた。

始めた当時はメジナ釣りの理論などというのがまったく判らずモノマネ釣りだったので、当時なら釣れるのはマグレだと思うけど、今ならそれなりの仕掛けの通し方ができるような気がする。

更には今の時期ならではと思う。つまり初夏のこの時期は驚異的な餌取魚が居るのだが、これをかわす対抗策になりそうだ。それが前回の大分の爆釣の方の結果だろう。そんな理屈も当時は思いつかなかった。

さて今週末こそは実現できるのか・・・天候も心配だし、もしかしたら船キス釣りのお誘いを受けるかもしれない。それならそれも楽しみなのでそちら優先にしたいと思っている。
とにかく今週末は釣りである。

土用丑の日

2010年07月29日 | 魚料理
というのを聞くと、やはり食べたくなる鰻。

近年は家内が土用丑の日にはストアー物でも調達して食べさせてくれていたのだが、今年は無かった。
鰻食べたいなぁという思いから、昨日はついに昼食で決行してしまった。

来客があったので、行きたいと思っていた「鰻楽」に連れて行ったのだが、知人から聞く評価は微妙な所なので、一度経験しておきたいという程度の思い。

養鰻場の大森淡水が経営しているのだが、ここは全国の養鰻出荷の約25%を誇る全国最大手と聞く。その養鰻設備の一角にあり、シェラトンを有する一ツ葉リゾート地帯に近いので休みの日などは客も多い事だろう。

感想としては、設備は贅沢である。
鰻の味は、まあ良い。
メニューが充実している。リーズナルな設定の料理がある。

そんな感じ。ただ・・・

まあ、公開BLOGなので不平・不満は書かない事にする。

出の山淡水魚水族館

2010年07月28日 | 釣り話題
宮崎の南山間部の小林市は私の生まれ故郷えびの市の隣町で、高校も小林市だったので馴染み深い地域。

そして子供の頃から親父に何度も連れられて「出の山」に遊びに行った。出の山と書いて「いでのやま」と呼ぶ。
ここは観光地で知れた「えびの高原」のメイン道の入り口にあり、湧水を利用した大きな池脇に数ヶ所の鯉・マス料理の店があり、水産試験場もある。

池の脇に陣取る「いこいの家」は、祭り事がある度に家族で出かけた場所で、特に夏時期には池を眺めながら食事を楽しむ場所だった。当時はとても賑わっていたような思い出もある。

子供の頃にはこの池に大きな「草魚」が住んでいて、自宅にも池があったので鯉はよく知っていたけど、更に二回りぐらい大きな魚体に子供ながら魅了されていた。ゆうに1mは超えていたと思う。
その当時にはすでに草魚が中国の魚で、その卵が浮遊性であるため、大河で無ければ海までたどり着いてしまい孵化できないという知識もあった。そういう意味では、私は子供の頃から魚好きだったのかも知れない。

出の山はホタルの生息地としても有名になった。
池からあふれる、山脇を通る小川に生息していて、山が揺れ動くように見える幻想的な大量のホタルの景色はなんとも感動的なのだが、子供の頃の自宅の周囲にはホタルはいつもいて、自宅でも見る事ができたので珍しいものでもなく、その当時は話題でもなかったのだが、いつしか少なくなった。
ホタルは幼虫時代に綺麗な小川が必要なので、そんな小川の減少にて数を減らしているんだろう。

そして宮崎県の淡水魚専門の水産試験場も隣接しているのだが、ここではチョウザメの研究がされていて、当然ながら「キャビア」の量産というのが目的だが、このチョウザメも小学校の頃はいなくて、確か高校の頃には居た。つまりこの研究も30年近く継続されているんだろうが、チョウザメは成長が遅く産業としては微妙。従って民間だとなかなか着手できない。そんなチョウザメも養殖池に黒い大きな魚体でワラワラと居て見応えもある。

タイトルの「出の山淡水魚水族館」も、設備の横に大水槽があり、外から無料で眺める事もできるのだが、現在は3つの水槽ともにチョウザメが泳いていた。
以前は大きな鯉が泳いでいたり、大量の鮎であったり、ペヘレイというイワシ科の淡水魚であったりと、数年に1度という訪問だと中身が変わっているのが面白い。
ただ直近では、鹿児島からの帰りに寄った先週の日曜日で、それで日記に書いているわけだけど、水槽の表面が随分と劣化していて、以前ほど綺麗に見えないので残念な感じ。恐らくアクリル製水槽なんだろうけど、ガラスと比べて長期維持が難しいのではないだろうか?

水族館建屋内は入場料は200円と割安で結構見応えがあるし、魚もきちんと生かされてる雰囲気が伝わってくる。
この手の水族館は宮崎だと、「寿美江」「高千穂」にもあるし、宮崎市内の「大淀川学習館」も近いのだが、さすがに水産試験場運営という感じで魚種も豊富だし、何と言っても中央にある大きな丸水槽の中の大型淡水魚は圧巻で、ピラルクが目の前を泳ぐ姿も楽しい。
またワシントン条約 (CITES) の絶滅危惧種に指定されているアジアアジアナなども普通に見る事がでるのだが、これまた美しい魚体なのである。
オオサンショウウオも7匹だったかな?まとめて水槽にいて、これまた珍しいんだけど簡単に見る事が出来て嬉しい。

私は事あるごとに行っていて(近くを通る際というべきか)、もう数えて10回に近いかも知れないが飽きない。

今度、ここに居る魚を参照してフィッシュカービングをしたいと思っている。

2匹目の猫である

2010年07月27日 | 雑記

長女が2匹目を連れてきた。

最初のネコは結局雄らしい。そして今度のネコも雄である。それにしてもよく嫁が受け入れている。私は動物が多いのは喜ばしいのだが自分で養うのが苦手なので、それでもいいならという条件付きである。

最初のネコは結局「ティーガ」という名を娘から付けられているが、私は呼びにくいので「てっちゃん」と呼ぶ。2匹目はまだ小さくて名はまだ決まってないのでチビと呼んでいる。犬のバカチビもチビなのだが、まあ雰囲気である。

雄どおしなのでいつも喧嘩している。てっちゃんの方が大きいので強いのだが、チビも時々向って行く姿を見ていると、男兄弟の喧嘩という感じだ。
首元に噛みつくので危険だと思ったけど、どうも本噛みはしておらずじゃれているだけのようだ。油断はできないのだが。

JUNさんに言われた事だが、ネコは癒し効果があるとか。

確かに、嫁は孫ができたような態度である。

娘は子供ができたような手間をかけている。

私は時々眺めてにやついている。おっと、またチビが噛まれて悲鳴。助けなきゃ。

家ネコ・・・良い事かもしれない。

高千穂・五ヶ瀬出張

2010年07月24日 | 景色

高千穂・五ヶ瀬には仕事で年に数度行くのだが、宮崎市から車で3時間かかるので、まとめて宿泊して行くケースが多い。今回は2泊3日

何度も行ってるけど、ここは初めて行ってみた。「雲海」が有名な国見ヶ丘。
雲海を見る事ができるのは秋口の明け方なんだそうで、日が昇る前後らしい。だけど普段でも絶景。

展望台にこんな方々が待ち構えておられた。

場所は変わって、五ヶ瀬ワイナリーのレストラン

昼食の場所がここしかないのよね~。ちょっと高めだけど。
景色はいい。

窓から阿蘇連山が「涅槃像」のように見えるのだ。

高千穂と言えば、高千穂峡なんだけど、何度も行っているのに、この景色は20年ぶりかもしれない。見た事が無いという同僚のために、ちょっと立ち寄ってみた。

五島・断念→大分釣行(釣行編)

2010年07月20日 | 釣行記
さていよいよ釣行記である!

もともと五島釣行だったため、まさかの大分で何処に瀬上がりさせてもらえるのかも判らない。割と大きめの瀬渡し専門船で、我々以外には2名の客。夏時期で少ないようだ。
船は案外沖に出て行く。そして30~40分の間に私は・・・気分が悪い。ちょっと二日酔い気味。
当然渡された瀬は真っ暗なので雰囲気が判らない。暗いし気分も微妙なので、そのままちょっと休もうとも思ったけど、せっかくの磯なので頑張って仕掛けを準備。

買ったばかりの電気ウキは釣研が出しているドングリ型のもので、浮力が極めて少なく昼間のフカセ仕掛けと変わらないもの。つまり昼間とほぼ同じ状態に作り、ハリス2.5号にハリはメジナ用の7号と、夜向けのちょいふと目セットで釣り開始。
真っ暗なので撒餌が馴染むのかよく判らないけど、とりあえず足元に撒餌、ちょっとその先にウキという状態。魚が突く感じが良く判る。
そして3回ぐらいの投入でウキが沈み込んだ。きっちり合わせを入れるとズシン!
大物かっと思いきや、その後は案外楽に浮いてきた。
タモを出すまでもないような引きなので抜きあげたが暗くてどうもよく判らない。ライトをあてて姿を見たら、ナント・・・ヒダリマキ※タカノハダイ。
この魚が釣れるのは巻き込みの潮流れである事が多く、メジナが釣れない潮でもある。ちょっとがっかり。これが釣れると期待が薄まる。
と・・・思っていたら、すぐにウキがススッと引き込まれ、竿を立てようとしたら、今度はまったく対抗できない。竿は伸された状態で魚のなすがままでハリのチモトが切れて終了。
これは期待できる。大きなオナガメジナなのか?それともシツオ?※イスズミ

そして更に数投目。またも同じような引き込みで、今度は慎重に、時々糸を送りながらKA氏に合図。ちょっとタモ入れお願いしたい状況。
そして魚の姿が薄っすらと見えた。・・・ちょっと白っぽい。シツオ・・・かな?
そうなるともう、別に上げなくてもいい気になるが、こんな時はしっかりハリ掛かりしているみたいで、やっとの思いでタモ入れしてもらった。そして予想通りのシツオだが、正式には「ノトイスズミ」で、この魚は割と美味しい。だけどまだ釣りだしたばかりで、こんな魚をクーラーボックスに入れてしまうとスペースが減ると思ってリリース。
大きさは手尺だけど46~7Cmで、ずっしりとした重みがあり2キロ前後かなと思われた。最初のハリ切れもシツオと確信し、更にはこんな魚が何匹も釣れると体力がもたない。

AM4時半ぐらいだろうか?薄っすらと明けてきて、瀬の様子が露わになった。

明るくなると、波はほとんど無いのが判るけど、全体にモヤがかかり、雨は降らないものの時々稲光が見えるのが怖い。
そして20mほど先には小さめの瀬があるのだが、その間が隧道となっていて、明けてきたら結構激流がある。ウキを入れてもあっという間に沖に流れてしまう。

しばらくするとこの激流が収まってきたので、隧道部分を攻めてみる事にした。際には餌取り魚のシラコダイとウマズラハギの姿が見える。いずれの魚も宮崎ではちょっと珍しい群れだ。特にウマズラハギは沖でしか出会えない。

撒餌にはこれらが強烈に群がり餌も残らないので、遠投してみる事にし、撒餌も隧道中心部に入れてみたら、大きめの魚の群れが表層にあるような感触。
そこで、思いっきり遠くに仕掛けを投げて、ゆっくりと引くようなアクション。つまりルアーイメージだが、これが功を奏し竿先がググッと曲がり、上がってきたのは35Cmに達するかどうかというメジナ。つまり中心にいるのは浮きグレという事だ。この大きさだと、先ほど上げたイスズミと比べたらとても軽くて抜きあげられるぐらい。

期待して同じ手法で何度か繰り返すものの、潮がまた急激に動き出し場所移動を余儀なくされる。
しばらくは流れの横の澱みを狙ったのだが、そこには餌取り魚の「コガネスズメダイ」の姿。(↓)

この魚も宮崎では沖釣りでしか見た事がないが、この磯場って結構沖なのかと想像。瀬渡しの途中では、暗くて場所のイメージがなかった。

この魚も強烈な数で手こずる。激流が走る間は太刀打ちできない。

AM9時ぐらいだろうか?相当時間も経過したと思ったけど、案外まだ早い時刻なんだなと思った頃に、また潮が緩みだしたので隧道中心を狙ってみたら、今度はウキがススッと沈んで足裏サイズ(25~28Cm程度)のメジナ。塩焼きサイズだ。
そして更に1匹追加できたが、またも潮が激しくなる。こうなると何もできない。

潮が緩い場所に移り、昼までの間に「タカベ」を2匹追加。時々はイスズミも釣れて引きは楽しめるのだが期待の魚ではない。

終了はPM2時半と聞いていたが、AM12時前ぐらいに瀬渡し船が回ってきて、瀬代わりするかと問われるので従った。どうも激流が収まる気配もないので、ここは思い切って変わった方が場所も楽しめる。

最初に乗った瀬は「高手島」という佐伯湾先端にある大島の端の瀬だったようだが、その次の場所は1つ手前の「小間島」というところ。いずれも後から地図を見たら、とても条件の良さそうな場所で、基本的に釣れる場所という感じだったが、2か所目も結構潮の動きが早く、ウキはガンガン流れていってしまうので、釣れる感じがしない。
仕掛けを重くして、やっと1匹のアカササノハベラを釣ったものの、明けの2時過ぎからの活動の結果、また夏の暑さのせいで、日照りではなかったものの体力の限界で、早めに竿を断たんで終了。

一緒に瀬上がりされた2名も回収され、1名の若い釣り人は私と同等の釣果だったようだが、もう1方のクーラーボックスは異常に重かった。常連と思われるその方の、その中身を見せてもらったら、なんと40Cm前後のメジナが10枚以上。イサキも上がったようだ。
大きいものは45Cm程度らしく港では大物2匹を手に記念写真。
仕掛けを聞いてみたら、フカセとパン粉釣りの両刀だったようで、大物はパン粉釣りだったようだ。
実は私も餌取り魚が多い際の対策として、このパン粉仕掛けは意識していたが、どうも実行に移せず後悔した。ただこんな実績を見せられて俄然やる気が沸いてきた。

ちなみに同行のKA氏は何度かイスズミと格闘する姿は見たけど、残念ながらメジナの姿は拝めなかったらしく、悔しがっていたというか再チャレンジを何度も告げられた。最近は釣行数も私の数倍。かなりはまっているけど、まあ何とか今回まではまだ私が師匠ズラできたかも。

再度連休中に、パン粉仕掛けでの釣行を決意したのだが、残念ながらの雨で行けずじまい。WEB魚図鑑の仲間であるマリトコさんが宮崎での釣行を予定されていたんだけど、雨予報で断念されて、私もそれに従い中止した。
それにしても、クーラーボックスの中身がインプットされ、どうにも釣りに行きたい状態だ。これが釣りの魅力。

釣行の後は、もともと長崎でもう1泊して帰る予定だったが、自宅には泊まると告げていたため、延岡市で途中下車し、ビジネスホテル泊した。夜は延岡の安い居酒屋に行ったが、釣れなかったイサキとマアジを堪能し、かなりの疲労感だったので早々と引き上げ。

いろんな経験したなぁ。

五島・断念→大分釣行(旅行編)

2010年07月18日 | 旅行

初日は長崎のお仕事ということで、朝6時過ぎには自宅を出発し、昼過ぎの到着予定で向った。仕事仲間で釣り友でもあるKA氏と一緒。
正直仕事は大事なのだが、気分的には観光である。

そしてせっかくだからと、フェリーにて島原を経由して行く事になった。
熊本フェリー(熊本⇔島原間)だが、出発時刻がAM9時20分で、それに間に合うように向かい、ほぼ9時には到着。丁度良い時間だ。

フェリーを見たら、今まで見た事がある船とはまったく別次元の美しいボディー(写真)。
オーシャンアローという船なんだそうだ。もの凄く大きなクルーザーという印象。
写真ではその大きさが判りにくいと思うけど、船底部分には一般車両が51台・旅客定員が530人という大きさだが、内装もゴージャスで、2階部分には売店と前方を向いた椅子が並び・3回部分はラウンジ形式。
従来1時間だったこの間の走行時間は30分に短縮されていて、その速さは言うまでもないのだが、それにしても波が立たない構造。詳しい事は下に記載されているが、とにかく拘りのあるとっても良い船だ。
一般車輛だと料金が3000円(運転者料金込)に追加が1人800円なり。長崎に行くなら高速を運転して4~5時間だが、同じぐらいの時間でちょっと楽しめるかもしれない。

オーシャンアローの事

10時前には島原に着いて、ちょっと探索しましょうという事で、看板に従い「雲仙岳災害記念館」なる場所に立ち寄ってみた。

この場所は、ちょうど土石流が海に到達した部分の海岸脇に設置されている。
とても近代的で立派な設備だが、平日のせいか客は極めて少ない。子供達の修学旅行らしい小さめの団体があったが、会話に聞き耳を立てていたら韓国の子供のようだ。
入場料を見たら1000円で、ちょっと高いなと思いつつも、せっかく来たのだからと見てみる事にした。設備はなかなかだが、入場客と一緒ぐらいの数の案内スタッフがいる。その分しっかりした案内をして頂けるし、これ必要かなと思えるような細かい展示物が並んでいる。研究者の部屋を再現した展示物ってどうなのかと思うけど、まあとにかく修学旅行などで見るには良い設備なのかもとは思った。
上映時間が8分の平成大噴火シアターというのがあり、これはちょっと面白かった。遊園地に来た気分になるが、普賢岳の河口を上空視線で土石流が流れるまで再現しているのだが、かなりリアルで迫力があった。不幸な出来事ではあったけど、こんな設備もやはり必要なのかな?よく判らない。

雲仙岳災害記念館のこと


島原から長崎市内は1時間ちょっとで行けて、仕事前にお食事。

これまた同行のKA氏がいろいろと調べていてくれていて「江山楼」という店に行ってみた。長崎中華街の入り口。中華街がある事も知らなかったが・・・

チャンポンはこの店がお勧めという事らしい。実はチャンポンはさほど好きという訳でもなく、今回皿うどんにした。

チャンポン・・・嫌いという訳でもない。いつ・どこで食べても美味しいと思っていて、それだけに味の違いが判らないのだ。
つまりこれは美味しいかとどうかというと、言わずもがな、美味しいのである。今度不味いチャンポンとか皿うどんに巡り逢いたいものだ。
ちなみに昨年末に行った際に食べた「四海楼」の過去ログにて見てみたが、やはり皿うどんを選んでたみたい。忘れていたが。
チャンポンと皿うどんだと、私はチャンポンを外す傾向があるようだ。
今回食べた皿うどん・・・評価としてはベストで、これ以上は考えられないという感じの美味さではある。お勧めだ。

さてはて、仕事も終わり、五島行きモードの時間。時化が心配で「アジカ」に連絡したら微妙らしい。他にも瀬渡し候補に連絡したが、いずれも同じ。
五島以外の場所だとどこが面白いのか何とも判らないので、KA氏との打ち合わせの結果、大分に移る事にした。気持ちとしては五島以外であれば太平洋側に魅力がある。

長崎の仕事現場にいた知人に大分県の鶴見にある「第三正幸丸」に連絡してもらい、車で長崎→大分の大移動。ほとんど高速が利用できるので運転は苦にならないが、やはり3時間以上の運転になる。このルートは初めての経験だが、途中に湯布院や別府を抜ける。別府手前のパーキングに寄ってみたが、最近は見た目にも美しい場所が多い。

ナビがあるので瀬渡しの待合所は問題なかったが、高速を降りてから釣り具店探しには手間どい、やっと佐伯市にある「かわの釣具店」という店に辿りついた。
とりあえず何処でも良かったのだが、店の隣に餌収容が収納されていると思われる大きな冷凍庫らしき建屋を見たら、かなり供給の多い店のようで、オキアミを見たら、なんと宮崎の半額に近いほど安い。集魚剤などもしかりで感動的だった。
ここでは餌の他に、夜釣りに向け電気ウキなども購入。

そして正幸丸の詰所に到着したのは、PMの9時前後だったと思うが、ここで仮眠ができる施設がある。ご自宅も並びのようで、行ったら奥さんが対応してくれた。
ビール・焼酎も調達し、適当なツマミを食べてその日は終わり。翌日朝3時の出発予定なので一気に酔って仮眠。

ゲゲゲの女房

2010年07月14日 | 雑記

NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の視聴率がだんだん上がって6月の中旬には20%を超えているんだそうで、私も途中から目が離せなくなった1人だ。

どうも出勤前に見やすくなったと思ったら、従来は朝8:15~30分の時間帯だったこの連続テレビ小説が、15分繰り上げられて8時からとなっていて、私も出掛けるちょっと前にしっかりと見てから自宅を出てちょうどいい。

NHKと言えば、この15分ドラマと、日曜日の夜8時の大河ドラマが昔からヒットゾーンで、話題になる内容も多く、また朝ドラについてはロケ地も沸くし俳優さんも名が売れる。
また大概朝ドラのヒロインは新人が起用されて、突然名が売れていくので登竜門としての役割がある。もっとも心に残るドラマは「おしん」かな。

そうは言われつつ、私はほとんど見る事がないのだが、今回ばかりはしっかり見ていて、「いきものがかり」の主題歌と、そこで流れる「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターの絵や、決して新人ではないヒロイン松下奈緒さんの役がなかなか良いのである。

松下奈緒さんという女優さんの人成りを知る訳ではないが以前から微妙に気になる人ではある。身近にいれば「ほれてまうやろ~」タイプである。
そして今回の役は、まさに嫁さんだったら理想だ。ドラマではあるんだけど。

まあ、この人を見ることも楽しみの1つだけど、内容が面白い。売れない漫画家の半生という感じで、当然「ゲゲゲの鬼太郎」で著名な水木しげる氏の話だから、今後メジャーになっていくストーリーも予想できるのだが、そんな成功者をトレースしていく中にも一喜一憂のドラマがあるわけだ。それを支える奥さんが主人公というのは随分昔はまって見た「おんな太閤記」と同じ感覚でもあるのだが、とにかく見逃せなくなっている。

このドラマ、今現在まだまだ貧乏なんだけど、「どうにかなるさ」という精神で、周囲の助けも受けながらまっすぐに堂々と道む漫画家と、それを支える奥さんの物語で、今の混沌・殺伐とした時代へのメッセージがある。(のだろう)

そんな目線ですぐに見てしまう私はやはり天邪鬼なんだけど、まあ見た後に「幸せ」な気分になる。

ちなみに写真は最近、車で走っていて、雨の間に雲の切れ目から日差しが出て、とてもはっきりと出た虹を携帯で写したもの。「幸せ」つながりで掲載だけど、こんな写真を写す瞬間、心が豊かになった気分になるのである。

週末の五島列島計画

2010年07月13日 | 釣り話題
いよいよ今週予定の五島列島計画だが、正直まだプランが固まらない。

瀬渡し船・宿などは概ね決まっているのだが、まずは天候で、今現在微妙な感じだ。特に今日・明日は大荒れ模様で長引かねばよいのだが、もし雨ならば中止もあり得る。いろんなケースを想像して、予定・道具も揃えなきゃならないだろう。

まずはその道具の事だが、日曜日に一応チェックして、必要と思われるものはバッグに詰め込んで、準備は終わっている。結構な荷物にはなる。
竿ケース・クーラーボックス・磯パッカン・小道具の収納バッグ・救命胴衣・磯靴・・・

もっと細かく書くと

○竿は普段使う磯竿1.2号に1.5号の予備竿・そして大物や遠投のできる3号竿
○リールは磯用2500番・4000番・6000番、ただし6000番は安物で結構萎えているのでとりあえず予備的なもの。(ちょっと不安)
○磯フカセ用の小道具一式にカゴ釣り用の諸道具。更には団子釣りも視野に入れた道具。
○ライト○撒餌シャク○ナイフ○尻受け○竿受け○タモ○ラジオペンチ○計量具

さらに小道具をもっと細かく書くと

○ハリ(メジナ用4・5・6・7号チヌ用2.5・3・5・7号)
○ウキ(0~2号の10種類ぐらい)
○ハリス(1.7・2・3・4・5号)
○サルカン・ウキ止め・蛍光ウキ

ってなことになる。今やこの道具は自宅でセレクトすれば何とか手持ち品で何とかなるのだが、正直釣りは現場で仕掛けも変わるので、調達せねばならないものもあるかも。
それにしてもこれらを揃えるまで、かなり長い年月もかかっているが、投資もしているのである。つまりは思い通りにできるようになるまで簡単ではないという事だ。
ちなみにこれは磯釣り用であり、投げ釣り・船釣り・渓流釣り・鮎釣り・ルアー釣りなどで変わるので、何とも道具にはお金がかかるものだ。

という事を考えると釣りを舐めるなという気分にもなるのだが、私がお誘いしてのめり込んだ方々も、こんな事になるなんてと思われているに違いない。だけど、のめり込む要素がある遊びなんだよね・・・

思いっきり話が反れたけど、今度の五島列島釣行にはまだ固まったプランが頭に沸いてこないのだ。
プランとは何を狙うかという事。

定説でいえば「イサキ」である。もしくは「イシダイ」なんだけど、イシダイはまた全く道具が違い、狙い方も知らない。これを1から準備するには手間暇がかかり過ぎるので、とりあえず「イサキ」だ。

イサキは夏釣りの定番魚で、五島列島の釣りを調べるとよく名が挙がっているので多分釣れるんだろうと思っている。
宮崎だと今の時期は、このイサキに加えて「シブ」である。シブとは「フエダイ」の事だが、この魚は太平洋岸の南九州しか釣れないので対象外。

夏の釣りは、昼間だと表層は厳しい。餌取りが多い事もあるが水温が上がると溶存酸素の量が減るという話もあり、安定した水温を求めて大型が深場に移動するのかも知れない。(想像の話)
だから、餌取りをかわしながら深場狙いというのが良釣果につながるという気がする。
そのために手っとり早いのがカゴ釣りになる。夜なら足元でよいが、昼間の餌取りをかわすなら遠投になる。だからと言っても無作為に投げて釣れるものでもない。遠投なりにポイントを作らないといけないのだ。

そんな事を頭に巡らしながら釣行を考えている今の状態がとても楽しいのだが、プランが固まらないまま行って、良かった!という結末は少ないのである。まだ考える余裕は今日・明日と2日間ある。

HEROES漬け

2010年07月12日 | 雑記
ドラマなんだけど、これはもう大作。領域を超えている。

テレビが壊れているので、もう1台のアンテナを接続していない、古いテレビで「HEROES」を見まくっていた。現在シーズン3に突入。

これって、日本テレビでは放送されているんだと知った。アメリカでは今年初めまでシーズン4が放送され、それで完結という事だが、日本テレビではまだシーズン3までのようだ。

DVDもまだシーズン3で終わっていて、つまりは日本語吹き替え作業などが現在進行中ということなのかな?

とにかく今朝まで開票結果を知らなかった。当然ネットでも見れるのだが、まあさほど興味も沸かず、新聞にて結果を見た。まあ想像した通りだ。やはり、場当たり的な管総理の消費税論は足かせになったみたい。そりゃそうだろう。

W杯はスペインが勝ったようだ。
世の中は選挙とW杯なのだが、私は「HEROES」と今週末の釣行なのである。週末に五島列島・そして日曜日はWEB魚図鑑の仲間が宮崎に来る予定。楽しみ楽しみ。
天気だけが心配。