
写真は魚が血まみれになりいい写真じゃないんだけど、終了時の作業の1つなのである。船釣りの場合、釣り上げた魚はとりあえず船内の生簀に生かしてあるので船から上がるときに〆作業が入る。血が吹き出るので服にも飛び散り、いやな作業の1つなんだけど魚も生かされたまま氷水に漬けられるより苦しみが少ないだろうし、美味しく食べるための作業の1つなのだ。
21日に久しぶりに私が船長の釣りを行なった。同行者はAN師匠で、2人での船釣りも2~3年ぶりかも知れない。
何度か書いた事があるが、船釣りは妙に神経を使うので最近は行けてなかった。
でも、今の時期は船が断然有利である。理由の1つは岸からの場合は急に餌取が増えること。1つは産卵時期なので日頃は岸の壁に居ついているメジナは産卵場所に集まるため、絶対量が減るのではないかと思われる。逆に船だと、その産卵場所を狙えたりできるのだ。
今年は例年と比べて水温が低い状態で推移していたようだが、ここ数日で海は突然夏模様なのだ。いつもは4月下旬から始まる「イサキ」ののっこみが、今年は聞けてなかった。のっこみ時期には大きな群れとなるので数釣りが楽しめる。場所が良ければ1人で半日で50リッターのクーラーボックスに満杯になるほど釣れるのだ。
まあ、21日はイサキ集団にはぶつからなかったようだが、それでも5匹は釣れ、楽しめた。メジナもボツボツで大きいものは1キロほどある。
船だとこの数が不満なんだけど、岸よりもよっぽど釣れているわけで喜ぶべきだろうし、あとから思い起こすと、まあ良かったのかななどと思う。
しばらくは「イサキ」の数釣りが楽しめる時期だ。もう一度ぐらい船で出たいもんだ。
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魚にも狭いクーラーボックスの中で苦しみやストレスを与えることなく、即死(こんな表現でいいのかしら?)させるってことになるんでしょうか。
でも大変な作業・・・みたいですね。
命を頂くのだから、あとはなんとか美味しく食べてあげないと罰があたるぞ。なんていつも考えます。
「血抜き」ですが、この作業を怠ると身に血が巡ってしまいますので、味が生臭さを増します。
「〆め」ですが、これを怠ると、魚は苦しんで暴れますが、暴れただけ身が疲労するそうで、そんな身は味が落ちるそうです。
五島列島で出荷される「ゴンアジ」だったけな。これは網で獲れた魚をいったん生簀でストレスを無くすために数日置いてから出荷されるそうです。網で確保された際に暴れた事による味の劣化を取り戻すためです。
〆る際もいろんな方法がありますが、普段は脊髄の部分にナイフを入れるようにします。
血が飛ぶのは〆めではなく、血管を切る作業を行なうのですが、それからしばらくは生かしておきます。より血が抜けるようにです。
マグロなどの遠洋漁業ではそんな作業ができないから、鮮度を保つためにかなり温度の低い冷凍庫に早く入れ急速に凍らすようです。