「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

4月予定

2011年03月31日 | 雑記
毎年の事ながら、4月は出張と遊びの予定満載だ。大地震があってもそこの変更はないのだ。
ちなみに今決まっていること・・・

4月8日・福岡出張
9日・福岡にてゴルフ
10日・瀬渡し磯釣り
13日・鹿児島出張
16日・鹿児島出張
17日・鹿児島にてゴルフ
27日~28日・福岡出張
30~昨年同様、喜界島の旅

2回のゴルフはコンペで、10日の釣りは体力的には大丈夫か?って感じだけど、できればめったに行けない方との同行なので行きたい。30日からの喜界島はすでに旅券の手配済みだ。

なんてったって喜界島は楽しみだ。昨年行って雰囲気は掴んでいるので、今年はきちんと魚種を確保したいけど、心身ともにリフレッシュというかのんびりと過ごしたいという気分でもある。
今年こそ早めに道具を整理して、1匹ぐらい大物を確保したいもんだ。

19日の釣りの話

2011年03月29日 | 釣行記

3連休の初日の話だが、まだ東日本大震災の発生から約一週間で、何事も自粛モードが漂う中、私は釣りに行ってしまった。多分翌日から発熱したのは罰が当たったのかも(^^ゞ

この釣行は本来、仙台市に現在住んでいて、震災被害を被ったKAさんと同行予定だったのだが、残念ながら帰ってくる事ができず、代わりに同僚のU君と行ったものだ。場所は串間市荒崎。

前日、釣り具店で餌を調達したが、びっくりするほど人は少なかった。まあ当然なのだが、まだ不謹慎な感じだったし、海は怖いというイメージもある。私も、もし大津波が来たらどうしようという事を何度も考えた。

当然瀬渡しも人が居ない。我々2名を含む総勢5名で普段の休日の約3分の1の人数だ。そんな訳で普段は競争率が高い荒崎2番に乗る事ができた。荒崎の中でももっとも大きな岩で足場もよく、多ければ6~7名の釣りも大丈夫なのだが、今回2名で貸し切りだ。極寒時期でも餌取りが多い場所なので、今回も行く途中にU君にはこんな感じで攻めろと解説したが、まあ想像通りだった。
ちなみに攻め方というのは、なるべく瀬際に餌取りを寄せて、仕掛けは遠投して分離すると言う事。
波の状態も潮の動きも私が過去に経験したベストな感じだし、何より風も微風で最高の釣り日和なので、「今日は爆釣だよっ!」といいながら開始したが、最初から餌取に苦労する。遠投してもウキに反応して魚が跳ねる姿が見えるが、どうも震災以降、釣り人が入ってないために餌がわたらず、お腹ペコペコな魚達という雰囲気だ。
そこですぐにハリスを切り、ウキした50Cm程度にしたが、これが正解で入れ食いになった。

釣れる魚のサイズは微妙に持ち帰り可能で、もしあと2Cm小さければリリースという雰囲気なんだけど、無理したら刺身でもできる。これは数釣ってヒラキ(干物)を作ろうという気になって、釣っては血抜きという作業を繰り返す。結果が写真のような釣果で、持ち帰りが25匹だが、実はクーラーボックスが結構満杯になったため、それ以降に釣れた5~6匹はリリースしている。結局30匹超の爆釣だった。
大きさは28~35Cm程度。重さだと4~800gという感じだろう。
同行のU君もまあまあ釣っていた。実は彼は何度かの釣行で初のメジナだった。

ここ数回は、この写真のウキを利用している。

「鵜澤ウキ」と言われるもので鵜澤政則という磯釣りではメジャーなキザクラのテスターの方が監修されたもの。鵜澤さんは釣りビジョンでも度々登場されるのだが、宮崎の県北方面の釣行も多く、このウキを使った釣りで釣果を上げられているのを観て最近気になっていた。
何よりハリスの張りが簡単にできて、竿操作の下手な私でも無意識に自然なウキの動きを演出できる感じだ。当然ケースに応じて使い分けは必要だが、言葉では難しいけど私が見聞きして知っているメジナの喰い渋りに対する対策に合致する。

昼からは大型の魚の回遊があったようで3回連続でハリスを飛ばされた。とても手に負えないサイズで、想像するのは1.5~2キロ程度の尾長メジナか・・・シツオ。まあだいたいこんな話をするとシツオ※イスズミと言われる。だけど多分、経験的にも尾長だ。

自宅に持ち帰った25匹を処理するのがとても大変だった。鱗と腸を抜く作業で約2時間程度。干物を10匹程度作り、それ以外は近所にお裾分け。

さてKAさん!磯が待ってるよ。早く帰ってきてねっ。

食中毒?

2011年03月25日 | 雑記
今朝、久しぶりに座ってキーボードを叩ける状態になった。
まずPCを立ち上げてブラウザを開くと、ホームにしているYahooのトピックスの頭には、「震災犠牲者、大幅増の恐れ・・」という記事だ。詳しく読むと、NEKニュースなのだが、現時点での死者が約9800人で17500人の行方不明者と合わせて2万7千人もの犠牲という状況だが、別に岩手県山田町にて1万5千・宮城県石巻市で今後1万・福島第一原子力発電所から半径20キロの地域も不明な感じらしくて、結局5万人にもなると言う事なのか?
震災翌日、まだ数百名の死者・行方不明者のタイミングで、この災害では約3万にまで膨れると予言的発言をしたコメンテーターがいたけど、まさかという数だ。
それにしても、2週間経過しても人数の把握ができない状況というのは、もちろん携わっている方々は懸命なんだろうが、根本的に政府の指示と今日までの行政のあり方・仕組みが問われる部分である気がする。

さて私事。

3連休初日に釣りに行ってしまったのだが、その話題は別に書くとして、翌日の夕方から高熱が出て、日・月・火が熱、そして火・水・木は下痢で悩まされていた。
その間ほとんど食事もできなかったので、嬉しい?事に体重が一気に5キロも減ってしまったが、とにかくトイレが近く、またジャジャッと水分ばかりの便だった。昨日の夕方までお腹がグルグルだったけど、なぜか突然夜は治った感じだ。今朝は少し違和感はあるけど、もう大丈夫と思われる。

昨日はさすがに仕事に出たが、火・水は休み、水曜日に弟の病院に行き診断してもらったら、多分食中毒・・・と言われた。
この「多分」というのが曲者で、弟は専門外なので信憑性がないし、きちんとした血液検査などもしてない。聞き取りによる判断だけだ。ただ思い当たる食べ物もあるのでそうかも知れないとも思っている。川魚の生食だ。
とりあえず薬を貰い、ビタミン点滴をしてもらって、だんだん回復。

今週は職場のメンバーには大いに迷惑をかけた。

地獄絵図

2011年03月13日 | 雑記
3月11日のPM2時50分頃は私も会社にいて、業務の電話をしていた。
5階にあるためちょっと揺れた。
電話で「あっ!地震だ」と告げたのだが、さほど大きな揺れでもなく、しかしネットで調べた同僚は東北地方で大きな地震があったと教えてくれた。その時はピンとこず。

1時時間ぐらい後に、電話で仕事関連の仲間の会話でなんとなく大事だと理解し、帰社した同僚は仙台に兄貴が居るんだそうで大慌てしていた。会社のテレビをそのタイミングで付けてみた。丁度、仙台空港が津波で水浸しになる姿が写しだされた。これでやっと私もスイッチが入った。大変な事態じゃないか・・・

それからはもうテレビ画像にくぎ付けだ。

なんという事だろう。その日の内には東京の弟や仙台の仕事仲間には連絡がとれず、昨日やっと連絡があった。

東京の弟は交通マヒで家族を迎えに行くなどの手間があったようだが、とりあえず無事。
仙台の仕事仲間は、さすがにライフラインが完全に閉ざされているようで、まったく情報が入ってこない状態なんだそうだ。
携帯も充電すらが簡単でなさそうなので、手短に話して切ったが、第一声は「生きてましたか?」「なんとか・・・」

「なんとか・・・」というぐらい激しかったのかもしれない。想像もつかない。

来週は彼は宮崎に戻ってきて、一緒に釣りに行く予定だった。当然こんな状況で、仙台の地を離れる手段も無いのかもしれないが、気丈にも絶対戻るからと言われた。

とにかく今もテレビを通してその地獄絵図を目の当たりにしても、これが今後、日本にどのような影響を及ぼすのかも測り知れないし、今だに夢を見ているような感覚だが、私にできる事をちゃんと考えたいと思います。

土曜日に釣り

2011年03月08日 | 釣行記
先週末の土・日は思う存分遊んだのだが、最近は結構珍しい。5年前なら普通だったけど、最近急激に精神的な老化を感じている。こんなこっちゃ駄目だという思いも常にあるのだが、それ相応の歳なんだから受けれねばという思いもある。
1日釣りすると、翌日はぐったりという感じだったけど、その翌日にゴルフするなんて自殺行為とさえ最近は感じているのだが、そんな心理こそが老化だと言い聞かせ、誘われるままに動いて見たわけだ。

釣りだが、先月も日記には記録できていない釣りに、確か3週間前だけど行った。釣りの前日の夜、釣り具屋で知り合いのIZさんに会い、勢いで大島防波堤に行ったのだが、波・風があり釣り辛く、何とか持ち帰りの1匹、カワハギ(写真上)が釣れたのだが、話題になる事と言えば、とっても小さなブダイが釣れた事。サイズとしては12Cmぐらい(写真下)


とにかくそれぐらいの話題だったので何となく日も過ぎて、記録もできないままだったのだが、先週はまあ面白かった。

予報では波は凪で風も風速2m程度まで。とても釣りやすい環境だ。ちょっと大人し過ぎで魚が寄りつかない懸念もあるが、釣りやすいほうが精神的には楽である。
釣り場には私とAN師匠以外に中学生が2名。船付場まではお父さんに連れてきてもらったそうだが、なんとも道具が凄い。もしかして名人級腕前なのかなどと変な緊張もしつつ釣り開始。
師匠は最初にエギを取りだしてイカを狙うが、すぐに小振りだけど1匹釣れた。

なんでもいいが最初から活性があるのはとても良い事だ。
私も開始するが、1匹目に小さめのシツオ※ノトイスズミ、続けてキタマクラ。そして3匹目に手強いアタリがあり、格闘の末に見えた姿は巨大なシツオだった。それでやる気を無くして、力を抜いたとたんにハリス切れ。
それでもかなり活性が高いと感じたんだけど、その後しばらく沈黙が続き、約1時間程度経過後に、やっと本命のメジナ。

大きさは30Cm程度だが、このクラスだと充分に刺身が取れるような身厚だ。ちなみにこのサイズよりわずかに小さいと、なぜか幅が薄くて食欲が失せる。しいてはリリースとなるのだが、なんとなく1つの壁があるような気がする。

師匠もフカセ釣りを始めたが、時を逸したかメジナは厳しい。しかし、代わりにホシザヨリの到来。
かなり大きな群れがあるようで入れ食いになる。

私も仕掛けを替えてホシザヨリ狙いをすると、あっという間に10匹ほど釣れた。大きいものはハリを飲み込んでしまっていて、抜きあげる途中でハリス切れしてしまう。きちんと測ってないけど標準的な大きさは40Cm前後で、大きいものだと60Cm程度にもなる。

10匹も釣ると飽きてしまい、まだまだいくらでも釣れる雰囲気だけど、それを処理する事も大変な想像がつくので、今度は釣らない努力をしたが、ずっと帰るまで餌取りとして周囲にのさばっていた。

途中でゴルフのWA師匠から翌日のお誘いがあって、連チャンだけど行く事にした。
そんな訳で釣れた魚の下処理時間がないと察して魚の腸や鱗は現地処理したが、このホシザヨリの独特なる特徴として内臓にウキ袋を持っている。淡水魚と違うのは1部屋の袋ではなく、無数の小さい気泡で、言葉で言えばシャボン玉の液に空気を吹きこんだ感じだ。表層を動き回るから必要なのか定かではないが、とにかく珍しい。

結果この魚はお裾分けということですべて配ってしまった。結局翌日のゴルフの後に料理する自信が無かった。家内に任せてもよいのだが怪訝な顔を想像するとどうも言い出しにくい。喜んで頂ける方に渡したい。

イソゴンベ(FileNO59)

2011年03月04日 | お魚紹介
久しぶりに、真のブログの目的なのである(^^ゞ・・・お魚の事だ。

最近は新しい魚を写す機会がめっきり減っていて、今年何匹と出会えるのか、もしかしてゼロ?なんて思っていたが、串間の磯釣りの際に同行のU君が釣り上げてくれたのが写真の「イソゴンベ」である。

この魚と出会うのは3度めで、1度は宮崎県北の「島之浦」にて、釣り大会の際にメンバーの1人が持ち帰ったもので、その時に変な魚だとざわめいていて、私が「ゴンベの仲間」ですね~と言うと、皆キョトンとしていた。そんな私も何ゴンベなのかをきちんと答えられなかったのだが、今ならはっきりとイソゴンベと答える自信はある。もう1回は昨年度の喜界島で誰かが釣り上げていた。いずれも撮影の機会がなく、今回やっとのシャッターチャンス。

この魚はちょっと大きい。長さで25Cm程度だ。
ゴンベの仲間としてはオキゴンベとヒメゴンベを納めてはいるのだが、その2種と比べると、サイズや模様などちょっと同種という感じではない。実際ゴンベ科ではあるが、属が分れるようだ。
この魚はその名の通り、磯場で見かけられる魚のようで、ダイヴァのサイトに登場する紹介文では潮通しのよい磯場で見かけるが、人の姿を見かけると素早く逃げるようで、なかなか撮影が難しいとの事。またこの魚を見かける場所は、大型魚が潜んでいるとの情報も。
実際、宮崎で見た2匹は磯場でも潮通しがよくて、釣り場としてA級磯である。

この魚を観て同定はとても簡単ではあるのだが、身体的特徴としては、まず他にはないような太いタラコ唇であることと、写真ではちょっと判りにくいのだが、荒磯場でしっかりと張り付いているために必要であろうと思われるしっかりした胸鰭を持っている事だ。そして他のゴンベ科の魚と比べるとかなり大きくもなる。
だた、パッ見た感じは変なカサゴという印象でもある。WEB検索していたら、変な魚が獲れたとしてニュースにもなっているほどだ。

この魚は南方系ではあるようだ。鹿児島以南の島では普通に見かけるようだが、宮崎だと稀である。実際は普通に居るのかもしれないけど、磯場でもあまり人が狙わないような潮裏のような場所が住処なんではなかろうかと勝手に想像する。

食味の評価だが、WEB魚図鑑に投稿がある書き込みを見たら、総じて高評価で、かなり美味しいらしい。写真の魚は住処にお帰り頂いたが、この評価を知っていたら多分持ち帰っていた。残念。次会出会うのは10年後だろうか・・・・