「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

第6回ヤギノ会展の開催告知です

2006年10月30日 | 芸術活動

かなりご無沙汰・・・である。

最近の私は木を掘って、色塗って、時々ゴルフもして休日を過していた。でも仕事も忙しくってその時間も少なかった。時間は自分で作るもんだと言うが、正直だんだん疲労回復のための時間に費やされ思った通りにはならない。
ついにはめったに断る事もない飲み会を辞退したりして、やっと昨日、「ヤギノ会」出品のための作品を完成させた。
このblogで何度か紹介している「フィッシュカービング」作品なんだが、3点作るつもりが妥協して2点になり、着手したのは3月なのに、なんと今までかかってやっと作りあげた。まあアイドル期間が5ヶ月ほどあるんだけど。

完成した作品は最後の追い込みでも時間不足が影響して、結局満足できる内容にはならなかったけど、自分の採点としては80点程度だと思っている。苦労はした。
何がきついかと言えば、木彫りという作業。
最初は快調に彫っていけるけど、だんだん薄くなる鰭を更に堀進めるためには微妙な力加減が必要になる。ちょっと彫って眺めて・・の眺める時間が思考の時間なんだけど、バランス調整のための思考であり手抜きするとイメージが変わるので修正したりして、とにかくどっと疲れる作業だ。

とにかく作品を友人の「YO君」宅に昨夜持っていって、ほっとしているが、本職で美術に携わる面々の作品の中に投入して、正直恥ずかしい。

開催内容は写真でわかりずらいかも知れないけど、

場所:都城市立美術館市民ギャラリー
日時:明日10月31日(火)~11月5日(日)

今日は展示作業があるので、仕事に余裕があれば休みを頂こうとも思っていたが、スケジュールが入ってしまって無理。今週末は3連休なのでゆっくり見に行こうと思う。

喜入カントリークラブ(鹿児島)にて

2006年10月10日 | ゴルフ
7日土曜日、会社のコンペがあり優勝した。スコアは99だがハンディが36あったものでなんと63というぶっちぎりの成績だ。

私のハンディが36というのは、この大会には時々しか参加できてなくて、前回までが結構悲惨なスコアだったため、マックスで頂いていたのだ。優勝してしまうとイッキに減るので再びというのは難しくなる。最初で最後の優勝かも。

鹿児島でのゴルフは会社関連で年に2~3回あるが、今回も前日入りして前晩にはかなり飲んでしまった。集合時間がAM7時20分と早かった事もあり、また場所も1時間ほどかかるということでAM6時に出発したが、最悪のコンディション。
頭痛と腹痛と吐き気という過去にも数えるほどしかないような二日酔い。しかも想像に反してかなり肌寒い。予想では晴天で日中の温度も30度という情報だったため半そでシャツしか持ってなかった。身震いしながらの開始だ。

喜入カントリークラブだが、まず感じたのはクラブハウスがなんとなく気品があること。高級というよりモダンと評したい。道中(行く途中)の指宿ハイウェイから見えるコースのレイアウトだが、山岳コースにもかかわらず池があったりして難しそう。それ以上に狭まそうということが見て取れた。

クラブハウスに入ると最終コースの18番が窓越しに見えるが、これがまた恐ろしい。
グリーンの左右に池があり、ちょいと手前はバンカーだ。花道がわずかでグリーンをタイトに攻める必要がある。

まずOUTコースからの開始だったが、あいからず頭痛がするしテンションが低いままのティーアップ。最初からこのコースは試練をくれる。もちろんグリーンは見えないし大きく左に曲がるミドルコースでしかも大きく下っている。1人めはまあまあの場所に打ち込んで2人めが大きく右に曲げて林に突っ込む。1人は女性だったのでレディースティー。私は3番目だったけどとりあえずまっすぐに球は走ってくれて2打目もグリーンを狙える場所だった。しかし思い通りにはいかず結局は6打スタート。まあ1つめにしては上出来。

2ホールめがショートだったが、ちょっと距離があるも、なんとかグリーンに乗せる事ができた。OUTの最後のスタートだったためなんと私がニアピンである事が発覚。
こうなると頭痛は何処吹く風・・・という感じで後は波に乗れた。
ここをパーで上がり、その後はボギー・ダボの繰り返しだが前半の残り2つをパー連続できて、なんとハーフで3つのパー。これで上がりが47だ。

結局後半が52だったためトータルの99なんだけど、とりあえず100をやっと切れた。最近のスコアとしては102・98・100と安定しているんだけど同じペースが保てた。

コースは決して簡単ではない雰囲気だった。その証拠に日頃上手だと思う人がかなり崩れていた。
とにかく山の斜面を最大にレイアウトされているコースで、ドライバーを使えない場所も何箇所もある。かなりトリッキーだと思う。ただ私は割りとそんなコースばかり回っているせいか、最近は窮地からの脱出が思いのほか上手く行って、平坦だと失敗してしまう。つまり多少の緊張感がスイングにマッチしているのかも知れない。

さて優勝ともなると挨拶もせねば。これが緊張。下手に考えると何も言えなくなるので無心を心掛け、挨拶が無いことを祈ってみたものの、そんな訳もなく表彰が終わった後に呼ばれ、皆が注目の中の挨拶。目線が辛い。ともかく暖かい声を掛けられてなんとか話して、じんわりと優勝をかみ締める。

問題は頂いたものだけど賞金とトロフィーだ。
自宅にトロフィーは飾りたいが、そうなるとかみさんに賞品を突っ込まれる事は間違いない。こうなるとお金より品物が良い。

そんなわけで私の選択は・・・
① 優勝した事を隠す・・・のは無理か
② トロフィーだけもらった事にする。・・・これも無理がある。
③ 包み隠さず、話す。・・・かみさんに賞金を没収される確率高し。
④ 賞金金額をごまかす。
⑤ 賞金金額分の買い物をして、その品が賞品だったことにする。

さてはて、5つのうちすでに実行してるんだけど、どれが正解でしょう・・・

第58回宮日総合美術展

2006年10月02日 | 芸術活動

宮日美展が開催されている。その名の通りなのだが、宮崎日日新聞社が主催の美術展だ。正式な名前は「第58回宮日総合美術展」。絵画・写真・彫刻・書道の県民の数少ない発表場だが敷居はちょっと高くて冷やかしでは入選は厳しい。きちんとした作品基準もあるし、審査員は県内外の著名人であるし、作品の質についてそれなりの技量が必要だ。

今年の宮日美展にて、友人で芸術家で学校の先生であるYO君が入選どころか奨励賞を受賞してしまったのだ。彫刻部門なんだけど彫刻作品というよりオブジェだ。実は作成風景もちょこっと見たりしてたんだけど、その時には奨励賞を受賞する作品に化けるとは思ってもいなかった。

そんな訳で、デジカメを抱えて、写真を残そうと思って入ったんだけど、どうも写真撮影をする雰囲気では無くて、監視員の目線もつらくて中では写せなかったので、しかたなく開催されている県立美術館の写真など掲載してみたりしている。

まずYO君の作品の事だが、大型の作品が数展示してある中でも結構な存在感だし、作品の前で足を停める人も多い。なんだか自分が作った作品を評価されているような妙な気分だ。とても簡単に語ると(この日記を前にして、本人から勝手に評価するなよって声が聞こえそうだが)・・・斬新!なのである。

まず絵画エリアを見てみたが、総合的にアクリル作品が多くなっている事が気になった。20年も前なら「アクリル」という絵の具がさほど認知されておらず、中心は油絵だったんだけど、アクリルは乾きが早く上塗りも自由にできるのでだんだん普及している。
ただ、作品を50年・100年と残す気持ちがあればどうだろうか?

ともかく感心なのは作品数がそれなりに多く、大作も多い。宮崎県下にこれだけの作家がいることが凄いなと思う。そして特選に選ばれたメンバーが5人中の4人、20歳代という事も面白い。作品の評価をする基準の1つに「発想」と言う部分があるとすれば、若い人の発想が受賞につながっているんだろう。デザイン部門に至っては十代の作家2人が奨励賞を受賞している。

過去、この宮日美展には数え切れないほど足を運んでいるが、総合的に面白い。
まず作品が大きい事もあるが日展・二科展など日本を代表する作品展と比べて多少の「粗」がある。この粗が面白さを際立たせている気がする。(私の中で)

行って知った事だが、この作品展の記事を紹介しているコーナーにて、「書道家」松田先生の事があった。息子さんがやはり学校の先生で、初の無鑑査となり「親子での無鑑査」という事だったんだけど、この松田先生は高校時代の恩師である。直接習った事はないが、美術の八木先生ととても仲が良くて、雑談しているところに何度も介入していった思い出がある。とても人間味がある先生だった。4年前に亡くなっているようだ。
知った人の死を知る事は、結構心が痛い。

ともかくYO君・・・受賞おめでとう!