「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

レッドサーモンという魚

2006年02月27日 | 雑記
レッドサーモンで検索してもほとんど魚体写真が出てこない。(イメージ検索で)
ベニザケだとちょっと多くなる。
RedSalmonならかなり多い。海外のサイトだけど。

WEB魚図鑑では「ベニザケ」になる。まだ画像が登録されていないから簡単に釣人が釣らない魚なんだろう。というか択捉島が南限だから純粋な日本産は無いという話である。

ヒメマスという魚はベニザケの陸封型である。ヒメマスも移植されたサケ科の魚の1つであり、1903年から「和井内貞行」により十和田湖への移植が有名(※WEBさかな図鑑より)らしい。

秋田県の田沢湖のみに生息していた日本産固有種の「クニマス」と呼ばれるヒメマスの亜種がいたようだがこれは1940年台に絶滅しているそうだ。そんな絶滅種というのもいろいろあるんだろうな。ちなみに田尻湖って最大深度423.4mという日本一深い湖なんだって。(習ったのかな??)絶滅の原因はダムの建設により、強酸性の河川の水が湖に入った事。クニマスを含む多くの水生動物が数年のうちに死滅したそうだ。

直ぐに話がそれちゃうが、「フィッシュカービング」でいろんな図鑑を見ているうちに、だんだん魚への興味が深くなる自分の姿。
専門家には程遠いが人並み以上に語れるほどの知識にはなっているかなという自負。
今回サケ科の魚2種を作ったわけで、ちょっと知識も深まったかも。

サケ科の魚は日本に移植された時期も古く、日本産のような扱いをされてもいるが「ブラックバス」などと変わらぬ日本産魚を脅かす存在ではあるのだ。
しかも、養殖・放流も盛んに行なわれていて地域固有の特徴も無ければ、たとえば「アマゴ」と「ヤマメ」の交配種など訳の判らぬ状態である。
ニジマスなど、どこぞの「釣り大会」などで、平気に放流してるしね。

作品2・「レッドサーモン」完成

2006年02月27日 | フィッシュカービング作品


写真が完成品である。なんとも派手な色なんだけど、こんな魚だからしょうがない。
実はお手本になる写真がほとんど無くこんなもんかいな?って感じで色塗ったから不満は残る。
完成直後の昨晩はなんとも後味悪い気がしてたが、今日仕事から帰りあらためて見てみたら、結構、良いかな♪

前作よりちょっと大きいが、「やまめ」はリアルサイズだったのに対し、今回はミニチュアで、プラモかフィギアを作っている感覚。
前作よりも高度な堀り作業が要求されたが、魚に反りがあり、また口が開いているので悩まされた。

昨日は初めて先生の手ほどきを受けたが、さすがに熟練の技がある。塗り方は最初の「やまめ」とまったく違った。ほとんど面相筆を使うのだが思い描いていた塗り方とはまったく異なるものだった。

手先が器用である必要はあるな。最近微妙に老眼も入ってきてるのか、どうも細かい作業がやりにくい感じ。もともと眼は悪いんだけど。

いろいろな障害を克服し、とりあえず完成なのだ。
前作・今回ともに鰭の具合が良くない(へたくそ)が、まあこれは修練あるのみと思う。顔つきは今回もなかなか良いかも。目を入れると、とたんに顔が生きてくるのが面白い。

さて次回からが本番だと思っている。一応先生に告げたところ一般ウケしない魚だね!って言われちゃった。鱗も多くて小さくて、かなり上級者向けらしいのだ。

第2作目課題「レッドサーモン」

2006年02月26日 | 芸術活動


今日は初のフィッシュカービングの講習を受ける日である。前作および今作成中の作品は、まだ一度も先生の手を借りていない。テキスト頼りで作ったものだ。

写真は2作目の「レッドサーモン」※紅鮭だ。
昨日で堀りの作業を終えて、「ジェッソ」と呼ぶアクリル絵の具用の下地を塗り終えた状態だ。これに色を付けていく。
早ければ本日終了で3作目に突入予定だ。3作目以降は自分でテーマを決めて作っていく予定で、写真見本も無くなるので、図鑑等から想像しながら作らねばならない。
一応目標というか次の作品は何を彫ろうかだいたい決めている。これは出来てからのお楽しみという事だけど、まぁ話してもマニアックでごく一部の方にしか反応頂けない作品になる予定だ。

ともかく先週月曜日から堀り作業を開始したが、前回の「やまめ」と違って、体が反っているし口が開いているし、これも途中で投げ出してしまいたくなった。
一応写真見本があるが私の作品は出来は50%でデッサン力が無い事に嘆きを感じてしまう。しかも写真では判りずらいかも知れないが尾鰭部分が途中でポッキリと折れてしまったし(一応ボンドで修正)

前作と比べて腹鰭・胸鰭の部分はまあまあ良くなったと思う。この辺は経験で積み重ねていくしかないのだろう。
先生の作品を見ているだけに自分の腕の未熟さがよく判るけど、なんてったってまだ一度も直接講習を受けて無いわけだし、とりあえず練習だし、これからが本番なのだ。

さて、今週末も釣りに出かけてない。3週間も空けるのは数年ぶりかもしれない。来週も行かない予定(別途予定があり)だけど特に行きたい欲望は無い。
理由が2つある。1つはこのフィッシュカービングに夢中だからなんだけど、もう1つの理由は、前回の船釣りで相当満足してしまったから。
つまり釣り理論と状況が合致してしまったためだ。だから今の時期に何処に行けば魚が釣れるのかおおよその想像ができてしまっている。勿論それが正解とも言えないが、確立的にはかなり高い結論だと言える。

難しい言い回しをしたが、ようは今時期はどこに行ってもなかなか釣れないよ~ってこと。寒いし魚も少ないし・・・行っても期待薄という事である。船なら違うんだけど、これも天候次第だし。

今日は雨が降っているからなお更、釣りへの執着が薄い。

作品1・「やまめ」完成

2006年02月19日 | フィッシュカービング作品


完成した。先週日曜日から作成し始めて今日色付けまでしてラッカーも塗り、台座にボンドでくっ付けて終了だ。

サイズは写真よりもちょっと小さいぐらい(私のPCでは)で、粗も見えるが私的にはかなり満足である。(自画自賛状態・・・)

色付けにはかなり苦労した。一応手順がマニュアル化されているがその通りにやっても思い描いた状態には程遠く、図鑑など見ながら想像を膨らましながらの作成。
お陰で「やまめ」という魚がどのような魚なのかソラでも絵が描けるほどだ。
ちなみに「アマゴ」との違いも判ったし「やまめ」もサイズにより特徴である「パールライン」なるものが成長すると薄くなっていく事なども知った。
1つの魚をいろんな観点で見ることができるのだ。勿論資料も必要になる。

先生から進めてもらったのは、「山と渓谷社」が出している「日本の淡水魚」「日本の海水魚」だが、金額もそれぞれ5,670円と高めにてまだ購入できてない。以前から欲しい本なんだけど。
この本が良いのは水中写真のいろんなパターンが写されていることだ。ま、しかし魚図鑑は実は5種類ほど持っているのでなんとかなる。

絵の具はアクリル絵の具を使用するが、これも「やまめ」用に13種がテキストに指定してあり、昨日はその絵の具の調達に行ったんだけど、絵の具もいろいろで黒も2色・白も2色だ。違いも判らなかったが塗っているいるうちに理解できた。
ちなみに先生から絵の具のメーカーは「リキテックス」が良いと聞いていた。私は以前アクリル画も描いた事があるのでおおよその知識は持っていたつもりだったが、価格に関してリキテックスは「G1~G6」とランク付けしてありG1だと200円台なのにG6は800円(@_@;)
ちなみに油絵の具もそうだがカドミウムが使用されているものが高い。発色はいいんだけど。油絵の具には「チント」と呼ぶその色とほぼ一緒だけど偽物というタイプがあるが、探したけどなかったので泣く泣く800の「カドミウムレッドライト」という色を買った。総額5,000円オーバー(きつい・・・)

とにもかくにも色を塗り上げたら結構見栄えもよくなり、その勢いで油性ラッカーと木工ボンドを近所のホームセンターで購入して仕上げまで完了。

1作品めとしては上出来だと思っているが、すぐに次を作りたい気分である。

練習作品「やまめ」製作中。

2006年02月18日 | 芸術活動
前回の日記の続きになるが、BLOGの記載ののちにフィッシュカービング司の門戸を叩いた。どんな方が先生なのかドキドキだったが、電話口の対応の通り低姿勢で優しい印象の方でほっとした。
一応様子を聞いてから入門しようと思っていたが、ここまで来たからには再度というのも如何かと思い、直ぐに手続きを済ませた。
早速「課題」の材料とテキストを頂いたものの、特に道具も持ち合わせてないので雑談となる。もし彫刻刀を持っていたらそのまま指導・・・という事になったかもしれない。
雑談は思いっきり話もはずんだ。その中で世界大会に出品・優勝された作品も特別に見せて頂けたが、夢膨らむというよりこんな作品は生涯私には無理だろうという思い。それほど完成度が高く綺麗・美しかった。写真では見ていたが実物のほうが数段感動できる。先生も見てもらう方にいかに感動してもらえるかが、1つの基準に考えられていらっしゃるようだ。
魚釣りもお好きなようで、話は魚の事と釣りのことに終始した。
一応今月の月謝も払ったが次回の訪問は26日(日曜日)予定。
それまでに「課題」の作品を自分なりに作っていかねばならない。

早速自宅に戻り製作活動開始。
手渡された木材は小さくて、思い描いていた大作には程遠い気がしたが、まずはこれで「やまめ」を作ってくださいと言われた。
見本は見せて頂いたがテキストにも写真がありそれを真似るように彫る。
教室に行けば「見本」を見ながら掘り進む事ができるのだけど、自宅ならイメージで作成せねばならないのが難しい。

初日は自宅に戻って着手したのがPM6時過ぎ。
それから11時ぐらいまで途中で食事を挟みながらも一心不乱に彫った。案外難しい。いかに鰭を鰭らしく見せるかが、それをどのように掘り進めば良いのか考えることしばしば。これほど集中したのも久しぶりのような気がする。
製作開始から4時間ほど経過の状態


今週は仕事もまあまあ忙しく、飲み会もあったため自宅での作成時間が限られていたものの、帰ればとにかく彫刻刀を握った。餌を描くこととはまた違った喜びを難じられる。

3日めにして、ほぼ堀作業完了かな?まだサンドペーパをかけて無い状態


サンドペーパを昨日購入して、昨晩は全体を手が痛くなるまでこすってほぼ完了させた。初作品にしては自分としては大満足なんだけど先生に見てもらってないので評価はなんとも言えない。
とりあえずテキストには色付け方法も記載してあるので、道具(絵の具)を揃えて次のステップに進もうと思っている。
現在の状態・堀り作業はほぼ完成(のつもり)


作成手順については営業妨害になりそうだからここで記載はしないけど、とりあえずここまでに必要な道具と言えば彫刻刀とサンドペーパ。
今から先に絵の具が必要なんだけど、これがお金もかかりそう。乗りかかった船!という事で今から画材店に行こうと思っている。

だんだん夢が広がっていて、こんな魚・あんな魚作ってみたい。
一応目標は宮崎に生息していて形や色もマイナーだけど実はとても綺麗な魚なんだよというものをテーマにしたいと思っている。

本気でフィッシュカービング

2006年02月12日 | 芸術活動
昨日・今日ともに釣りに出かけてない。

昨日は釣り仲間のKIさんとの釣行予定であったが、前日の運転疲れで取りやめにした。タイトルとは関係ないが疲れた理由は、仕事で宮崎県五ヶ瀬町という場所に向かうため朝から車を走らせたが、その前から家族が風邪気味だったこともあり、どうも気分がすぐれなかった。
計画では、用事がある諸塚村と椎葉村に行って、そのまま五ヶ瀬予定だったがスムースに行ければ椎葉から五ヶ瀬の道程は30分程度なのに、なんと道路が決壊にて全面通行止め。迂回するため再度諸塚村に走り、飯干峠なる、まさに九州のへその峠を越えて、予定より1時間半程度遅刻して到着だったのだ。到着時刻はPM4時で自宅に戻ったのはPM10時過ぎ。距離にして400K以上。

そんな訳で朝3時出発予定の釣行はとんでもなくキツイ仕打ちに思え、KIさんに「ごめん」の連絡をして昨日は一日中ゴロゴロしていた。

今日も昨日の寝すぎで頭がぼやけているが、何かしなきゃという気分。
釣行も考えたが1人では面倒くさい。今の時期はちょっと防波堤に行っても釣果は知れているし投げ釣りも期待薄。

そんな訳で、朝からPCをいじっていたが、ふと思い出したフィッシュカービング。昨年から何度かチャレンジしようと考えていたが実行できてなかった。
第一歩を踏み出す難しさではあるが、踏み出すのは簡単な事で電話をすればよい。

フィッシュカービング 司

よし!電話だ!

一発めは不発。留守らしい。FAXに切り替わったため、しかたなくメールを入れてみた。

2時間が経過したがメールの返事もないので再度電話。・・・つながった・・・

なんと語っていいのか緊張して、もじもじしてたが気持ちを察して頂き、良かったら来られませんか?というお言葉を頂いた。

と言う訳で今から出発しようと思う。新しい事を始める第一歩とは今後の展開への期待感から子供の頃のような新鮮な気分となる。

いい作品を作りたいもんだ。まだ全然判ってないんだけどね。

メジナとクロメジナ

2006年02月12日 | こだわりのメジナ
クロメジナと語って通じる釣師は少ないかもしれない。
写真がクロメジナであるが、メジナとどう違うのだろうか?
クロメジナの写真

一般的に釣人には「オナガ」と呼ばれる。恐らくオナガが一般的な名前だと思っている釣人も少なくはないだろう。

日本産メジナには「メジナ」「クロメジナ」「オキナメジナ」の3種があるが、中でも釣り対象魚としては「メジナ」「クロメジナ」が一般的である。オキナメジナについては時々まぐれで釣れる程度で宮崎だと(全国的には定かではないが)ウシグレと呼ばれ、変わったズングリしたメジナという感覚で区別されている。オキナメジナはまだ釣れた事がないので私のライブラリには収録写真がなく、ぜひ釣りたい1尾であるが、今日は「メジナ」「クロメジナ」を釣りの観点から語ってみたい。

メジナとクロメジナの違いだが、詳しい事は「WEBさかな図鑑」*ここで見分けろ より
メジナ vs クロメジナ

解説の通りだが、もっとも判りやすいのは鰓蓋後縁の黒い部分。これは小型ほどはっきり判る。大型だと全体が黒ずんでいて判りにくい場合が多い。
掲載の写真でも判りずらいが、クロメジナは比較的円形がしっかりしているというかシャープというか、丸身が強いという事と「オナガ」と呼ばれるとおり尾鰭の上部がスッと延びている。また鱗が比較的小さく見える。(変異も多いので決め手にはならない)
メジナの写真

おおむね私の場合はパッと見ただけで雰囲気で判る気がしているが、上の「メジナ」の写真で尾鰭部分を比較頂くと一目瞭然という感じだ。
メジナは釣れて直ぐに興奮班がでる。この興奮班も下の写真にわずかに残っているが釣れてすぐの状態は、割りと背鰭の左右に細長い丸い形で一定間隔に出ていて、しばらくすると体の全体に広がる。釣り上げてすぐには目立たない。
しかしクロメジナでは確認できない。

さて本題だが、
■メジナ(宮崎では「クロ」「グレ」)
太平洋側だと(宮崎だと)大きなものが産卵時期で3Kgにも達する。体調も50Cmを越すものが居るが、これは自慢できるサイズで、一般的に良型と呼ばれるものが40Cmオーバー。属にキロ級と呼ばれるものだ。

釣り場は宮崎の場合でも、潮(本流)の通しが良い場所とされるが、12月から3・4月ぐらいまで比較的に長い時期に産卵するようで、特に2月ぐらいにはお腹パンパンという魚も多い。
幼魚時期は磯場の溜りとか湾内で過ごし、だんだん沖に出る。成長すると自分の住処(岩場の下陰など)を作り、そこで生涯を過すとのことだが、私的には2パターンがあるんだろうなと思う。

マアジなどと一緒で、地付き型と回遊型だ。テトラなどに居ついているメジナは、夏でもその場で過しているようだが、冬時期に魚影が濃くなるのは磯場に食料である「岩海苔」を荒食いするために、日頃は沖で群れで動いているメジナが捕食のために寄ってきているんだろう。宮崎の釣人はこのような魚は魚体色がマリンブルーで美しく、「ワタリ」もしくは「ワタリメジナ」と呼ぶ。

ワタリは大きさが揃っていて群れであるため数が釣れる。また擦れてないのか比較的に簡単に釣れることが多い。つまり潮(本流)の通しが良い場所とは、このようなワタリメジナを呼び寄せ易いという事である。
しかし意外と大型メジナは意外なる場所で釣られているケースが多い。湾内であったり磯場でも淀みの場所だったりだ。基本的には磯場だともっとも魚影があるのは足元なんだけど、その辺には餌取魚もうじゃうじゃと言う訳で簡単には釣らせてくれない。そこはテクニック。

■クロメジナ(宮崎では一般的に「オナガ」)
宮崎でも南方(日南・串間)に多い。これが幼魚時代は餌取りとして私的にはガッカリする。釣れ出したら止まらない。25Cm程度までは相当なる群れで足元から沖まで凄い数。だけど大きくなると面白い。

クロメジナの大型こそ潮が通す沖瀬などでないと釣れず、船釣りなどでも対象魚となる。その引き味はメジナと比べても1.5倍ぐらいに感じる。つまり足が速いのだ。尾鰭などを比較するとメジナに比べても力強く感じる。
ウキの沈み方が全く違う。メジナはジワッと沈んでいく事が多いのに対してクロメジナはシューンと引き込む。シューンと引き込む魚としてはイスズミやニザダイなども同系統なので、強烈なるアタリでもあまり期待しないが、これがクロメジナの生息しそうな場所なら慎重になる。40Cm級だと磯上物用の竿だと手こずる。オナガを狙うならそれ相応の竿を準備するべきだろう。
メジナならハリスは口切れしないがクロメジナは切れる。口の脇が刃物上になっているせいだろう。だからタモに入れるまで油断できない。最後の最後に反転されて、ハリスが切れてしまった経験が3回ほどある。いずれも大物。つまりクロメジナは最後に気を抜かない事が勝利のポイントだ。
クロメジナは大きくなり、記録では80Cmと言うサイズもある。磯場で見かけたクロメジナはそこまでは無いにしても優に60Cmオーバー(5~6キロ)というものがある。右に左に走るし、最後まで抵抗する。

宮崎県日南の沖瀬である特級磯、水島ではクロメジナが狙える。高台から瀬際に見える撒餌に沸いてくる魚体にはとても興奮できる。あんなんが釣れたらこの竿は一発で折れるな・・って。私は1度水島で竿を折られているので、思いっきり引き上げる事ができない。対策用に竿も購入しているが、まだ狙えていない。

2月5日の釣行記

2006年02月11日 | 釣行記

釣果(釣れた魚)は翌日にアップしていたが、2月5日の釣りは今年初の船フカセ釣りだったのだ。
写真の船は自由に使わせてもらっている船で、私の所有物ではないのだが船主はほとんど利用されてあらず、自由に使ってほしいと言われている。

免許を取得した頃は時間が許す限り使っていたものの、怖い思いも何度か体験し、年齢のせいか太ったせいか、はたまた不規則な生活のせいか「船酔い」を起こすようになって最近は遠ざかっていた。
つまり船はほとんど利用されておらず、かえってメンテナンスにお金も掛かるので共同利用している「あぶらや@六日町」さんと時々は行きましょうという事から今回は久しぶりの船釣りとなった次第。

もう一つ理由があり、個人的には最近貧果だったこと。どうも釣果がパッとせず欲求不満もふくらみ気味。ゴルフも前回は調子が悪く、なんか楽しめないかなというのが船釣りだ。

思えば昨年の船釣行は1度っきりだったかも。
船釣りのほうが陸より有利なのは確かだ。しかし陸から釣りをする人で、船釣りを小ばかにしように「魚が居るところに魚探で探って釣るんだから、誰でも釣れるでしょ?」って言われる時があるが、じゃあ「貴方が自分で船を操って、魚が釣れるか試してごらん」と言いたい。
船釣りは、もちろん自分で操船できる力が必要だし、魚探の操作も必要だし、船の停め方や魚が居るポイントを探る方法について相応の知識が必要だと思う。太平洋の大海原に投げ出され、さあ魚を釣ってごらんと言われ、釣れる方はいないだろう。
遊魚船でお金を払い、こんな仕掛で釣ってね。と言われ、相応の道具で攻めたらそれなりの釣果もあろうが、それでも腕の差があると思う。これは船長の経験で釣果にも差がでるだろう。

船フカセという分野だが、狙う魚はメジナである。一般的には船釣りの場合の仕掛としては「サビキ」「天秤」なんだけど、船フカセは磯で使う仕掛とまったく一緒だ。ただし撒餌に集魚剤は入れない。いれずとも大物が釣れるのである。
船の場合は磯場の周囲の魚ほど魚が擦れていないんだと思う。パン粉とアミエビを混ぜたドロドロの撒餌をちょろちょろと流すだけ。磯場の集魚用の経費に比べ、半分も必要ないかもしれない。

場所は極めて岸に近い、浅場の瀬が点在する場所。これが船釣りの優位性。底の状態を魚探で探ることができるわけで、決して魚を探すわけではない。
だいたい5~10m程度の場所に船を付けるが、そこから先は磯の釣りとまったく同じである。磯場でもA級ポイントというものがあるが、船の場合はそんな場所を探って釣れる。しかし船は風と波にまったく弱くって、いざ船を付けても潮の動きと船がどういう方向に向くかで釣果が変わる。思った通りに船を向かせるにはそれなりの経験が必要なのだ。

仕掛の話だがいつも使う磯の1.2号竿に、道糸2.5号、ハリス2号という私には標準仕様。ただしハリはメジナハリ6号とわずかに大きめ。

最初は実績のある、かなり岸寄りのポイントを攻めたが、経験的には最悪の下り潮で、予想したとおりフグのオンパレード。
しかし、船から大型のメジナが5~6匹の群れで表層を動き回る姿が見え、かなり浅い仕掛で攻めてみた。どれほど浅くしても餌無くなり時折ハリも切られてしまう事が2時間ほども続き、遂に場所を移動。
2箇所めはまったく餌がとられず魚の反応もなく3箇所めに移動。

この場所で釣り始めたのがPM2時過ぎで、最初のうちはフグ反応ばかりだったものの餌が残りだし、また船の方向と仕掛けが流れる方向が一致しだしたタイミングで私に42Cmのメジナ。更にすぐに48Cmのヒブダイ。
船の場合にもっとも優れているのが磯場と違い瀬際に潜られてハリスが切れるという心配がない。引き込む時はゆっくりと魚を遊動すれば大抵の魚は上がる。それでも上げきれない大物もあるけどね。
同行の「あぶらや@六日町」さんも続けて2匹。大きさも40Cmほど。小型のクロメジナも釣れたが持ち帰るには微妙な27Cm程度で結局リリースした。

潮がだんだん早くなり、餌が残る状態となった。時刻もPM4時を過ぎ、そろそろ帰ろうと話ながら私は最後の1投げのつもりでウキを沈めたら竿引きで35Cm程度のメジナ。そして直ぐにその日最大級の46Cm。ほとんど同じタイミングで「あぶらや@六日町」さんも45Cm程度だが重量は明らかにある太ったメジナを追加した。後ろ髪引かれるところだが、これ以上は日も暮れるだろうし片付けも大変という事で終了。

結果としては想像していた釣果を得られ大満足。



場所 宮崎市内海沖 対象魚【狙ったお魚】 メジナ
同行者 あぶらや@六日町さん 仕掛 フカセ釣り
潮況(データ) ◆天気(晴れ)◆潮(小潮・満潮10:41)◆釣行時間(AM10:00~PM4:30)◆波わずかにウネリ 釣れた魚 メジナ(35~46Cm)6匹。クロメジナ(27Cm)2匹・ヒブダイ1匹(48Cm)コモンフグ沢山



2006年2月5日のお魚

2006年02月07日 | 釣れた魚
【釣場】いるか岬沖

まずは持ち帰りの魚達♪

コモンフグ(15Cm~25Cm×数匹)最初はこやつばかり

メジナ(35Cm~46Cm×3匹)2人で6匹・久しぶりに嬉しい釣果

クロメジナ(27Cm前後×2匹)リリース

ヒブダイ(48Cm×1匹)強烈な引きだった。個体は雌から雄に転換中のようだ。

だから釣りはやめられない!

宮崎国際空港カントリークラブにて

2006年02月04日 | ゴルフ
今年に入り3回目のゴルフ。前回のはまあ、パブリックのハーフだったけど。

宮崎県田野町にある「宮崎国際空港カントリークラブ」でのコンペ。初めての場所。
食事付き・キャディ付き・カート付きで1万円を切るなんともリーズナブルではありながら、クラブハウスはなかなかモダンな設計でコースもかなり戦略的な感じ。

なぜ安いのかは回っていて判ったが、コースの途中に一般的には設置してある「茶店」がない。コストを抑えるために省いてあるんだろう。私は別にあっても無くても気にはならない。個人的には水分補給が少ないので茶店があっても特にジュースなど欲しいと思わないけど、人が買うのにつられて無駄遣いしてしまうので逆にありがたいぐらいなのだ。

前回のハーフのゴルフが51で回れたし、今回のゴルフに備えて1度練習にも行ったため、今回は結構いい結果が出せるんじゃないかと期待してたが、ゴルフも奥が深い・・・というか悩まされてしまった。

公開するのも恥ずかしいが129だった。前半が68で後半61。コンペではびりっけつである。

叩いてしまった理由は、とにかくOBが多かった事と100ヤード圏内の下手なこと。パットは割りと良かった。
コースは出だしが狭いしフェアウエィの周囲がかなり落ち込んでいたり山になっていたりで、脇に反らすとつま先上がりか下がりになってしまう。OBして、2打め3打めがそんな感じでまともに進まず、近寄ってもダブってしまう。だからグリーンに乗ったときは6打目・7打目という事。
天候には恵まれたが寒かった。そして強風。この風にいろんなシーンで調子を狂わされた。だけど皆同じ条件なんだから、つまり腕が悪いと言わざるを得ない。

いやほんとに下手だ。初めて回った時には124だったのに。