「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

3月19日(水島釣行)その4・・・ちょっと数回に分けて書きます。

2005年03月28日 | 釣行記

写真は3匹めが釣れた所で写したクーラーボックスの中。

水島での結果は4匹。2回はハリが外れた。

そんなメジナとのやり取りを紹介すると、最初に「シツオ」が釣れた後の攻略として、ウキの着地点を変えてみた。棚はそのままだ。シツオという魚は撒餌が無い場所でも喰らってくるが、多少の群れで動くと思う。メジナとは住み分けしてる気がするので、思いっきり場所を変えた方が良いという判断。これは成功し、何度かウキが軽く沈むが、ちょっとテンポよく沈んだウキに合わせて、中型のメジナの姿が見えた。この日1匹めのメジナを慎重なる気持ちでタモに入れようとしたが、完全に体半分を水面に浮かしていたけど、スポンと口からハリが外れてしまった。これはしょうがない。

どうもこの日のメジナはハリ掛かりが悪そうだ。その後も軽い引き込みがあるが、合わせても餌が付いたままで上がってきたりする。1~2m程度引き込むのだが、そのまま止まる事を繰り返す。10Cm単位で棚調整したり、浮力を最大に抑えるべくガン玉調整しても、内容は変わらない。もっとも良いのが、思いっきり道糸を遊ばせて抵抗をなくす事のようだ。ウキがシモリ始めたタイミングで道糸の遊びを巻き取ると運よくハリ掛かりした感じで2匹のメジナを釣る事ができた。大きさは30Cmちょっとだがお腹がパンパンで重量は600g前後かと思われる。

同行の師匠は船付の端っこで攻めていたが、状況は一緒で釣れてもかなり小さいメジナだけだという。しかし私の釣り座から見える「隠居」というポイントは、だんだん釣れるペースが速くなり、入れ食いという状態になりだした。

2匹めが釣れてから後、潮の動きが悪くなり、撒餌を打つと底に見えていた魚の姿も確認できなくなったため、ウキを全遊動に切り替え、ちょっと沖めを狙った。すぐにキタマクラが釣れたが、その後何度か流しているとウキは沈みぎみだったため動きは確認できなかったものの、直接竿に乗ってきた。これも余裕がありなんなく浮かす事ができたが、後に計ったサイズ38Cm(写真)のメジナであった。まあまあサイズ。

3月19日(水島釣行)その3・・・ちょっと数回に分けて書きます。

2005年03月25日 | 釣行記
ちょっと復習の意味をこめて。宮崎では「シツオ」と呼ばれ嫌われる魚だが、実はサイズも程よく大きくなり、引きも強く、そして料理次第では美味しい。
イスズミも宮崎で釣れる種の違いを再度紹介しておきたい。

①イスズミ(標準和名・イスズミ)

特徴:白っぽい魚体に黄色い縦筋が目立つ。特に顔周辺の黄色い筋が、「私が代表種だよ!」って主張している気がする。

②ノトイスズミ

特徴:イスズミより太めな印象。全体的に汚れたイメージ。黄色い縦筋模様が目立たない。吻が短い事で私は区別しているが、実際には判りずらい。釣り人で区別できる人ってかなり少ないと思う。この魚はっきり言って美味!

③テンジクイサキ

特徴:背鰭・腹鰭の先が広がっている。縦筋模様もほとんど目立たない。

この3種は時々釣れる「シツオ」ちゃんを写真で残していたものだが、他に「ミナミイスズミ」という種も居ると思う。
19日に釣れた「シツオ」はもしかしたら「ミナミイスズミ」だったのでは?と今更ながら写真に残さなかった事を後悔している。その根拠なんだけど、吻が長かったような・・。縦筋もさほど目立ってなかったような。それよりも水中で見えた魚影がブルーに見えた事。

まあ、すぐに釣れる機会もまたあるだろう。


3月19日(水島釣行)その2・・・ちょっと数回に分けて書きます。

2005年03月21日 | 釣行記

夜の水島はとても神秘的だ。なんてったって沖の離れ小島なのである。右も左も、前も後ろも海なのだ。寝転がり夜空を見上げるととんでもないほどの星だ。何度も流れ星を見かけた。見かける度に「爆釣りできますように!」と祈った。月が無かったから星が沢山見えたんだと思うが、これだけの星があれば、恐らく地球と同じ条件の星もあり、生物も居るんだろうと思える。そんな事を思いながら夜明けを待つが、6時過ぎ・・・少しずつ水平線の際が明るくなりだした。

とりあえず準備開始。
仕掛は半遊動のJ2ウキにした。水島は全遊動だと餌を取られても判りずらいだろうし、わずかに沈めたい。ハリスは2ヒロちょっと。ハリスにガン玉は付けず、スイベルの上にガン玉で調整する。
風があるので、道糸が膨らむ力でウキが浮くため、ちょっと重めのガン玉利用だが、あとは流す度に微調整。

問題は場所なのだが、条件的にもっとも良いのは船付なんだけど、海に向かって右半分は「夫婦丸」メンバーが入り、左が「喜代丸」。船長は「今日は波がないから7人ぐらい並べるぞ」と言われたものの、実際にはかなり辛い。2~3回ウキを流してみたが日をまともに受け、まったくウキが見えないので場所を移動した。高台に乗ったが、ここは釣れてもタモが出せない。ここでも2~3回投げたが北風にて道糸が膨らむために、すぐに諦めモード突入。他の場所は期待できない。
とりあえず何でも釣れればという思いで、誰も入らない一瀬のもっとも南の岸向きの張り出した場所に座を構えねばる事に決めた。

巻餌を入れると魚の姿が見える。メジナかどうか定かではないが魚が居れば期待は膨らむ。集中的に巻いてウキをその中に包むように流すと、2~3回流したところでウキがモワッと沈んだ。
「きたっ」という心の叫び。結構大きい。何度か竿をのされる。耐え切れないので瀬切れ覚悟で糸を出し、引きが弱まった所で思いっきり巻き上げることを数回繰り返し、魚影が見えたがブルー色。やったっ!メジナだっと思うが瀬際でも強烈に突っ込む。これもなんとか交わし、完全に姿が見えたが、シツオちゃんだ。(涙)この魚は戦闘気力も沈んでしまう。逆に切れてほしい気持ちだが、こんな時は余裕が出るためかすんなりタモに入った。サイズは50Cmほどの良計。多分重量も2Kg程度。メジナだったら大喜びのサイズなんだけど、まあとにかく魚が釣れた事は嬉しい。後はウキを流す場所と棚次第で釣れるかも。

写真で釣り人が見える場所は、通称「隠居」と呼ばれる場所だが、ここは船付に次ぐ高ポイントで、この日も2人で入れ食いさせていた。私が釣っていた場所からは良く見えていたがとても羨ましい状態。

3月19日(水島釣行)その1・・・ちょっと数回に分けて書きます。

2005年03月20日 | 釣行記

久しぶりの本格沖磯だ。場所は宮崎でも超特級の磯場である水島。
3月に入り、水島はかなり調子が良いようで1日20~30匹釣り上げられる話をよく聞く。

水島に渡るには、南郷町の夫婦浦漁港から瀬渡しで「夫婦丸」か「喜代丸」に乗ればよい。特に予約など必要ないが問題は時間で朝3時半には出航する。

18日の夜は職場での行事もあり遅くなったため、寝ずにそのまま出発した。朝0時半である。家族はまだ起きている時間。しかし久しぶりの水島釣行に気合は入っている。
2時半に到着してしばし仮眠。じょじょに車が集まるのが気になる。釣れているのは判っているので当然3連休の初日は多いだろうと思ったが予想の通り。

私は喜代丸で渡ったが、もっとも釣れている一瀬での上物釣りは9人。夫婦丸のメンバーも加えてその倍に近い人数。待合所でくじを引いたが、私は9人中7番で先端の良ポイントには入る事ができなかった。
とりあえずまだ暗いので私は仮眠を決め込んだが、とにかく寒くて眠れない。風は西風が結構強く防寒着があっても耳や顔が冷たくて早く日が明けるのを待つばかり。何名かは準備宜しく夜釣り鯵狙いをやっていたが、小型の鯵が釣れていたようだ。

写真は水島一瀬の様子。

3月の状況(メジナ)

2005年03月09日 | こだわりのメジナ
3月のメジナ釣りはなかなか厳しいような簡単なような。

いろんな話が入ってくるが、この時期は魚が浮いてくる事も少なく、棚をかなり深く探って大型が数匹という事が多い。
しかし、ちょっと沖めのポイントではキロ前後が60匹釣れたなどという話も聞いたりする。

宮崎の磯場の情報だと

●宮崎県県南
串間は好調維持。南郷は水島はムラがあるが釣れる時は爆釣り。釣れなくても数引き。場所により尾長メジナの大型も釣れているようだ。大島の先端瀬もいずれも好調。

●宮崎県中央
堀切峠下なども好調。5~10匹程度600~キロ級が期待できるが、瀬の先端に出たい。野島も好調。ところが船フカセなどは低調。

●宮崎県北
美々津は大型2キロ前後が単発で釣れるようだ。門川は低調。土々呂・島野浦・北浦はまあまあという事。

とにかく日ムラがあるのが今の時期である。これは水温が影響しているんだろう。寒かったり暑かったりで魚も調整が厳しいのかもしれない。
荒れると水温は下がる(風呂をかき混ぜて冷やすのと一緒)。沖より瀬際も温度が低い。とにかく水温が安定しないから釣れないが、魚も何かをきっかけに喰いだす。
この時期に経験するのは釣れ出したら立て続けということだ。

祖母の葬儀

2005年03月09日 | 雑記
先週水曜日にばあちゃんが死んだ。子供の頃には一緒に生活していたばあちゃんなので、いろんな思い出もあるが、4年前から寝たきりとなり、食事も取れなかったため、近い内だろうな?とは思っていた。年齢も数えの101歳で、昨年は総理大臣からの長寿祝いももらっている。

ちなみに、この長寿祝いは100歳でもらえるんだけど、市からはお金(これは町によって違うと思うが、3万円だった。)県は祝いの膳・国が純銀の小皿。いずれも賞状と一緒に頂いている。

さて、悲しい出来事ではあるが、さすがに寝たきりが長かったせいか覚悟もできており、葬儀の間もさほど暗い雰囲気ではなかった。葬式の時には「御霊前」「御仏前」としてお金を包むが、これは一般的に高額である必要はない。そうは言え時代の相場という事があろう。

今回頂いた金額なのだが、1000円から50,000円まで。
50,000円は子供夫婦からのもので、近い親戚の場合で30,000円から5000円という金額だ。私達、孫は話合いで10,000円ずつとした。近所の方の相場が1000~5000円という事だろう。

「めさまし」「めざまし」という表現も初めて意識した。これはお金とは別にお菓子とか果物などに書かれている表記だ。

それにしても、妙に疲れたし眠れなかったな。