「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

レッドサーモンという魚

2006年02月27日 | 雑記
レッドサーモンで検索してもほとんど魚体写真が出てこない。(イメージ検索で)
ベニザケだとちょっと多くなる。
RedSalmonならかなり多い。海外のサイトだけど。

WEB魚図鑑では「ベニザケ」になる。まだ画像が登録されていないから簡単に釣人が釣らない魚なんだろう。というか択捉島が南限だから純粋な日本産は無いという話である。

ヒメマスという魚はベニザケの陸封型である。ヒメマスも移植されたサケ科の魚の1つであり、1903年から「和井内貞行」により十和田湖への移植が有名(※WEBさかな図鑑より)らしい。

秋田県の田沢湖のみに生息していた日本産固有種の「クニマス」と呼ばれるヒメマスの亜種がいたようだがこれは1940年台に絶滅しているそうだ。そんな絶滅種というのもいろいろあるんだろうな。ちなみに田尻湖って最大深度423.4mという日本一深い湖なんだって。(習ったのかな??)絶滅の原因はダムの建設により、強酸性の河川の水が湖に入った事。クニマスを含む多くの水生動物が数年のうちに死滅したそうだ。

直ぐに話がそれちゃうが、「フィッシュカービング」でいろんな図鑑を見ているうちに、だんだん魚への興味が深くなる自分の姿。
専門家には程遠いが人並み以上に語れるほどの知識にはなっているかなという自負。
今回サケ科の魚2種を作ったわけで、ちょっと知識も深まったかも。

サケ科の魚は日本に移植された時期も古く、日本産のような扱いをされてもいるが「ブラックバス」などと変わらぬ日本産魚を脅かす存在ではあるのだ。
しかも、養殖・放流も盛んに行なわれていて地域固有の特徴も無ければ、たとえば「アマゴ」と「ヤマメ」の交配種など訳の判らぬ状態である。
ニジマスなど、どこぞの「釣り大会」などで、平気に放流してるしね。

作品2・「レッドサーモン」完成

2006年02月27日 | フィッシュカービング作品


写真が完成品である。なんとも派手な色なんだけど、こんな魚だからしょうがない。
実はお手本になる写真がほとんど無くこんなもんかいな?って感じで色塗ったから不満は残る。
完成直後の昨晩はなんとも後味悪い気がしてたが、今日仕事から帰りあらためて見てみたら、結構、良いかな♪

前作よりちょっと大きいが、「やまめ」はリアルサイズだったのに対し、今回はミニチュアで、プラモかフィギアを作っている感覚。
前作よりも高度な堀り作業が要求されたが、魚に反りがあり、また口が開いているので悩まされた。

昨日は初めて先生の手ほどきを受けたが、さすがに熟練の技がある。塗り方は最初の「やまめ」とまったく違った。ほとんど面相筆を使うのだが思い描いていた塗り方とはまったく異なるものだった。

手先が器用である必要はあるな。最近微妙に老眼も入ってきてるのか、どうも細かい作業がやりにくい感じ。もともと眼は悪いんだけど。

いろいろな障害を克服し、とりあえず完成なのだ。
前作・今回ともに鰭の具合が良くない(へたくそ)が、まあこれは修練あるのみと思う。顔つきは今回もなかなか良いかも。目を入れると、とたんに顔が生きてくるのが面白い。

さて次回からが本番だと思っている。一応先生に告げたところ一般ウケしない魚だね!って言われちゃった。鱗も多くて小さくて、かなり上級者向けらしいのだ。