「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

音楽と音と

2009年09月19日 | 音楽
音楽にコダワリがあるかないかと言われれば、ない。
音にコダワリがあるかと言われても、ない。

だんだん年齢を重ね、特に結婚して生活が精一杯と言う中でこのコダワリは捨ててしまった感があるけど、思い起こせばコダワっていたと言える行動もある。

思い出すのは結婚直前に嫁にこっそりとスピーカーを購入したこと。
YAMAHAのNS-700Mというモニター仕様のもので、当時の価格で2本で12~3万だったと思う。もっとも欲しかったのはNS-1000Mという名器だったけど、これは更に5~6万高くて予算オーバー。この時は清水舞台から飛び込む思いで購入し、あとで嫁に随分と言い訳したような思い出があるが、その頃はコダワッていたに違いない。

歴史をさかのぼると、音楽が楽しいと思いだしたのは中学時代で、受験勉強の合間に流れていたラジオ番組の影響かも知れないが、テレビでもザ・ベストテンなんてのは必ず視聴していて、この辺のポップミュージックは今でもカラオケ定番だ。

高校になり、同じクラスのマルケイ君の家に遊びに行き、ステレオ機器で聞かされた松田聖子の「青いサンゴ礁」の音が衝撃的だった。
これがきっかけで多少のコダワリができたとも思える。この時の音楽のピュアな感覚とステレオで聴く音の魅惑感。

その後も彼は次々と私の知らない音楽を聞かせてくれたし、もう1人、美術部の後輩のT君はオーディオマニアで、サンスイのアンプ・アカイのカセットデッキなんてのを自宅に持っていて自慢げに語っていた。彼の部屋のセットで聞いたクリストファークロス「ニューヨークシティセレナーデ」は身震いした。

そんなわけで私は高校時代に単品オーディオの世界を知り、自分でも持ちたいという欲があったのだが、当然資金がなく、当時はFMレコパルという雑誌があったけど、これは定期的に読んで夢を膨らませた。
そして妥協し購入したのが、シャープが出したWカセの先駆け「ザ・サーチャーWGF808」というとてつもなく大きなカセットで、定価で9万5千。これは当時新聞配達で稼いだ何か月分の貯金をはたいて買った自分自身での初大物買いの品だ。

これに接続しレコードが聴けるようにビクターが発売した単品のレコードプレーヤーもセットで買い(これは確か妥協して2万程度のだったと思う)、音楽を楽しんだ。自分でレコードを買うのもままならなかった当時は、知り合いのレコードを借りては録音し、カセットテープコレクションを作っていた。

釣りに行く時刻になったので、この続きはまた・・・