「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

作品4・「アオギス」

2006年03月27日 | フィッシュカービング作品


久しぶりの記載だが。

遂に完成した作品「アオギス」だ。



上が左向きのアングルで、下が右だ。初めての全体彫りである。

この作品はさすがに苦労した。堀る作業を開始したのが3月の1日からで完成が17日。1日あたり平均約2時間程度は掘っていたから実に34時間以上は懸けたかもしれない。その割には完成度が低いと反省はしているが。

今回の作品は休日の時間を費やす事が難しく、毎日わずかづつ堀り進めるという事で、いつ到達できるのか想像もできなかったが、行き詰ったら完成という事。特に鰭の部分が難しく、左右ができるだけ対称的になる必要もあり、ちょっと彫っては全体を眺めるという事を繰り返した。
完成してみると堀りがまだ甘いと思う。鰭の部分はもっと薄く彫れたと思うがこの作品について再度手直ししようという意気込みは無い。これはこれで完成で、次の作品を作りたいと思っている。

色塗りも苦労した。これは18日から22日の間に塗ったが、特に21日は8時間以上。つまり色塗り関連の作業だけでも14~15時間だろう。合わせて48時間以上になるが、まるまる2日分の時間を費やしたという事か。

ウロコを描く必要があったが、これがうまくできず、写真は小さいからごまかしているが、完成度は低い。もっと細かく描ければよいが私の技量では限界。
もっと良い道具が必要か、もっと描き方のテクニックがあるのか?
この辺は鍛錬だと思うが、1つ気になるのが眼が疲れてくるとぼやける事。若い頃にはなかった感覚だ。これが老眼という事か?遠ざけないと見えなくなってしまう。ああ、悲しい。

前回のブログの記載で魚名を告げず「こうご期待」などと書いてしまったが、この魚「アオギス」は以前から気になる魚だ。

いわゆる絶滅危惧種である。

私は実物を見たことがない。「WEBさかな図鑑」の管理人の小西さんが福岡で釣り上げ、詳細写真を残されているが、それを参考につくった。尾鰭がわずかに曲がっているが、これはフィッシュカービングの先生からの提案だ。そのものの写真は無いので想像しながら掘り進める訳だがその瞬間は楽しい。
魚自体の身体的特徴がある。たとえば側線鱗数は78~82だが、そこまできちんと表現したいんだけど小さすぎて無理。鰭が比較的に黄色かったり、お腹がプクッと丸かったり、なんとなく「シロギス」との違いはあるのだが言われてみないと判らんレベル・・だと思う。とにかくアオギスなのだ。

アオギスが絶滅危惧種であるのは、その生息に必要な環境が少なくなっている事からだ。綺麗な水が流れ込む河口があり、よく巡廻する砂浜・干潟が必要なのだ。

九州にはまだ数箇所は生息してる場所があるという。全国どこでも居てシロギス釣りの外道で嫌われていたらしいけど、いつの間にか、気にされないまま種が途絶えようとしている可哀想な魚なのだ。

最近のゴルフ

2006年03月15日 | ゴルフ
最近の週末の過し方だが、ゴルフに行っているか「フィッシュカービング」作成作業のいずれかで、もう1ヶ月近く釣りに行ってない。
釣りしたい気持ちが薄く、代わりにどっぷりと2つの趣味にハマりつつあるんだけど、ゴルフについては悔しくてやっている状態だ。

先々週はゴルフコンペがあり、126も叩きコンペ参加人数が40名強の中で、下から4位。そして一昨日の日曜日にも「青島パブリック」に行ったが、前半は54で後半がなんと74の128である。パブリックは同じコースを2回まわるのでこんなに差が出るのが不自然なんだけどちゃんと理由がある。

実は後半の1ホール目。ショートホールなのに7番アイアンで打った打球が隣のコースに突っ込んで、人に当たってしまったのだ。当たった方は足にアザができており、かなり憤慨されていて罵声を浴びた。
これがきっかけで、そのホールはバンカーに玉を入れてしまい、これがなかなか出なくて14打叩いた。後半はこの事件?がきっかけで10打以上叩いたのが3回。

ゴルフはメンタル部分が影響するなぁとつくずく思った次第だが、それにしても私はこんなプレッシャにはとことん弱い。

作品3・「サヨリ」

2006年03月12日 | フィッシュカービング作品


ちょっと日記記載が遠のいているが、フィッシュカービング作品作成にはどっぷり浸かっているのだ。

先週は写真の「サヨリ」を完成させ、現在4作目の途中。

3作目は、ちょっと大きめの作品なんだけど、自宅にあった木の棒を使って図鑑を見て細長い魚はないかと模索し、「サヨリ」にした。

堀りの作業は木が柔らかいせいで簡単だったけど、その分デリケートで折れやすく苦労した。ヒレの部分の作成に神経を使う。
1・2作品は「ホオノキ」という木が材料で、かなり固い木なのでヒレも少々の事では折れる心配もないんだけど材質で随分変わる。

色塗りが苦労し、結果的には駄作と言わざるをえない作品になってしまった。
銀色の魚体をどのように塗れるのかを課題にしてたんだけど、まったく質感が無い。単調な魚体なので質感が出せない。

とりあえずそそくさとこの作品は終了させ、今、4作目にとりかかっている。

3つめまでは練習で、今作成中のものが本番だと勝手に意識している。
今作っているのは全体像で、今までの片面堀りと違い左右のバランスを整えるために常に回しながら掘り進めている。

まだ色塗りには程遠いが、今回の作品はウロコの1つ1つまで描かないといけない魚なので完成まで1ヶ月ほどはかかるだろうと思っている。

毎日2~3時間、晩飯喰ってからの日課となっている。

こうご期待・・・・