「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

電動彫刻刀

2006年05月29日 | 芸術活動
フィッシュカービングの作成ペースは4月以降めっきり落ちているが、いくつかの理由がある。

その1・先生の作品を見てから自信がちょっと削がれてしまっている。自分にはとても出来ない精密さ。

その2・固いホオノキを削るので相当指先に力が入る。従ってゴルフとの両立が難しい。ゴルフするとき指先に力が入らない。

その3・そんな訳で、電動彫刻刀を購入したが、これが恐ろしいほどの音を発するので平常日の夜に作業ができない。つまり休日の昼間の作業になってしまう。

その4・電動彫刻刀を使うと、あまりにも便利で普通の彫刻刀の利用がバカらしくなってすぐに作業をやめてしまう。(ここの部分は電動だな・・なんて考えてしまい)

そんな訳で相当時間をかけてしまったが、作品造りもスローペースでという気持ちもあって、ちょこちょことは進めている。先週末は、今が旬のイサキ釣りに行きたかったが土曜日は雨で波もあり、昨日(日曜日)は天気は良かったけど強風。
だから作業が進み、工程の半分ほどは進められた。

電動彫刻刀のことだが、4月末に思い切って買った。
金額は1万円程度だが、かみさんには伝えておらずこっそりと。(このBLOG読まれてたら怖いけど、今現在は100%読んでない。・・・と思うんだけどね)
以前から気になっていた道具だが、これほど便利なものだとは思わなかった。イメージとしてはピストンの動きで彫っていくのだろうと思っていたので固い木は無理じゃないのかと思っていたが、心配をよそにとても軽快に彫れる。振動で彫っていく仕組みだ。
電動彫刻刀はホームセンターでも置いてある場所が少なく、ほとんど在庫もない。実は3月ぐらいから休みの暇なときに探していたのだが、数あるお店の中でも唯一1ヶ所にしかなかった。しかも商ケースに展示されていて気軽に手に取れない。何度か眺めていたがちょっと我が小遣いでは厳しい値段。
ネットでも調べていたが案外情報がなかった。とてもマイナーで需要の無い製品なんだと思う。

先日、弟宅に遊びに行った際、ハンドルーターという道具が眼にとまった。
ほとんど使ってないとのことで貸してもらうことになったが、このハンドルーターは回転する。磨いたり細部を作るには適した道具だ。電動彫刻刀とハンドルーターを組み合わせたら、ほとんど完璧じゃないか!と思う。

だけど・・・先生はまったくハンドメイドなんだよね。

本来、これが正しい姿だろうし、今の時代でなければこんな道具は無いわけだけど、たとえばご存知「高村光太郎」という偉大な彫刻家は、こんな道具は絶対使っていない時代にあれだけの作品を作ってるんだから、困ってしまう。
私としては今の時代だから、今の道具をどっぷりと利用すればいいかという、開き直りの心理で、この道具がなければ出来ないという部分を追求していきたいと思う。

ナウル共和国

2006年05月27日 | 雑記
木曜日の通勤途中のラジオの話題なのだが、森本毅郎さんが司会の「日本全国8時です」という番組がある。曜日ごとにコメンテーターが変わるのだが、その中でも木曜日の月尾嘉男(つきおよしお)さんという東京大学名誉教授の方の話がとても面白い。
毎週歓心しながら通勤を楽しんでいるが、今週木曜日の話も記憶に残った。

「ナウル共和国」という国の話だ。

内容は、日本の今後を推測するにナウル共和国のような経緯を辿っていくのではないかという警告なんだけど、現在のナウル共和国はほとんど国政は破綻状態。

ナウル共和国は赤道からオーストラリアの方向(南)に40Kmほどの小さな島で、世界では3番目に小さな国なんだそうだ。ちなみに1番小さいのが「バチカン市国」で2番目がモナコ。ナウルは面積が21.1km2というから日本でもちょっと大きめの市町村程度だろう。人口が約10000人で、その内の7600人がナウルの人。(他は出稼ぎ)

この国は燐鉱石の採掘で生業を立てていて、戦時中はイギリス・オーストラリア等の配下であり、一時期(1942年から3年ほど)は日本軍が占領していたらしい。
1968年に独立しているが、燐鉱石の採掘にかけては世界有数で一時期はサウジアラビアに次ぐ世界でも2番目のGDP国家となり、税金などは一切なく結婚すれば国から一戸建ての豪華住居がプレゼントされるほどだったそうだ。採掘は海外からの出稼ぎで賄われ、原住民は気楽に裕福な生活ができたらしい。

この燐鉱石だが、島自体がアホウドリの繁殖地で、その糞が何百万年もの歳月をかけて生み出したもの。ところが資源には限りがあり、今は採掘場を運営する資金にもならぬほどしか採れなくなっているそうだ。
つまり収入源が断たれている。他のものはすべて輸入でまかなっているので現在は、食べるものにも苦労するほどの貧困状態。島なので政府は国民に漁業従事を呼びかけているが、一度働かなくなった住民には真剣身がなく、かなり切羽詰った状態らしい。
視察に行った国会議員が、(住民のやる気のなさに?)一刻も早く島を出たかったという話だったそうだ。

今、日本は裕福かどうかと問われると意見は別れるだろうけど、食で苦労して無いことは裕福なんだと思う。国が破綻した状態などは想像もつかない。想像しても怖いが、当然職の無い人間で溢れ、ライフラインも絶たれるだろう。おおよそ贅沢品と言えるものは無くなり人はどのように過すのだろうか?同じくラジオで流れる国会中継を聞いていても、この人達ってなんだろうと、なんだか空しさを感じる。

今が旬のイサキ

2006年05月27日 | 釣り話題

イサキは一度、お魚紹介をしているので、詳しくはそちらを見ていただきたい。
イサキ(FileNO28)

イサキと言う魚は全国的にも夏の対象魚だが、味もよくスタイルも釣魚としても品格もあるので人気がある。大きさもまずまずで35~40Cmがポピュラーサイズなので釣り自体が面白い。
お魚紹介に記載してなかった事だが、この魚は内湾では釣れない。
宮崎の周辺だと、もっとも大きな湾ということでは鹿児島の錦江湾ということになるが釣れないらしい。外海に近い佐多岬ぐらいから釣れだす魚だ。程よく潮が動いてないと住めない魚の1つなんだろう。スタイルからも察する事ができる。

実は冬でも宮崎では良く釣れる。だから夏の魚という事でもないんだけど、夏ののっこみ時期に数釣りができるから「夏魚」という事なんだろう。
また夏は夜釣りで釣れる。昼間は餌取りが多く、対象魚を捕え難いが夜なら狙える。多くの魚は夜は活動をやめるがイサキ・アジ類は夜目が利くようだ。決して夜活動する魚という事ではなく昼も反応があるのだが、夜でも活動できるというほうが正しいと思う。

ちなみに「のっこみ」という表現だが、これはチヌ※クロダイに使われる表現だ。春先に沖から産卵のために岸際に集団で訪れる姿を表現したようだ。「のっこみ」=乗り込むということ。正式にはチヌに対して使われる表現だけど、最近は産卵のために集まる魚の様子をのっこみと呼ぶような風潮なので、私もあえて言わせてもらう。

のっこみの様子は幾度となく体験したが、それはそれは凄まじい。これほどの魚が何処に潜んでいたのかと思うほど。産卵が始まると警戒心はまったくなくなり、海も精子で白く濁る。
イサキのそこまでの姿を見た事はないが、調べてみたら、この魚は「多回産卵」というタイプなんだそうで、ちょっとずつ精子(もしくは卵子)を産み落とすらしい。

イサキは棚を釣れ!

これは先日の釣りでも実証できた。1mの棚の差で釣果が変わる。
これがイサキ釣りの面白いところだ。いかに棚をつかめるかなのだ。だから船釣りには棚カウンター付きのリースが必須である。釣法についてもいろんなコツがあるが、これはまた釣行記の中ででも紹介したい。
今が旬である。

イサキのっこみ訪れる時期

2006年05月26日 | 釣行記

写真は魚が血まみれになりいい写真じゃないんだけど、終了時の作業の1つなのである。船釣りの場合、釣り上げた魚はとりあえず船内の生簀に生かしてあるので船から上がるときに〆作業が入る。血が吹き出るので服にも飛び散り、いやな作業の1つなんだけど魚も生かされたまま氷水に漬けられるより苦しみが少ないだろうし、美味しく食べるための作業の1つなのだ。

21日に久しぶりに私が船長の釣りを行なった。同行者はAN師匠で、2人での船釣りも2~3年ぶりかも知れない。
何度か書いた事があるが、船釣りは妙に神経を使うので最近は行けてなかった。
でも、今の時期は船が断然有利である。理由の1つは岸からの場合は急に餌取が増えること。1つは産卵時期なので日頃は岸の壁に居ついているメジナは産卵場所に集まるため、絶対量が減るのではないかと思われる。逆に船だと、その産卵場所を狙えたりできるのだ。

今年は例年と比べて水温が低い状態で推移していたようだが、ここ数日で海は突然夏模様なのだ。いつもは4月下旬から始まる「イサキ」ののっこみが、今年は聞けてなかった。のっこみ時期には大きな群れとなるので数釣りが楽しめる。場所が良ければ1人で半日で50リッターのクーラーボックスに満杯になるほど釣れるのだ。

まあ、21日はイサキ集団にはぶつからなかったようだが、それでも5匹は釣れ、楽しめた。メジナもボツボツで大きいものは1キロほどある。
船だとこの数が不満なんだけど、岸よりもよっぽど釣れているわけで喜ぶべきだろうし、あとから思い起こすと、まあ良かったのかななどと思う。

しばらくは「イサキ」の数釣りが楽しめる時期だ。もう一度ぐらい船で出たいもんだ。

よこせかつひこ展

2006年05月23日 | 芸術活動
よこせかつひこ展

今日、5月23日より28日日曜日まで宮崎市内にある「青木画廊」で開催される。

ずばり作品展の名前が「よこせかつひこ展」だから、実名を出さざるをえないが、我が友人の愛称「よこし」の個展なのだ。

よこしは高校時代からの親友で、1年の時に同じ学級で、部活動が一緒の美術部。

私が「えびの」という田舎出身であるのに対し、彼は「小林」という都会派。
小学校※低学年の頃は「小林」と「東京」はどっちが都会なんだ?と比較していたほどだ。
注:小林は人口3万8千という宮崎でも小規模の市なんだけどね。えびのが2万4千

そんな都会派の彼から学んだのは文化だ。
音楽・芸術もろもろの情報量がまったく違い刺激を受けた。会話も都会的だったのだ。彼が都会的だったのは、小林の中でも自宅が商店街にあり交友もその周辺の面々だった事が影響していたのだろう。

正直、美術の才能と言う面では私のほうが上という意識があった。デッサン・写実は誰にも負けないという自負が私にはあった。だけど今思うに、芸術的な感覚は当時から彼の足元にも及ばなかったのかも知れない。

彼は思い込みの人で、これぞと思う事をとことん追求していく。
そんな彼の作品は圧力が伝わってくる。そんな力強さが高校時代も評価された。
彼はすんなりと芸術大学に進み、すんなり?(一浪したかな?)と学校の職員になった。しかし魂は高校のときのまんまだ。
宮崎の彫刻グループの交友を膨らまし、ずっとポテンシャルを高く維持し続けている。
かといって、おおよそ学校の先生とは言いがたい柔軟な感覚も持っている。遊びも飲みも大好きだ。

最近毎年個展を開いているが、今年は特に来月は現代彫刻・空港展・8月に「2人展」などを控え、作品作りにも集中している。まったく隙間が無い生活に脱帽。

無料です。ぜひ彼の作品を見てみてください。

船舶免許の更新

2006年05月20日 | 雑記
今年6月で船舶免許を取得してから5年になる。

免許の更新は5年ごとで、つまり更新しないといけないのだが、この5年間で制度が二転・三転していて今後も変わりそうな勢いなのだ。

私が取得した5年前は船舶4級という免許だったが、条件は5トン未満の船が限定で、5海里未満の海域でしか運転できないものだった。
1海里 = 1.852キロメートルとの事なので5海里は9.26キロメートル。空気が澄んでいれば充分陸が見えるが霞んでいると見えない微妙な距離である。私のようなサンデー釣師には充分な免許だが、1級を取得すると20海里まで出られるようになり船も規格は忘れたが大きいものを操船できた。
ところが、3年ほど前になるが4級は限定2級ということになり、条件は一緒だが1級に移行することが割安で容易になった。1級も限定があり5トン限定の船しか運転できないが航行区域内はどこでも運転OKというもの。平成16年11月から限定という壁が排除されている。いつの間にか5トンの壁が無くなって20トンまでの運転がOK。(これを書き込むまで知らなかったが)
管轄の国土交通省のページから変更になっているものを抜粋すると、

まず名前だが
「海技免状」→「小型船舶操縦免許証」となる。

免許の種類
ボート・ヨット用免許の1級・2級と水上オートバイ用の「特殊」の3種らしい。
車でいうと1級が「大型」で2級が「普通」そして特殊が「原付」という感じかもしれない。

免許更新後のこと
私の免許は旧4級だが今度は2級になる。これは言い換えれば5海里未満免許だ。20トン未満もしくは24mまでの船に乗れる事になる。今後どのようになるか判らないが1級にアップしようと思ったら筆記試験だけで、確か3万前後の費用で取得可能である。
今、新規に2級を取得しようとすると水上オートバイの「特殊」は別免許であり操船できないが、私の場合は「2級+特殊」ということになるようだ。

あくまでも噂だが、いずれ1級と2級の壁も崩れるのではないかという話も聞く。
本来、船舶免許は国際基準なのだがルールは極めて単純で、「右側通行」という事を意識していればなんとかなる。あとは他の船に近づかなきゃ、車と比べてみると極めて単純だ。操船は「停止・進む・下がる」と舵取りだけだ。ウィンカーもないしギアもない。細かなボタン類がほとんど無いのだ。車と勝手が違うのは舵と実際の動きが一致しないことだけだろうけど、これは慣れだ。海外では車の運転免許を取得すれば船舶免許もくっついてくる所もある。まあ、波が高ければ充分な経験も必要だろう。

今回の更新については1時間ちょっと程度の講習を聴くだけなので気楽だが、嬉しいのは新しくパッケージされる免許が来ることだ。車の免許みたいな作りになっているらしい。5年前はビニールパック(熱圧で両面からパッキングしたもの)だった。

シェラトンに泊まったお話

2006年05月20日 | 雑記

5月2日の夜に「宮崎シェラトンホテル」に泊まった。
家内の提案なんだが連休は遠くに行っても車が多いだけだし、近場でプチ贅沢がしたいと言うもんだから私もその気になり、4月の中旬ぐらいにネットで色々と調べた結果、シェラトンでゴールデンウィーク特別企画なるものがあり、限定5部屋を格安で泊まれるとの事。すでに休日の3・4・5日は埋っていたが2日の夜は辛うじて2部屋開いていたので即決で予約を入れたのだ。(楽天にて)

私の弟にも話して2家族で泊まる予定だったのだが、当日に弟の子供が熱を出し断念。
当日だからキャンセルしても全額支払なので、泣く泣く姪っ子2人を連れて行くことになった。(子供達は仲の良い姪っ子達だから大喜びなんだけど、食事を含む我が家の全額負担である・・・涙)
まぁ泣き言を言っても楽しくないし、家計は家内のお仕事なので、私としては何も考えず楽しむことにした。でもこんな時の家内はいろんな面で太っ腹である。

シェラトンの事を、今更語る事もないんだが宮崎県人ならよ~くご存知の「シーガイヤおよびオーシャン45」である。よくもまあ、宮崎の田舎にこんな設備を作ったもんだと当時から皮肉られ、いつ倒産するのかちょいちょい噂されたが、噂通りというか無謀な計画が露見したのか、案の定赤字のつけを県税でまかなった挙句に、大手ホテル経営グループの「シェラトン」に格安で売り飛ばしてしまったのだ。
まあ全国の第三セクターの設備には同様に赤字の末、倒産して引き取り手もないままで放置されているものも数あるようだから、生きている事は救われてる感もなきにしもあらず。

シェラトンの事を調べてみると、これまた凄まじく、世界65カ国に350のホテルを有するようだ。日本だと宮崎の2つのホテル以外には横浜・札幌・神戸・浦安にあるが写真で見る限りいずれもビッグホテルである。宮崎の2つのホテルとは、前の「オーシャン45」以外に、宮崎では老舗であった「ホテルフェニックス」も最近加わったとニュースで聞いた。その名も「シェラトン・フェニックス・ゴルフリゾート」でダンロップフェニックストーナメントが有名な「フェニックスカントリークラブ」のクラブハウスのすぐ脇に位置するホテルだ。

私達が宿泊したのが前「オーシャン45」で、その名の通り45階建て。宮崎で最も背の高い設備だろう。隣にはシーガイヤと呼ぶ巨大屋内プール施設がある。目の前が浜なのにプールを作った神経も信じがたいものがあるが、ぶり返すけどこれらの施設が到底成功するとは当時から私には理解できなかった。多くの人がそう思っていただろうし、実際1度つぶれた訳だから正常な感覚だと思う。
当時のフェニックス観光の統帥「佐藤むねよし」および県知事の「松形祐堯※すけたか」両氏の構想というか夢のいうのはどんなもんだったんだろう。多分そんなもんないだろうな。利権の固まりだったのかも。賄賂的なもんがあったかどうかは何とも言えぬが松形知事もお菓子の包みぐらいは鬼ほどもらっただろうしな。(菓子が欲しくて、シーガイヤ作ったってか?)

感想を言うと、子供達に対して、とっても良い経験を提供できたなぁって感じ。なんらかんら言っても宮崎ではもっとも豪華なホテルだろうし品もある。雰囲気も簡単に味わえるものではない。食事も・・・実はチェックインしてすぐに近くのイオンに出かけた。翌日の朝食はホテル内でバイキングを楽しんだ。風呂も別料金だったので我慢した。(もちろん部屋には風呂もあるしそれは使えるんだけど、ホテルの外に有料の温泉がある。大浴場から個別浴場など3タイプがあり、部屋から見たら写真のようだけど、なかなか景色も良さそう)
結局何しに行ったかというと「寝て、朝飯食っただけ」というお粗末なものだが、それでいいのだ。そんな贅沢日頃あるか?私にはいままでの人生で無かった。子供達はきっといい経験をしたに違いない。(と思う事にする)

ブラウザのこと

2006年05月19日 | 雑記
もっと時間がゆっくりとあり、精神的な余裕もあり、体力もあればこのBLOGにどっぷりと浸かりたいとも思うのだが、なぜか夜は気力が失せる。
時々こうやって書き込むのは朝早く目覚めたときと休みの日が多いが、書き込みたい事はいっぱいあるけど今書き込むことか疑問に感じちゃう。

ちなみに書き込んどかないとな・・と思うのは連休中の出来事。
シェラトンに泊まった事やゴルフの事など。
また最近釣れた魚のこととかフィッシュカービングの状況報告。また購入したものとか、仕事中のエピソードもそれなりにあるんだけど。

またいずれ。

今、何か書き込もうと思ってBLOGの投稿画面を開いたのだが、ふと「ツールメニュー」が眼に飛び込んできたので眺めていた。知らなかった訳じゃないがあまり気にしてなかった。

私はGooのBLOGを利用しているが、「アドバンス」というタイプを申し込んでいる。有料だ。月額290円なんだけど画像収納容量が1T(テラ)まで使えるし、CSS(スタイルシート)も使えるので画面のイメージを自分専用のものにカスタマイズできる。画像容量が多い事が一番の魅力なんだけど、お金を払うという行為により安心感が生まれる。
初めてWEBサイトを立ち上げた時は無料サービスを利用したが、サーバが不安定で見えなくなったりして苛ついた。そして突然潰れた。だからできるだけ大手(GooはNTTさんだから大丈夫だろう)のもので、無料ではないものを使いたい。

かなり前置きが長くなったが、この有料の「アドバンス」
ツールメニューも充実している。
アクセス解析で検索エンジンのキーワードなども取得できるので、私の書き込みの中でどのような記事がよく読まれているのかが判る。そんな内容を中心に書き込めば、サイトの人気が高まるんだろうが、残念ながらそれは私の目指すところでないのでどうでもよいが、どんなブラウザがもっとも利用されているのかが一目なのだ。

もっとも多いのが
【InternetExplorer 6.x】
これは当然かも。割合としては8割程度という感じ
【Mozilla】
結構目立つ。モジラって馴染みにくいが組織の名前でありブラウザ名は「FireFox」である。タブブラウザを採用していて使いやすく軽快な動きなのが特徴かも。私もテストで入れている。
【Safari】
これも目立つ。調べると、アップル専用ブラウザのようだ。紹介サイトを見たら「かなり高速の呼び込みができる」というのが特徴で、「Mac OS Xの標準Webブラウザ」なんて書いてある。
【Netscape】
だいぶ少なくなった気がする。インタネットが普及し始めはIEも無くて通称「ネスケ」と呼ばれたこのブラウザばかりだったんだけどね。
【Googlebot】
これが目立つ。なんだろうと思い調べると、googleの巡廻ロボットなんだ。チェックされてると思うとちょっと怖い。
【DoCoMo・EzWeb】
携帯だわな。見れるんかいな。
【InternetExplorer 5.x】
これもちょこちょこ。バージョンアップしないのはその理由も定かでは無いが、まあセキュリティ以外ではさほど差もないもんね。
【Opera】
ものすごく少ないんだけど、一時期流行ったな。3~4年前か。最近までliveDoorが有料サポートをやってたような痕跡がある。今は手放した感じだ。

約2ヶ月分を調べ、出てきたのはこれだけ。
私のサイトのようなアクセス数が少ないところで網羅出来る事も無いが、まあおおむね世の中のブラウザってこんなもんなんだろう。

InternetExplorer 7のベータ版が公開されているが、まだまだバグ持ちのようだ。
マイクロソフトの製品はバグがあっても製品化されて、完成するのは時期バージョンが出されるまでという流れだから、あまり気にせずリスクを背負って入れて見る価値もあるかもしれない。でも恐らく数あるブラウザの中でも、もっともメモリの使用もCPU負荷も莫大なブラウザなんじゃないかと思ってしまうのは私だけだろうか??


キュウセン※雄(FileNO47)

2006年05月13日 | お魚紹介

ベラ科の魚は種類が豊富で簡単な身体的特徴として色がとてもカラフルである事があるが、上唇から細い歯がちょこんと飛び出していることでもおおむね判断できてしまう。(すべてのベラ科がそうだという事ではない)
まあ、感覚的にベラ科の魚だ・・・と感じてしまうんだな。
でも侮るなかれ、中には全長2mを超える通称「ナポレオンフィッシュ」※標準和名「メガネモチノウオ」なども属するし、私が見た最大の魚では、同行者が釣り上げたカンムリベラなどは60Cmを超える大物だった。
九州では大分の防波堤などで「カンダイ」として騒がれる大物、標準和名「コブダイ」もベラ科に属する。
この大物達だが、幼魚と成魚では姿・模様が大きく変わるのも特徴的で、また雄と雌の模様が違うという事も面白い。

写真の魚はキュウセンというが雄である。
キュウセンの名の由来は、雌の体の様子から付いたという説がある。雌は中央に太いたて筋が1本あり、その上下に赤褐色の点線が8本あるため合計「9本の線」ということからだ。
ベラ科の魚は磯場や防波堤の壁に居ついている事が多いが、このキュウセンはちょっと小岩があるような砂浜で釣れる。私は磯が中心の釣りなのでほとんど釣った事がなかったが、先日の船キス狙いの釣りで久しぶりに釣れた。
宮崎でも内湾の砂地なら何処でも釣れるのかもしれないが意外と見かけない魚である。関西や瀬戸内では食材としても珍重され、京都では京料理のネタにもされるそうだ。私は食べた事がない。
もっとも低温に強いんだそうだ。ベラ科の魚達はカラフルだが、カラフル=南方の魚というイメージもある。恐らく生息域がサンゴや海草などが鮮やかな海底の場合に魚も擬態として色を近いものに変える進化をしているのだろう。しかしキュウセンは私が見た魚の中でも1・2を争うほどカラフルだ。砂浜でこんなに鮮やかだと、狙われ易いのではないかと危惧しちゃうけど、実際写真の魚は25Cmというかなりの大型のせいか、お腹の下に傷があった。1度は何がしかと戦った証拠だ。
ベラ科の魚は性転換するものが多いが、キュウセンもその魚の1つだ。雌から雄への変異である。従って赤褐色の模様を持つ雌は小型のものが多く雄は大型が多いということであるが、この魚は最初から雄の個体もいて、これは一次雄といい雌と同じ姿をしているのだそうだ。転換したものが青(写真のような色)になるそうで、そのような個体を2次雄という。
釣手法のせいかもしれないが、次は雌の姿も一度拝みたいもんだ。

ネズミゴチ※青斑変異(FileNO46)

2006年05月13日 | お魚紹介

ネズミゴチという魚はシロギス狙いの外道として釣れる。
ネズミゴチと言うより「メゴチ」と宮崎では一般的に呼ばれる事が多い。子供の頃に親父からそう習った。メゴチとはネズッポ科ネズッポ属の魚の総称に成るんだと思うがWEBさかな図鑑で見る限りネズッポ属には8種がある。でも「ネズッポ」という魚はいないし「メゴチ」もいない。

ネズッポ科の魚を見分けるのはかなり難しそうだ。ネズミゴチの身体的特徴はWEBさかな図鑑を引用すると
「雄は第1背鰭の縁辺が黒く、臀鰭の下半部が黒くなり、体側下半部に多くの暗色斜線があり、頬部には黄色地に暗色で縁取られた青色波状斑がある。雌は第1背鰭に白で縁取られた黒斑があり、臀鰭は白く鰭膜に黄色斑がある。また未成熟の雄の第1背鰭にも白で縁取られた黒色斑がある。」ということなんだけど、写真のネズミゴチはちょっと違う。

ネズッポ科の魚は背鰭を広げた際の模様に特徴があるのだが、写真の魚はネズミゴチの雌に近い。ただ第1背鰭の黒色斑が黒ではなくメタリックブルーで白で縁取られてもいない。

この魚は1999年、私の知り合いでもある宮崎在住の「WEBさかな図鑑」「釣りフォーラム」の管理人、JUNさんが発見。その後宮崎からは発見例が相次ぎ、それが全国に波及していった。つまり昔からいたんだけどそれまで意識されてなかったが、気にする全国の魚好きが、釣れた魚を調べて「いるじゃん!」って事である。

この魚の特徴は第1背鰭だけではない。唇が黄色いのである。一般的なネズミゴチは白い。だから釣れてもすぐに「アオハンだっ!」って判るし嬉しくなる。
この魚の写真を初めてまともに撮影したが、体高がないので、ホワイトのボードに体の形の穴を開けて体を固定する。それから鰭をボードに貼り付けるように広げるのだが適度な水分が無いとちょっと暴れるとすぐに鰭は閉じてしまう。なんどもなんども鰭を広げる作業を繰り返し、やっと魚が落ち着いたところでパシャッと写す。完成した写真がデジカメなら直ぐに確認はできるが細部の確認は難しい。パソコンに取り込んでやっと正体が分かるのだが、これが思っていたよりもなんとも味わいある模様なのだ。

私はまだ経験したことが無いが、同じネズッポ科の「ヤリヌメリ」という魚はとても臭いらしい。クーラーボックスに入れてしまうと一緒に入れていたシロギスなどは食べられなくなるほど。クーラーボックスも使いたくなくなるほどだそうだ。その魚を手に持つと、数日間はその匂いがこびりついて気分が悪くなるらしい。姿だけでは判断できないので釣れたらすぐに匂いを嗅ぐ。大丈夫だと思ったら上記のような撮影作業に入る。
WEBさかな図鑑に投稿している猛者達の中には、その匂いにもめげず果敢に撮影に挑み、しっかりと撮影している。
http://fishing-forum.org/zukan/mashtml/M000514_1.htm
魚種は増やしたいがあまり出会いたくない魚だ。

ネズミゴチはかなり美味しい。食感としてはシロギスより好まれるかも知れない。ただグロテスクな姿と釣れて体から出る体液の粘りで嫌われてしまう魚である。
釣れてもリリースされてしまうんだけど、見た目で嫌われ捨てられてしまう魚達って、ある意味それを生存の武器にしているのかも知れないなと思う。遠い未来に海の中の砂浜地帯を占有している魚はこの手の魚なのでは無いかと思っちゃう。ヒラメやマゴチといったフィッシュイーター(魚を捕食する魚たち)もネズミゴチなどはその身体的特徴の顔の横から飛び出す棘(前鰓蓋骨棘)が邪魔になり食べられにくいと思う。
食べて美味しい魚は、食べられて種が絶滅するのを防ぐために姿を醜くしたり棘を持ったりという進化をしているのかも知れないな。