「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

5月6日船キス釣り♪

2006年05月09日 | 釣行記

長期の連休中もっとも楽しみに考えていたのがこの船キス釣りだ。
計画は4月中旬から綿密?に企てられ、釣仲間の「とおるさん」「KJさん」「硝子の鍵さん」「ARさん」および私「あらら」の5人。船はARさんのもの。※いずれもハンドルネームです。
過去数回体験しているこの船キス釣りだが、場所は日向の細島工業港から門川の内湾で、真冬でもキスが釣れるポイントとして有名。勿論夏に向かって活性が高まり数釣りが楽しめる。
この釣りではストレスがかなり発散できる。とにかく釣れるのだ。

釣行開始はAM8時ぐらいから。
宮崎から現地(船付場)までは1時間半程度かかるが、その道程も釣好きの同行者と一緒なら楽しい。途中でコンビニと釣具店に寄ったが1日分の餌ということで1人あたり「岩ゴカイ」のパックを4つ分ほど調達。5人分だと店の在庫がすべて無くなるほどで1パックが300円程度だから4つで1200円ほどの経費。
釣場は時期により変わる。これは経験が必要だが、今回は船主のARさんととおるさんが前日にリサーチして頂いており、私達は何も考えなくても直ぐに釣らせてもらえた。(感謝!)
ただし、天候がいまいちで、最初から風波があり釣りずらい。
最初から釣れると信じて疑わない私としては絶対の自信で仕掛を投入しすぐに釣れ始めたが、一部の方に反応が悪く原因を皆で探りながらの釣り。恐らく私の場合手作りの仕掛が良かったと思われるが既製品だとハリスが太く、デリケートなキスには見破られるのかも知れない。とにかく私の仕掛はマッチしていたようで、コンスタントに釣れ続けた。
他の面々もだんだん釣れるようになり(仕掛を試行錯誤した結果)結果的には全員が30匹を越すような釣果だったが、しかも大型(多くが20Cmオーバー)ということで楽しめた。最大はとおるさんが釣られた26Cm。私は1Cm及ばず25Cmだったが、23Cm前後でも7~8匹。

天候についてはだんだん悪化して風も強くなっていって風波が立ち始める。雨も振りだし午前中で終了しようという意見も出た。
私はすでに満足していた。そこそこにキスは釣れていたし、外道でも「キュウセン雄」「マエソ」「青班ネズミゴチ」という魚も釣れていて、この魚達は綺麗に写真を写したことが無かったため、今回それも実現できて十二分に目的を達成していた。

ARさんに炭焼きで焼肉を準備していただき、コンビニにて調達したオニギリとビールで昼食を満喫。ただしちょうど昼食タイミングで雨が落ちてきたため、船を橋下に移動し雨宿り状態での炭焼。これはこれでとても風情があり、というかめったに経験できない事で思い出となった。
ゆっくりと雑談しながら昼食をしていたが、だんだん雨も止んできて、再開しましょうか?という事で再度釣り場に船を走らせた。風もわずかに納まり終了まで同じ場所を何度も流したが潮流に関係なく終わりまでずっと釣れ続けた。午前中には調子が悪かったKJさんも昼からは追いつけ追い越せという勢いで、神がかり的な釣れ方。多分神様は皆に平等に獲物を分け与えてくれてるんだと思ったり。

とにかく満足満足。これからの季節は餌取魚との戦いだが、そんな魚も一緒に楽しめたら、釣りってほんとに楽しいもんだと思う。釣れない釣りはストレス溜まるけどね。

連休のこと

2006年05月05日 | 雑記
9連休の7日めである。今日は自宅でじっとている予定。明日も釣りのつもり
自分日記として書いておくと

初日
宮崎県南郷町大島(いつもの防波堤)にて釣り。BLOG記載の通り「びっくりサヨリ」で楽しめた。
2日め
釣り具の片付けとか、サヨリの食べ方など模索しながら自宅でぶらぶら。ちょっとゴルフの打ちっぱなしにも行ってみた。
3日め
外に出たのは犬の散歩のみ
4日め
田野町の宮崎国際カントリーでゴルフ。スコアは113で自分的には満足。
帰ってから家族で「シェラトン」に泊まりに行く。連休中何処にも行かない代わりに身近な高級ホテルでちょっと贅沢を楽しもうという企画だ。
5日め
ホテルでゆっくりし、近くのイオンでショッピング。昼過ぎには自宅に戻る。なんだか疲れた。
6日め
再度、南郷町大島(いつもの防波堤)で釣り。大きい魚はサンノジ(ニザダイ)・バリ(アイゴ)が釣れたが特にアクシデントもハプニングもない、あまり面白くない釣りだった。

細かい事はぼちぼち書きます。いずれ・・

サヨリ(FileNO45)

2006年05月01日 | お魚紹介

ホシザヨリなどと言う魚を紹介したので、サヨリも書いとこうと思う。(暇なので)

サヨリは比較的に釣りの対象魚であり、宮崎では時期(晩夏から初秋)になると河口に大きな群れで集まる魚だ。20Cmオーバーがメジャーなサイズで30Cmでかなり大物だろう。そのデリケートな釣り方が面白いのだが一般的には表層に群がる見えている魚を狙う。

魚自体がデリケートで臆病なんだけど相当の群れで集まっているのでいかに散らさないで釣るかが数釣りのポイント。コツを得ると子供でも簡単に釣れる(と思う)
小さい針で餌は米粒大の練餌でもゴカイを細かく切っても、とにかくなんでも良いと思う。

名の由来は「沢(岸辺)寄り」という説があるようだ。

普段釣っているのがサヨリかと言うと実は「クルメサヨリ」という種も多いらしい。淡水域は案外クルメサヨリのほうが多いらしい。今度釣ったら注意してみてみようと思う。簡単な見分け方は下顎の長さが頭部の半分以上を占めているのがクルメサヨリで標準和名「サヨリ」は半分以下(または程度)だ。そういう事だと一昨日釣れたホシザヨリも長い。下顎先端が赤くないのもクルメサヨリの特徴であるらしい。

写真を並べると、その体高の違いがよく判るのでなないかと思う。

サヨリってトビウオと近い魚であるという記載も見た。ホシザヨリは確かにそんな感じだったが、身は違うよなぁ。

ちなみにサヨリの刺身は大好物である。

ホシザヨリ(FileNO44)

2006年05月01日 | お魚紹介

せっかく釣れた魚なので色々と調べたが、基本的にWEB上に情報が少ない=あまり釣れないのか気にされてない魚なのかのいずれかだろう。

しかし、「ホシザヨリ」は私自身は釣暦7年目にして初めて釣った魚であることに間違いはない。私的に大変めずらしい。

50Cmにもなるサヨリが存在することがびっくりなのだ。

WEBさかな図鑑の特徴記載を引用させてもらうと
「体側に4~9個の暗色斑があり、体は側偏し、体高は高い。最大で全長50cmを超える大型になり、肉量も多くて食べやすく美味しい。しかしその味はサヨリには、やや劣る。」

という魚で分布は「伊豆半島以南。インド・西太平洋の熱帯・温帯域、地中海東部。沿岸の表層にすむ。」と言う。いろいろと見たが南方系の魚である。沖縄・奄美などでは時々見られる魚らしい。

サヨリなんだからという事で持ち帰ったが、「食べやすく美味しい」という記載に胸をなでおろした。一応3枚におろして冷蔵庫で眠っているが、その内臓のグロテスクな事にびっくりした。
内臓が黒い幕に覆われているのだがこれ自体がちょっと不気味。そしてその幕と中骨の間に浮き袋がある。海の魚で浮き袋が目立つ魚も少ないと思われるが、その浮き袋の構造が不気味で中に気泡がぎっしりと詰まっていて見た目に気持ち悪い。
さらに内臓の膜の外側は緑色に見える。なんとも・・・

身は驚くほどの白身だ。トビウオとかボラなどの薄いピンクを想像していたが、真っ白と言う感じ。これは過去に経験した事がある魚としてはアカヤガラが近いかも。って言ってもアカヤガラもマイナーだからなぁ

メジナ狙いのフカセ釣りでの獲物だったんだけどウキがスッーと沈み、合わせると外れるので糸を張って待っていると手元にビクッ。
タモを使わないと上げられないほどの大きさで、長いのでタモ入れにも苦労。
とにかくコツを得て4匹は釣ったが食べられる魚なのかも不明なのでそれ以上はやめて昼食にした。(粘ればあと数匹はゲットできただろう)

びっくりサヨリ

2006年05月01日 | 釣行記

世の中にはまだまだ未知の魚が潜んでいるもんである。

写真は昨日釣れた「お化けサヨリ」だ。横に置いているペットボトルが小さく見えるがボトル自体は23Cmほどなのだ。つまり魚は50Cmほどになる。

実物をみないとイメージしにくいと思うがほんとに大きいのだ。
だから釣れて大騒ぎした。いわゆる一般的な標準和名「サヨリ」では無い事は明らかなんだけどこんなに大きくなる種は意識した事がないし、だけど姿形はサヨリなのだ。見た目にはダツにも見え、もしかしたらあまり意識してない釣り人ならダツで扱われてしまうかも知れない。
でも歯はないし思いっきりのサヨリの特徴である受け口(下顎が長い)だし小さくしたら、まんま「サヨリ」なのだ。
サヨリとの違いは体が太いことと体に縦帯黒斑があることだが、下顎の先っちょが赤いのがサヨリの特徴そのままである。

興奮した。

大きい事に興奮し、久しぶりに出会う魚種の不明な魚であることに興奮。

2月5日以来の釣りで、さほど期待してなかっただけに大満足である。

海の状態はあまり良くなかった。釣れた魚はこの「お化けサヨリ」が師匠と合わせて合計6匹のほか、「キタマクラ」「アカササノハベラ」「ハコフグ」「カワハギ」という潮が悪い時の外道のみ。本命のメジナはボウズ。

だけど満足なのだ。

この巨大サヨリは標準和名「ホシザヨリ」という魚らしい。結構美味しいそうだ。(塩干ししており、まだ食べてない)