「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

連休5日めは映画(9月23日)

2009年09月24日 | 映画
イオンに映画館が移動してから何度めの劇場観覧となるだろうか。そんなにイオン自体に行かないので今回ちょっと驚いたのは映画館横のゲームセンター「アーバンスクェア」が店終いしていたこと。ここは昨年6月に会社更生手続開始の申立てを行い、設備の整備を行っている最中だけど、イオン内は土日以外の集客が厳しいのかな?と想像できる。

映画館はとても賑わっていて、休日のせいか子供も多い。目的は「20世紀少年」だったけど、多ければ「カムイ外伝」でもいいかなと思いながら入った。
上映約10分前にチケット購入したが、確かにちょっと多いようで席は中央が取れないけど前の左脇なら大丈夫で、入ってみたらそれほど混雑している様子でもない。

今回は二女と2人で観に行った。娘を無理やり誘って行ったけど、もともと見たいとも言っていたし、嫁が「行ってくれば?」と後押ししてくれた。
映画は1人でもいいんだけど、娘とならその後自宅でも話題が増えるわけで、双子役だった佐野史郎の事で今しがたも盛り上がった。

結局見たのは「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」で、3部作の1作目は先日テレビで見て、2作目は見てない。だけどコミックは見てるのでだいたいストーリーは知っているし、この映画はかなり原作コミックに忠実だと言うことも判っている。
何を見たいかというと、コミックならではの壮大な表現(建物など)を実写でいかに表わされているのかという興味だったけど、これは申し分ないSFX技術と言える。最近の映画は邦画でもなかなか凄いと思う。

何か楽しいなと思ったのが配役かも知れない。
主人公となるケンヂ役唐沢寿明の豹変ぶりも原作に近くて良かったし、とにかく漫画の人物が蘇る俳優陣。

また自分の年齢層ならではの面白さがあると思うのが「地球防衛軍」のスタイルとかグッズ関連。ウルトラマン世代にはありありのシチュエーションが目白押しでちょっとパロッている感覚が楽しい。登場する「磯野家」のサナエ・カツオなんてのもさりげなく差し込まれているのが心地よい。

約3時間近くの長編なんだけど、まああっさりと観終えた。
途中ではちょっとストレスを感じたが、その理由は盛り上がり感かも。だけどこの映画のピークは最後直前で、このストレス感も逆に生きてくるのかも知れない。

映画の中で、キーになるフォークソングがあり、この曲は漫画の中ならではだと思ってたんだけど、実際に曲が付くとどうかと思ってみたものの、これまたそれなりに耳に残る。

昭和30~40年代の高度成長、そしてバブル崩壊・オウム問題・新型ウィルスの問題など、様々の問題事をさりげなく取り入れてあって、風刺している映画だと思う。奥が深いと感じる。これは漫画見てもそう思っていたが実写でもきちんと表現できている。

面白い映画ではある・・・だた、なんだろう心に残るかと言われれば微妙。