「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

今が旬のイサキ

2006年05月27日 | 釣り話題

イサキは一度、お魚紹介をしているので、詳しくはそちらを見ていただきたい。
イサキ(FileNO28)

イサキと言う魚は全国的にも夏の対象魚だが、味もよくスタイルも釣魚としても品格もあるので人気がある。大きさもまずまずで35~40Cmがポピュラーサイズなので釣り自体が面白い。
お魚紹介に記載してなかった事だが、この魚は内湾では釣れない。
宮崎の周辺だと、もっとも大きな湾ということでは鹿児島の錦江湾ということになるが釣れないらしい。外海に近い佐多岬ぐらいから釣れだす魚だ。程よく潮が動いてないと住めない魚の1つなんだろう。スタイルからも察する事ができる。

実は冬でも宮崎では良く釣れる。だから夏の魚という事でもないんだけど、夏ののっこみ時期に数釣りができるから「夏魚」という事なんだろう。
また夏は夜釣りで釣れる。昼間は餌取りが多く、対象魚を捕え難いが夜なら狙える。多くの魚は夜は活動をやめるがイサキ・アジ類は夜目が利くようだ。決して夜活動する魚という事ではなく昼も反応があるのだが、夜でも活動できるというほうが正しいと思う。

ちなみに「のっこみ」という表現だが、これはチヌ※クロダイに使われる表現だ。春先に沖から産卵のために岸際に集団で訪れる姿を表現したようだ。「のっこみ」=乗り込むということ。正式にはチヌに対して使われる表現だけど、最近は産卵のために集まる魚の様子をのっこみと呼ぶような風潮なので、私もあえて言わせてもらう。

のっこみの様子は幾度となく体験したが、それはそれは凄まじい。これほどの魚が何処に潜んでいたのかと思うほど。産卵が始まると警戒心はまったくなくなり、海も精子で白く濁る。
イサキのそこまでの姿を見た事はないが、調べてみたら、この魚は「多回産卵」というタイプなんだそうで、ちょっとずつ精子(もしくは卵子)を産み落とすらしい。

イサキは棚を釣れ!

これは先日の釣りでも実証できた。1mの棚の差で釣果が変わる。
これがイサキ釣りの面白いところだ。いかに棚をつかめるかなのだ。だから船釣りには棚カウンター付きのリースが必須である。釣法についてもいろんなコツがあるが、これはまた釣行記の中ででも紹介したい。
今が旬である。


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