「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

船舶免許の更新

2006年05月20日 | 雑記
今年6月で船舶免許を取得してから5年になる。

免許の更新は5年ごとで、つまり更新しないといけないのだが、この5年間で制度が二転・三転していて今後も変わりそうな勢いなのだ。

私が取得した5年前は船舶4級という免許だったが、条件は5トン未満の船が限定で、5海里未満の海域でしか運転できないものだった。
1海里 = 1.852キロメートルとの事なので5海里は9.26キロメートル。空気が澄んでいれば充分陸が見えるが霞んでいると見えない微妙な距離である。私のようなサンデー釣師には充分な免許だが、1級を取得すると20海里まで出られるようになり船も規格は忘れたが大きいものを操船できた。
ところが、3年ほど前になるが4級は限定2級ということになり、条件は一緒だが1級に移行することが割安で容易になった。1級も限定があり5トン限定の船しか運転できないが航行区域内はどこでも運転OKというもの。平成16年11月から限定という壁が排除されている。いつの間にか5トンの壁が無くなって20トンまでの運転がOK。(これを書き込むまで知らなかったが)
管轄の国土交通省のページから変更になっているものを抜粋すると、

まず名前だが
「海技免状」→「小型船舶操縦免許証」となる。

免許の種類
ボート・ヨット用免許の1級・2級と水上オートバイ用の「特殊」の3種らしい。
車でいうと1級が「大型」で2級が「普通」そして特殊が「原付」という感じかもしれない。

免許更新後のこと
私の免許は旧4級だが今度は2級になる。これは言い換えれば5海里未満免許だ。20トン未満もしくは24mまでの船に乗れる事になる。今後どのようになるか判らないが1級にアップしようと思ったら筆記試験だけで、確か3万前後の費用で取得可能である。
今、新規に2級を取得しようとすると水上オートバイの「特殊」は別免許であり操船できないが、私の場合は「2級+特殊」ということになるようだ。

あくまでも噂だが、いずれ1級と2級の壁も崩れるのではないかという話も聞く。
本来、船舶免許は国際基準なのだがルールは極めて単純で、「右側通行」という事を意識していればなんとかなる。あとは他の船に近づかなきゃ、車と比べてみると極めて単純だ。操船は「停止・進む・下がる」と舵取りだけだ。ウィンカーもないしギアもない。細かなボタン類がほとんど無いのだ。車と勝手が違うのは舵と実際の動きが一致しないことだけだろうけど、これは慣れだ。海外では車の運転免許を取得すれば船舶免許もくっついてくる所もある。まあ、波が高ければ充分な経験も必要だろう。

今回の更新については1時間ちょっと程度の講習を聴くだけなので気楽だが、嬉しいのは新しくパッケージされる免許が来ることだ。車の免許みたいな作りになっているらしい。5年前はビニールパック(熱圧で両面からパッキングしたもの)だった。

シェラトンに泊まったお話

2006年05月20日 | 雑記

5月2日の夜に「宮崎シェラトンホテル」に泊まった。
家内の提案なんだが連休は遠くに行っても車が多いだけだし、近場でプチ贅沢がしたいと言うもんだから私もその気になり、4月の中旬ぐらいにネットで色々と調べた結果、シェラトンでゴールデンウィーク特別企画なるものがあり、限定5部屋を格安で泊まれるとの事。すでに休日の3・4・5日は埋っていたが2日の夜は辛うじて2部屋開いていたので即決で予約を入れたのだ。(楽天にて)

私の弟にも話して2家族で泊まる予定だったのだが、当日に弟の子供が熱を出し断念。
当日だからキャンセルしても全額支払なので、泣く泣く姪っ子2人を連れて行くことになった。(子供達は仲の良い姪っ子達だから大喜びなんだけど、食事を含む我が家の全額負担である・・・涙)
まぁ泣き言を言っても楽しくないし、家計は家内のお仕事なので、私としては何も考えず楽しむことにした。でもこんな時の家内はいろんな面で太っ腹である。

シェラトンの事を、今更語る事もないんだが宮崎県人ならよ~くご存知の「シーガイヤおよびオーシャン45」である。よくもまあ、宮崎の田舎にこんな設備を作ったもんだと当時から皮肉られ、いつ倒産するのかちょいちょい噂されたが、噂通りというか無謀な計画が露見したのか、案の定赤字のつけを県税でまかなった挙句に、大手ホテル経営グループの「シェラトン」に格安で売り飛ばしてしまったのだ。
まあ全国の第三セクターの設備には同様に赤字の末、倒産して引き取り手もないままで放置されているものも数あるようだから、生きている事は救われてる感もなきにしもあらず。

シェラトンの事を調べてみると、これまた凄まじく、世界65カ国に350のホテルを有するようだ。日本だと宮崎の2つのホテル以外には横浜・札幌・神戸・浦安にあるが写真で見る限りいずれもビッグホテルである。宮崎の2つのホテルとは、前の「オーシャン45」以外に、宮崎では老舗であった「ホテルフェニックス」も最近加わったとニュースで聞いた。その名も「シェラトン・フェニックス・ゴルフリゾート」でダンロップフェニックストーナメントが有名な「フェニックスカントリークラブ」のクラブハウスのすぐ脇に位置するホテルだ。

私達が宿泊したのが前「オーシャン45」で、その名の通り45階建て。宮崎で最も背の高い設備だろう。隣にはシーガイヤと呼ぶ巨大屋内プール施設がある。目の前が浜なのにプールを作った神経も信じがたいものがあるが、ぶり返すけどこれらの施設が到底成功するとは当時から私には理解できなかった。多くの人がそう思っていただろうし、実際1度つぶれた訳だから正常な感覚だと思う。
当時のフェニックス観光の統帥「佐藤むねよし」および県知事の「松形祐堯※すけたか」両氏の構想というか夢のいうのはどんなもんだったんだろう。多分そんなもんないだろうな。利権の固まりだったのかも。賄賂的なもんがあったかどうかは何とも言えぬが松形知事もお菓子の包みぐらいは鬼ほどもらっただろうしな。(菓子が欲しくて、シーガイヤ作ったってか?)

感想を言うと、子供達に対して、とっても良い経験を提供できたなぁって感じ。なんらかんら言っても宮崎ではもっとも豪華なホテルだろうし品もある。雰囲気も簡単に味わえるものではない。食事も・・・実はチェックインしてすぐに近くのイオンに出かけた。翌日の朝食はホテル内でバイキングを楽しんだ。風呂も別料金だったので我慢した。(もちろん部屋には風呂もあるしそれは使えるんだけど、ホテルの外に有料の温泉がある。大浴場から個別浴場など3タイプがあり、部屋から見たら写真のようだけど、なかなか景色も良さそう)
結局何しに行ったかというと「寝て、朝飯食っただけ」というお粗末なものだが、それでいいのだ。そんな贅沢日頃あるか?私にはいままでの人生で無かった。子供達はきっといい経験をしたに違いない。(と思う事にする)