「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

第8回ヤギノ会展(告知)

2008年07月28日 | 芸術活動
全く作品作れてないけど、今週水曜日(7月30日)から8月3日日曜日まで表題の「第8回ヤギノ会展」が開催される。

昨年までは会場も都城で、時期も秋だったので余裕もあったんだけど、今年は大舞台ということと、最後のヤギノ会展と決められているため(続くかも知れないけど)何か作らなきゃと思いながら、結局できなかった。時間は充分あったけど制作意欲が湧かなかった。なんだろ。

とにかく場所も違うので過去作品3点を出品するつもり。

そして、とりあえず前回ご指摘頂いている作品が木彫で一本掘りというのが判りずらいということを改善するためのパネルを作った。
(まあこれはいい加減なんだけど)

とにかく明日搬入で夜は懇親会ということらしいが、たぶん夜は無理。仕事の都合上。
搬入作業も手伝いたいけど無理。自作品を持ち込むのが精いっぱいのような気がする。(ごめんね8818君)

場所は宮崎県立美術館・県民ギャラリーだ。見にきてください!

名門(フェニックスカントリークラブ)

2008年07月27日 | ゴルフ
先週木曜日だったろうか?水曜日だったかもしれないけど、関連会社で現在福岡にいらっしゃるY部長から電話を頂いた。「ゴルフ行かない?」って。

気軽に「いいですよ」って返事したけど、よく聞くと、なんとフェニックスカントリークラブとのことで、ラウンド料も特別料金で安いと言われたけど、近所のゴルフ場の3倍高い。けど・・・最初軽く返事をした手前、断れなくなっちゃった。まあ数年に1度なら行ってもいいかも・・・いや今の実力を図ってみたいという欲もあり、いい機会だと思ったのも事実。

家内にはぶりぶりと言われたけど、まあなんとか口説き行くことになった。そうなるともう気持ちは有頂天。なんてったって天下のフェニックスカントリークラブだ。
「世界のトップ100、日本のトップ3に名を列ね、1974年以来ダンロップフェニックストーナメントの舞台となっている日本屈指の名門ゴルフコースです。」
などとWEBサイトに書いてある。なんという自画自賛。
まあそう書くだけあって風格はトップクラスだと私も思う。クラブハウスの重圧感とスタッフの紳士的な雰囲気。だけど戸惑っている私などに優しく親切に接してくれるのが心地よい。過去行ったクラブハウスの雰囲気で別格だと感じるのは、このコースとタイのタイカントリークラブで、タイについては多くのビッグトーナメントが開催される場所で、アジアNo1のクラブハウスと評価されるほど。世界から集まるプレーヤーに、きちんとその国の言葉で答えてくれるスタッフもいる。日本語は当然。

実は3回目のラウンドで、初めて行ったのはもう5年ほど前になるだろうか。その時は今ほどのめり込んでおらずスコアも120台だったと思う。
2回目は2年前だったと思うけど、このときは腰痛(腰をひねってしまい)でやむなく途中棄権。今まで途中で止めたというのはこの時ばかり。

さて3回めということだけど、それまでのイメージとしては、狭い・松林が邪魔・バンカーは深い・グリーンも難しい・・・まともには行かぬという感じ。
それを踏まえて昨日は絶対バンカーを避ける。林に入れないぞと心に誓う。

向かう途中は曇っていたが、クラブハウスから外に出たら、なんと小雨。これは予想外。さらにパット練習をしていたら雨が大粒になった。晴れより良いのか??
スタートは日南コースで、27ホール3コースあるこのゴルフ場の中で、トーナメントでは使われない練習コース。だけど練習にもってこいなだけに狭い。1ホールめから左右の松林にプレッシャーがかかる。そして案の定緊張のためかドライバーショットを左に引っ掛けぎみで打ってしまい林に突入。2打目が木の根っこで打てそうもなくアンプレイアブル宣言し、3打目となる打球もまた林。4打目でやっと抜け出し、5打目がやっとグリーンオン。2パットで最初から7打。次も7打だったけど3ホールめのショートがグリーンには乗らなかったけど2打目の寄せがうまく行きなんとかパー。その後は良くもないけど大叩きをせず、前半最後のロングホールで2つ目のパーが取れて、ハーフスコアが50。雨は1ホール目途中ほどで止んだけど、その後は雲も抜けてカンカン照りで異常な蒸し暑さ。

昼食もさすがに名門だけあって高い。普通のコースの1.5倍と感じる。まあだけど雰囲気はあるし、それなりのプレーヤーの集まりだからいいのかも。安めのカレーでも1500円ほどだけど、宮崎牛使用などと書いてあるし食材も高いんだな。

昼からもスタート直前に雨が降り出し、午前中と同じ展開。昼からのほうが更に暑くなった。キャディーさんの話だと前日も4~5名倒れられたらしく、もっとも過酷な条件になったと思われる。雨が降ったため蒸し暑さも異常。
ただ私は午前中最後のホールの各ショットに手応えを感じていて、後半50が切れれば念願の100切りということもあり、闘志を燃やしていた。

スタートから2つ連続パーで、3ホール目はダボだったけど、4・5ホールめもパー。
特に後半の住吉コースの名物4ホールめは、グリーン回りが2重の深いバンカーで、前回2回とも10打以上叩いたと思うけど、今回うまく攻略できてパーが取れた。一緒のメンバーはかなり苦労。7ホール目に林に入れて7打叩いてしまったけど、最後の9ホールめのロングもパーを取れて、9ホール中5つのパーはかなりの上出来。しかも場所が名門フェニックスなだけに・・・最高!

そんなこんなで目標としていた100は軽く切ることができた。後半が44で合計94だ。念願の90切りはまだだけど、すっかり暑さも忘れる出来栄えだった。
他の人はまさに暑さがたたって皆大叩きされてたけど。

まだ100切りできてないのが「宮崎カントリークラブ」※リコーカップが開催される場所だけになった。

ハタチ

2008年07月24日 | 雑記
今日は長女の誕生日で二十歳になる。正式に成人というわけで、今日から酒もたばこも堂々とできる記念日だ。本人・・・まだ起きてきてないけど何か感じる部分があるんだろうか?「おめでとう」の一言ぐらいは言いたいけど、無頓着かもなと思う。

思えば20年前の今日、私は病院で家内の出産に立ち会って、その誕生を噛みしめた日であるわけで、正直立会いなんてしなきゃよかったと思った。
それはそれは苦しそうな家内の姿を見て、確か日曜日の早朝だったと記憶しているけど看護婦さんが少なくて、生まれたばかりのわが子をちょっと洗われた後は、胎盤処理が終わらぬ家内につきっきりとなり、結局私が30分ぐらい、ずっと抱えていた。可愛いというより何が起きたのか判らない不安。
子供が出てくる状態も目の当たりにし、神秘的とも言えるのだけど思い出したくないとも思う。人の頭とは思えぬような細長い異物が見え、あの時ばかりは神様に祈った。「まともな子供でありますように!」と。不思議なことに細長く見えた頭は生まれたと同時に丸くなった。

家内には申し訳なかったけど次女の立会いはしてない。立会いたくないという気持ちもあったけど、病院に到着したときはすでに生まれていた。

正直良い親とも言えず、子育てというのが手探りで導いてあげることができなかったという後悔もあるけど、とりあえず成長してくれた。

私が二十歳のときって親と離れ東京で生活していたけど、それなりに大人のつもりだった。だけど両親から見て冷や冷やだったんだろうなと思うのは今になって判る。当時言われた親の小言を私自身が言うようになっている。どう見てもまだまだ子供っぽい。

いずれ結婚(すでに娘の友達など、結婚したり子供がいたりする)などの話もでてくるだろうけど料理も掃除もまともでないような我が子を嫁がせるのは怖い。かと言って家に居座られるのも困るけど。

私なりに生活設計を立てて今まで過ごしているけど、最近の物価の不安定な状況の中で、きちんと生活していけるのか、そのような知恵があるのだろうか・・・。これから更に、難しい社会になるんだと思うと可哀そう。

などと

二十歳になった娘を思い日記を書いているけど、私も正式に二十歳の娘がいる親父になった。飲みに行き、スナックの女の子など、「18歳で~す」なんて言われると興ざめだ。娘より年下なのだ。楽しんで会話なんてできるわけがない。というか悩む。

ダメージ(宮崎座論梅ゴルフ)

2008年07月22日 | ゴルフ
釣りに続き、昨日は実はゴルフ。

今月は行けてなかったので楽しみだったんだけど、釣りの後遺症が思いっきり。

腕を上げることに違和感があり、こんなんで素振りができるんかいな?と思ってたけど、案の定、ショットが冴えない。

後半になると炎天下にて意識も朦朧としはじめ、やはり夏ゴルフは辛いなんて思いながらラウンド。

結果的に後半大きく崩れてスコア103。

最近100は切れていたのでこのスコアは悔しいけど、しばらくゴルフはいいかな・・・なんて気持ちだ。暑すぎ。

日向で船キス釣り

2008年07月21日 | 釣行記


3連休の中日の20日、今年2度めの釣りに行った。日向のシロキス釣りだ。写真は同行したKさん。

先週中頃、日向に船を所有されているAさんから連絡があり行くことになったこのキス釣りなんだけど、実はちょっとした目的があった。宮崎大学のI先生から「青斑メズミゴチ」の標本採取を間接的に頼まれていて、依頼を受けたのは「WEBさかな図鑑」主催者のJUNさんなんだけど、連絡したら20日は仕事が外せず、かわりに仕事仲間のKさんを誘っての釣りとなった。Aさんも同僚を連れて来られておりメンバーは4名。

もちろんシロギスが本命だけどネズミゴチ系の魚は確保してくださいっ!って事だったんだけど、Kさんが最初に釣った魚がこの種のネズッポ科の魚。
私もこの種の同定には自信がないけど、背鰭を開くと模様があることから、まずはそれを確かめる。
・・・・はて?妙に第1棘が長いし、模様も無い・・・・
そしてすぐに異様な匂い。・・・もしや!

これが実は「ヤリヌメリ」という魚で、この種の中でこいつだけは強烈な異臭がする魚なのだ。その匂いたるや、これをクーラーボックスに入れて持ち帰ってしまうと、他の魚にも臭いが染み付いて食べれないとか、クーラーボックスが使えなくなるとか、うっかり手で触ると数日匂いが取れないとか、匂いで釣りを行う気分を失くすとか・・・
とにかくその魚だということがすぐに判った。やばいっ!とすかさずリリース。
すぐに手も洗ったけどしばらくは匂いがとれなかった。その匂いたるや、船全体で感じ取れるほどで、船首で釣れたのに、船尾にいた船長のAさんが「匂いがしてきたぞ」って言われたほどだ。とにかくやばい魚である。

シロギスはというと、なかなか釣れない。季節は最高なのに。
常連の船長のKさんもこんなの初めて、というほど釣れない。どうも海の濁りのせいもあるようだ。そこで新規開拓の場所でかなり岸に近寄って何匹か釣れたものの本調子でもない。それでも初船釣り経験者のKさんは喜んでいたけど私としては不満。
何箇所か巡ってもここぞという場所もなく、昼になった。
とりあえず中休みで船長が肉を焼いてくれた。この船上焼肉がとてつもなく美味い。ビールがあったら最高だけど、さすがに最近は危ないので飲めない。

予定では昼までにそこそこ釣って、暑いからそれぐらいで引き上げようという計画だったけど、船長も意地になってなんとか釣らせる!と、もう一巡り。
そして行った浅場の砂地前でヒット。いつも通りの釣果となる。
入れ食いモードに突入し、皆20から30匹をキープ。型も20Cm強の良型揃い。25Cm程度も釣れて大満足。

私の影の目的魚も3匹はキープでき、ホウボウや中型のチダイなども釣れたりして完全ストレス解消。皆顔から手からこんがりと焼けたこともあり、PM2時過ぎに終了。


ちなみに景色はこんな感じ。










帰りは日に焼けた腕が痛いけど、かき氷を買って食べたり、途中で日向・お船出の湯に行き、Kさんとの帰路も会話で楽しみ超満足。暑かったけど・・・ほんとにいい日だった。
そして自宅ではキス天ぷら用に下ごしらえ。(これは今晩食べる予定)


芸能人

2008年07月18日 | 雑記
先日の東京の帰りの羽田空港で、「がばいばあちゃん」の島田洋七氏を見かけた。同僚が見つけて遠くにいる姿を見てたんだけど、歩いていたら後ろから肩がぶつかり、それが洋七氏で、テレビ同様に騒がしい感じの人だと思った。語り口調も一緒で、同行されていたマネージャーの方かどうかという人にずっと語りかけていた。

空港では今までかなりの有名人・芸能人を見ているけど

随分昔の話だが、宮崎空港で小林亜星・井上順・ケントギルバートの3名を前に搭乗手続きをした。井上順さんが小柄でオーラをあまり感じないなぁなんて思ったり。〈失礼)

福岡空港だったか、何がしかの帰りにビールを買ってカウンターで飲んでたら、その横で1人飲んでるオジサンが板東英ニさんで、声を掛けそびれてしばしチラ見してたら視線を感じられたのか気まずい雰囲気になったり。

1~2年前に羽田で、凄い勢いで駆ける、なんとも派手な出で立ちの人の顔を見たら、「たのきんトリオ」のよっちゃん。野村義男だ。

子供の頃から思いだしても、コンサートなどを数えるとそれなりだけど・・・

これも1~2年前。宮崎県人しか判らないと思うけどUMKの女子アナの「テルミーちゃん」横山美和さんというらしいが、繁華街で見かけ目が合った。私はすかさず知り合いだと思い頭を下げた。向こうも下げた。そして記憶をたどるべくしばし見つめてしまった。

離れてちょっとして「あっ!」テレビの人だ。つまり相手は私を知らないわけで。きっと悩まれた事だろう。

「嫌い」が「好き」になる

2008年07月17日 | 雑記
歳を重ねて、嫌いだったものが好きになるか、そう嫌いでもなくなっていること〈物)が多々ある。

マンガでも「劇画」という分野が嫌いだったのに、今や好きだ。具体的には「さいとう・たかお」の劇画。まだ「ゴルゴ13」は読んでないけど、見向きもしなかった漫画だけど単行本が148巻ってことだけでも支持を得てんだろうと思う。「雲盗り暫平」という漫画を読み、そのストーリーに一気にはまった。

食物だと子供の頃と今では随分感覚が変わっている。
「ニガウリ※ゴーヤ」「ピーマン」大嫌いだったのに。

勉強嫌いは後悔しているし・・・

嫌いだった人も多いけど、その感情も長く携わなければそうでもなくなるし、その嫌いだった感情ってなんでだったんだろうと思う。

「武田鉄矢」がとっても嫌いだった。生理的にというべきかも知れない。どうも若かりし頃には、あからさまに性を語るし口軽という感じに嫌気を感じてたんだけど、今ラジオ番組などを聞くと思慮深い人なんだと思ってしまう。聞き耳を立てるようになってしまってる。

まあ、好きって事はいっぱいアピールしていいけど、嫌いというのは口に出さないほうがいい。向けられた人が、それが好きだったとしたら不愉快になると思う。

たばこ(tabacco)

2008年07月16日 | 雑記
最近たばこの増税の話などを聞くと愛煙者の私には耳が痛いところだけど、1箱が1000円などということになれば、正直辛い。この金額だと喫煙者は現在の2割ぐらいになるという予想もあるようだ。なんとか抵抗して現在約1日1箱の消化を3~4日で1箱、つまり1日に5本程度で抑えられたらどうだろうと思ったりしたけど、数日前、練習だと思って試みたけど無理。これこそストレスかも。

「たばこ」ってよく考えたら、語源はなんだろうと思い検索したところ、漢字では「煙草」と書くけど完全な当て字だ。これほど適当な当て字も珍しいぐらいだ。常識なのに。ちなみにIMEで変換してみても「タバコ」と打って変換可能。
だけどこれはスペイン・ポルトガル語の「tabaco(tabacco)」なんだそうで、世界中に広まった呼び名なんだそうだ。

ところで宮崎県は葉たばこ総売上高で日本一、平成5年には耕作面積も日本一なんだそうで、従事者も1000名弱。ほぼ宮崎県下全域で生産されているが、特に中央部(宮崎・国富・田野・西都など)が耕作地が多い。確かに私の自宅周辺の畑でも時期的に普通に葉たばこの景色を見ることができる。生産農家の事を考えても増税は打撃なんだろうと思うけど、このあたりのケアは考えているのだろうか?

知事も「マンゴ」「宮崎牛」などに続き、宮崎県産葉たばこを宣伝してほしいぐらいだ。宮崎ブランドのたばこ・・・なんてのもいいかも。

・・・とにかく・・・
私はたばこを辞めたくない。というか心中してもいいぐらいで、現段階で禁煙という思想はまったくない。
なんだろう・・・世の中への抵抗というか天邪鬼というべきなのか。500年以上も続く人間の文化なのに、最近の風当たりは酷い気がしているのだ。

イズカサゴ(FileNO53)

2008年07月15日 | お魚紹介


昨日の書き込みで、ぽんたさん及び8818君に教えてもらったマルケイ水産の名だが、ちゃんとWEBサイトも作られていて、それまた店の雰囲気同様勢いもある。見て楽しいサイトだ。しばし楽しんでいた。美しいサイトもいいけど、こんな感じはたまらない。

マルケイ水産

昨日買った「イズカサゴ」なんだけど、この魚屋に行った真の目的とは珍しい魚の発見ということで、願わくば購入して写真に残したいという欲なんだけど、やっと実現できたのがこの魚だ。正直大きな魚は高そうで手がでないし、「ギンカガミ」などは1匹買っても処分に困る。その点この魚なら食べるのも良かろうということ。

ところで写真を見ながら、なんとか「イズカサゴ」と紹介できるかなというぐらいであり、実は同定にあまり自身がない。この種の同定はとても難しい。

写真を見て、一発で判断できるとすれば、尾鰭・背鰭・胸鰭部分に中心が黒い赤色円班があること。細かく見たら背鰭12棘(きょく)8~9の軟条、臀鰭(しりびれ)3棘5~6軟条、胸鰭17~20軟条、頭と体に多くの皮弁があること。胸鰭の上腋部に1枚の皮弁があること。などで判る。写真を見て数を数えてみるけど、まあだいたいそんなもん。現物があると良かったのだけどすでに食べちゃった。

世間でオニカサゴと言われるのが一般的にこの魚だけど、標準和名の「オニカサゴ」は極めて判断が難しく、さほど大きくならない。(20~25Cm程度)

このイズカサゴはよくフサカサゴとも混同されがちのようだが、慣れてくれば、最初の判断基準の赤色円班で区別できるようだ。フサカサゴの尾鰭にはこの斑点がほとんど無い。

マルケイ水産で見たカサゴ類だが、標準和名「カサゴ」や「アヤメカサゴ」と共に陳列棚に並んでいた。並べてあると容易に別魚だと判るのだが、このイズカサゴは特に大物が多い。4~5匹はいたんだけど購入した30Cm程度の魚が一番小さくて、あとは35~40Cm程度。かなり高いだろうと、最も小さいのを手にした。
ちなみにこの魚は深場(水深100~150m)に生息し、成長も遅くこのぐらいのサイズになるには数十年かかるようだ。調査された35Cm程度の魚が推定年齢42歳という記事も見つけた。購入した30Cm程度のものでも10年ぐらいのものだと思われる。そう思うと大事に食べなきゃと思う。

購入した魚は重量にして500gちょっと。そして価格も500円ほどだったんだけど、この価格が高いかというと、とんでもなく安いよう。WEBで相場を調べてみたら、ストアー価格だと500gで1500円程度という記事を見つけた。
そしてとても美味な魚だと至るところで見かける。実際美味しかったけど、これはお得な買い物だったと思う。

ちなみに世間で高級魚(この魚もそうだけど)と言われる魚が、宮崎だととても評価が低い場合がある。たとえば「イトヨリダイ」「アマダイ」などがその例だ。
マグロ・ブリ・マダイなどが流通で一般的で、それ以外の魚は受け付けないという需要。おかげ様で珍しい美味しい魚を安く購入できるのだ。

そんな魚を求めてマルケイ水産に行くのである。

魚屋

2008年07月14日 | 釣り話題
最近釣りに行ってないので魚に触れる機会が少ない。

その不満を解消するためにストアーに入って鮮魚コーナーを見たり、図鑑を眺めたりしてるけど、最近ちょっと楽しんでいる事なんだけど○○水産というところに魚を見に行く。○○とは隠したいわけではなく覚えてないんだけど。
場所はシェラトンホテルに近いけど辺鄙なところで、門川産の朝獲れ魚が運ばれてきて、姿のままずらっと並ぶ。昼2時前後に行かないと魚が無い。早いと到着してないし、遅ければ買われて魚種が減る。

何度か行っているけど、ここで海の状態というか、傾向が判る感じだ。
大きな流れとしては「マアジ」が随分と少ないということと、「カンバチ」の若魚が多いという印象。

魚の種類としては・・・
カンパチ若魚(30Cm前後)・マアジ(40Cm程度数匹以外は10Cm程度の小アジ)・カツオ・マサバ・サワラ・オオニベ・カマス・キダイ・キチヌ・ヘダイ・ウミヒゴイ・ホウライヒメジ・マダイ・カサゴ・アヤメカサゴ・イズカサゴ・イボダイ・ホウボウ・カイワリ・イシダイ・コロダイ・ギンカガミなど・・・

正直判らないのはカマスの種類で、何種か混じっている感じだけど正確な魚名が判らない。

昨日行って楽しめた事は

○初めて「ギンカガミ」を見ることができた。結構獲れるらしく10匹ぐらいあったけど、20Cm程度の個体で、その薄っぺらで独特な形は神秘的。1属1科1属で、おもに日向灘にしか生息していない魚で、干物などに使われる。義理の弟も一緒だったけど驚いていた。

○大きなクロダイだと思っていた魚の頭をよく見たらヘダイだった。大きいと区別しにくくなるんだと思った。

○アカイサキのサイズがびっくり。30Cm程度が標準だと思っていたが、置いてあった魚は50Cmを優に超すサイズ。最初はその魚が何なのか迷った。

○キダイが多いことにびっくり。2種あって15Cm程度のものと30Cm弱のもの。チダイだと思って見ていたものがすべてキダイだった。

夜、弟家族と一緒に実家で食事をするために、マアジとキチヌをさばいてもらい、また魚名に自信がなかったイズカサゴも購入。全部で2000円ほど。
マアジ・キチヌは刺身で美味しかったけど、期待したキチヌはちょっと淡泊な味。(無味無臭)イズカサゴはから揚げにして甘酢あんかけにして食べてみた。これは良かった。魚を工夫して食べるということに最近ちょっと興味が沸いている。